ポルシェ・ターボRSR934 イエーガーマイスター その10 砥ぎ出し
2020年12月23日
クリアを吹いてから18日が経過したのでしっかり塗膜が固まってくれたと思います。いよいよ年内完成を目指して仕上げに入っていきます。今回はボディの砥ぎ出しをしました。ピカピカのボディになりました。
詳しくはつづきをどうぞ…
ペーパー掛け
厚く吹いたクリア層を平らに削ります。使うのは裏が粘着シールになっているサンドペーパーで800番、2000番、3000番を使います。本当は1500番も使うのですが、切らしてしまってしかたなく飛ばしました。シールになっているペーパーを1〜2cm角くらいに切って指先に貼り削っていきます。全体にペーパーがかかった状態ではキレイなツヤ消しになります。
クリアはデカールがある部分はデカールの分だけ盛り上がっています(左図)。指先でさわると凸凹が分かります。ここを800番のペーパーで削ってクリア層が真っ平らになるようにします(右図)。最初はデカールの周囲にうっすらと見えていた透明な余白も、デカールが完全にクリア層に埋まってしまうと(正しくはクリア層が真っ平らになると)、まるでデカールが塗装の中に溶けてしまったかのように見えます。こうなったら削りは完了です。
コンパウンド
すっかりツヤ消しになったボディを今度はコンパウンドで磨きます。最初はタミヤの荒目を使います。この段階で結構艶が出てきます。これをさらに艶やかにするために細目、仕上げ目と進みます。コンパウンドを変えるたびに磨くために使う布は買えますし、ボディは食器洗いを使ってコンパウンドを洗い流します。
さらにハセガワのセラミックコンパウンドで磨きます。今度も水洗いと布の交換はちゃんとします。そして仕上げにハセガワのコーティングポリマーを塗って終わりです。今度は水洗いはしません。デカールはまるでボディに直接描かれているみたいになじんでいます。
ちょっと失敗
一部失敗をしてしまいました。こういうエッジの部分は注意して削らないと削りすぎてしまうことは十分に承知していたのですが、やらかしてしまいました。タミヤのデカールはすごく薄いってことを忘れていました。ここは筆塗りでリタッチするしかないですね。面積がすごく小さいので目立たないようにできると思うのですが・・・
このサイドモールも削りすぎです。それもかなりですよね(;^ω^)
まぁ、この黒い部分は上からもう一度筆塗りでツヤの調整をするのでその時に一緒に直しちゃいましょう。
これで砥ぎ出しは完了です。ピカピカのポルシェになりました。ただ窓枠やバンパーやサイドモールのゴム部分も一緒にピカピカになってしまったので、ここは筆塗りで上から半ツヤの黒を重ねてツヤの修正をする予定です。
(全作品完成まで あと117)
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