7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 その8 インテリアの仕上げと車体上下の貼り合わせ
2024年6月27日
Category : AFV ドイツTags : 1号戦車7.5cmPak40/Stuk40

塗装をしたインテリアを仕上げます。スミ入れやドライブラシ、そしてウエザリングを施します。これで車体の上下を貼り合わせることができます。
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スミ入れとウオッシング

まずはスミ入れです。クレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを、瓶生のまま直接スミを入れたい箇所に塗ります。わりと乾燥が早いので、少し待つと触っても指に付かないくらいに乾かします。

ベッチョリと付いた余分のウエザリングカラーを拭き取っていきます。平筆に溶剤を染ませるのですが、その溶剤もティッシュなどで吸い取り、筆の濡れ具合を調整します。その平筆でウエザリングカラーを拭き取っていきます。溶剤で洗っている感じなので、ウオッシングなんですね。どこまで拭き取るかで、薄汚さが調整できるのですが、今回はわりと残し気味にしています。
ドライブラシ

次はエナメル塗料を使ってドライブラシします。昔はドライブラシは、その名前から、カサカサの塗料をエッジにこすりつけていたのですが、現在では逆に、薄めた塗料をフィルターのように乗せていきます。
基本色に近い色から始めて、だんだん白を混ぜて明るくしながら、4段階ほど重ねます。色が白くなればなるほど、塗る範囲を狭くしていきます。これでエッジが強調され、精密感がグッと増します。
チッピング

次はチッピングです。エナメルのジャーマングレーとハルレッドを混ぜた色を、スポンジでポンポンと押して、塗装面のハゲや錆を再現します。手で触れる箇所や、たくさん踏みつけられる箇所にたくさん入れます。
泥汚れ

最後にインテリアの泥汚れを付けます。Mr.ウエザリングカラーのサンディウオッシュをあちこちに塗って、溶剤でぼかします。あんまりゴシゴシすると先に行った作業の分が溶けちゃうので、あまりしつこくはしません・・・とここまで書いて、そういえば全作品で購入した水性ウエザリングカラーを使えばよかったってことに気づきました。まぁ、この記事を書いていると言うことは、既に車体の上下を貼り合わせた後なので、手遅れです。車体の外を仕上げるときは、忘れないように水性を使う事にしましょう。
車体上下の貼り合わせ

車体の前部の貼り合わせ部分の溶接痕も再現してやります。これで車体の上下の貼り合わせは完了です。次回はフェンダー上のOVMなどの装備品を取り付けます。もう少しで組み立て作業は完了ですね。
(全作品完成まで あと114)
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