3号突撃砲G後期型 その14 戦闘室装備品の組み立て
2023年4月29日
Category : AFV ドイツTags : 3号突撃砲
戦闘室の床面が出来たので、そこに取り付ける装備品を作ります。壁面には物入れやら電装部品、ガスマスクなどの装備があります。また大きなものでは、砲弾ケースがあります。これらを組み立てます。本当は塗装して取り付けるところまで行くつもりだったのですが、パーツを切り出して整形するところまでで力尽きました。
詳しくはつづきをどうぞ…
砲弾
まずは砲弾ケースに収める砲弾を作ります。砲弾ケースは前後2段になっており、手前側の砲弾ケースは折りたたみ式になっていて、使い終わると壁面にたためます。その後、その奥にある砲弾ケースの砲弾を使います。それぞれ15本ずつ収納されており、ここだけで30発の7.5cm砲弾を搭載できます。
奥の砲弾ケースは満タンになっている状態で組み立てます。一方手前も満タン状態から空っぽまで好きなように作る事が出来ますが、今回は戦闘中のフィギュアが付属しており、しかも装填手は、今正に砲弾を込めている最中のポーズです。そこで1発は抜けていないといけません。
そこで、15発のうち14発を用意することにしました。一番上の段を空っぽにして11発でもいいかもしれませんね。キットには真鍮製の砲弾が2発入っているので、それを一番目立つ最上段に置くことにして、その下にくる砲弾はプラのパーツから作ります。
プラパーツの砲弾は、ほとんどが同じ形の砲弾ですが、あと2種類、異なる砲弾も入っています。今回は全部同じ徹甲弾を使います。他の種類はたぶん、榴弾と成型炸薬弾かと思いますがそれは他の砲弾ラックに収められていることにします。
砲弾パーツはパーティングラインが強いので、削るのがなかなか面倒でした。砲弾のお尻には写真の様にエッチングパーツを貼り付けます。これで全体を金色に塗れば、結構良い感じになると思います。
砲弾のサイズ
砲弾をラックに差し込んでみたら、プラ製の砲弾は所定の位置まで入りません。真鍮製はちゃんと入るので、どうやら少し太いようです。これを少し細く削り直すのはなかなか大変そうです。
ラックの穴を広げる
本来なら砲弾を細く削り直すのが正しいのですが、ほんのチョッピリのことなのでラックの穴を広げることにしました。プラ製の砲弾が入る下から3段だけをリューターで削って広げました。上から2段目には真鍮製の砲弾が入ります。最上段は空っぽにします。そういえば、空になった薬莢はどうしてるんでしょうね?そのまま車内に転がっているのなら、空薬莢を作らないといけません。ですが、こんなに大量の薬莢を足元に転がしておくとはちょっと考えられません。う〜ん、気になる…(~_~;)
その他のパーツの準備
その他のパーツも切り出して整形します。組み立て作業はありません。砲弾ケースは真ん中が少し引けていたので、幅広のスティックヤスリでガシガシ削って面を出しました。削ったのは上の面と、戦闘室の内側をむいている面だけです。下と壁側は見えないので、そのままです。
塗装して戦闘室内部に取り付けようかと思ったのですが、その前に戦闘室内部のスミイレやウエザリングをすることにしました。砲弾ケースなんかを付けてしまうと、その下や奥がやりにくくなると行けないので、先に済ませておくことにします。次回はその作業を行います。
(全作品完成まで あと116)
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