7.5cm砲搭載1号戦車B型対戦車自走砲 その12 ウオッシングとチッピング
2024年7月8日
Category : AFV ドイツTags : 1号対戦車自走砲1号戦車7.5cmPak40/Stuk40
仕上げの最初はスミ入れとウオッシング、そしてチッピングをしました。小さな車輌なので一気に仕上げちゃえるかなと思っていたのですが、そうもいきませんでした。まぁ、急ぐわけじゃ無いので、ぼちぼちと進めます。
詳しくは続きをどうぞ・・・
スミ入れとウオッシング
まずはスミ入れとウオッシングです。スミはクレオスのMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンを、原液のままパネルラインやスミの入りそうな箇所にベタベタと塗っていきます。そしてちょうど写真のように触っても取れないくらいに乾いたら、専用の溶剤で洗いながら拭き取っていきます。まさにウオッシングです。この写真ではエンジンデッキの上が拭き取り済みの状態です。
主砲も同じ様にスミ入れとウオッシングをします。ただ非常にゴチャゴチャとしたモールドがあり、拭き取りが困難な場所は、薄めたウエザリングカラーを流すだけにしています。
OVMの金属部分の仕上げ
OVMの金属部分を仕上げます。錆色のピグメントを作り、エナメル溶剤で溶いて金属部分に塗ります。
ピグメントが乾いたら、綿棒でこすって余分を落とします。今回は割と落とし気味にしています。また、その際にメタルカラーのダークアイアンの表面の粉っぽい部分をこすり取るので、その下から金属光沢があらわれます。OVMの木の部分にも汚しを入れて、使い込んだ感じにしました。
スミの追加
溝に入ったスミはウオッシングでも残るのですが、ボルトなどの周囲は取れてしまっています。そこで薄めたウエザリングカラーをボルトの周囲などに流してスミを追加します。
チッピング
エナメルのジャーマングレーとハルレッドを混ぜた焦げ茶色で車体の傷を再現します。小さく切ったスポンジに付けてポンポンとスタンプします。付けすぎたら、溶剤で溶かして拭き取れば良いので、わりと気軽に作業出来るのが良いですね。
ジャーマングレーの車体部分は、チッピング塗料に黒を混ぜて、もう少し暗い色にしてスタンプします。エンジンデッキは事実上の戦闘室なので、激しくチッピングを入れました。特に装填手はエンジンデッキの上に立って作業するので、右側は特にボロボロかと思います。砲手は座りっぱなしですから、左側はそれほど削れないはずです。
マフラーの錆
マフラーとマフラーカバーを仕上げます。下地に茶色を塗ってあるので、そこに錆色を作ってドライブラシします。仕上げに赤身を強くした錆色のピグメントをエナメル溶剤で溶き、塗りつけます。乾いたらこすって余分を落とすのですが、ところどころそのまま残します。良い感じでボロ錆びになりました。
今日はここまでです。若い頃のように夜遅くまで作業を刷ることは出来ません(;^ω^)
次は車体の下部を汚して、いよいよ履帯を取り付けます。
(全作品完成まで あと114)
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