3号突撃砲G後期型 その16 戦闘室装備品の塗装と取り付け
2023年5月2日
戦闘室内にある装備品などを塗装して取り付けます。座席や補器類、ガスマスクなどの装備品、それに大量の砲弾です。特に後の砲弾はケースではなくむき出しのラックになっているので、1つずつ塗装してやらねばいけません。
詳しくはつづきをどうぞ…
装備品の塗装
装備品を塗装します。それぞれの装備品に対して色の指示はありませんので、適当に塗り分けました。車外に置かれる消火器は、車体の色と同じ色で塗られるのですが室内の場合は目立った方が良いので、消火器らしく真っ赤に塗っています。
車長の座席
塗装した装備品を床や壁に取り付けます。ほとんどのパーツは難なく取り付けられるのですが、赤丸の箇所に付く車長の座席は、説明書のままでは上手く付けられそうもありません。説明書のままでは座席はただの板なので、強度が足りないように思えます。赤丸の部分を見ると、支えの脚が付きそうな雰囲気ですよね。ダボ穴もありますし。
説明書の図をよく見てみると、座席の下に三角形のパーツがあるようにみえます。そこで、ランナーを隅から隅まで調べてみると、H66がそれらしいパーツに見えてきました。念のためにこの後の工程を目を皿のようにして隈なく調べたのですが、H66は出てきませんでした。おそらくこれが車長席の脚じゃないかと判断して、座面の下に取り付けました。
説明書を調べたときに分かったのですが、今よりずっと後の行程で、なんと装填手の座席の取り付けが出てきます。これは今回一緒にすませてしまうことも可能なので、車長の座席を塗り直すついでに、装填手の座席も塗っておきました。
砲弾の塗装
砲弾ケースと砲弾も塗装します。前の箱になった砲弾ケースは塗装後組み立てました。後の裸のラックは車体に取り付けながら組み立てます。
砲弾ケースを取り付けました。この後に砲弾ラックを組み立てる前に、スミイレとウエザリングをすませておきます。ついでに消火器などの装備品のスミイレをすませました。
取り付ける前のラックの腕もスミイレだけすませています。写真には写っていませんが、この腕と対になる砲弾の前の方にある、穴あきのボードもスミイレをして取り付けました。
砲弾のデカール貼り
キットには砲弾に貼るデカールがたくさん入っていました。説明書には何の指示もないので、どれを使って良いのかわからないのですが、薬莢の部分には黒い文字のデカール、弾頭の部分には赤い文字のデカールを貼り付けました。写真ではデカールが貼られていない砲弾もあるように見えますが、それはデカールが向こう側をむいているだけで、全部に貼っています。
7.5cm徹甲弾のマークを調べていて、薬莢の先に赤いラインがあることに気づいたので、塗装しました。下地にツヤ消しの白を塗ってから赤で塗っています。赤は発色が弱いですからね。
砲弾ラックの組み立て
砲弾ラックを組み立てていきます。下の段から順番に接着していきます。それぞれのパーツは全部イモ付けなので心許ないのですが、接着箇所が多いのでわりとしっかりしています。
最上段の真鍮製の砲弾だけは、アロンアルファで接着しています。下の段の塗装で仕上げた砲弾と、無塗装の金属製の砲弾では質感が違いますが、下の段は影だから…ということにします(;^ω^)
さて、これで戦闘室の内部は下半分が完成しました。まだ上半分や主砲が残っているのですが、次の行程は機関室です。エンジンだけできているので、残りのラジエターや燃料タンクを作って組付けていきます。これもなかなか大変そうです。
実は今夜から友人と遠征に出かけます。ゴールデンウイークですからね。どこへ行くかはまた後日レポートします。帰宅するのは4日の遅くになりそうですし、5日6日と嫁に行った娘が帰ってきているので、家族サービスです。そんなわけで、プラモの制作は数日お休みします。いいとこなんですけどね。
(全作品完成まで あと116)
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