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マクラーレン MP4/6 ホンダ その27 リアウイングの研磨

Category : 自動車

Scale : 1/12 Maker : タミヤ Post : 487-27

リアウイングの研磨

次の工程はリアウイングの組み立てです。リアウイングにはデカールを貼るので、その準備を進めます。今回は表面を研磨してデカールを貼るための下地を作ります。

詳しくは続きをどうぞ・・・

2000番のペーパーで研磨

2000番のペーパーで研磨

まずは2000番のペーパーで削ります。いきなり2000番を使うのは、すでに塗装の段階で平滑になっているので、この番手で十分だからです。ペーパーはBuflexという裏側がシールになっている、薄いプラスチック製のサンドペーパーです。裏側がシールになっているので、これを消しゴムに貼り付けて、ヤスリとして使います。未使用の消しゴムは表面がまっすぐなので、キレイに削ることが出来ます。消しゴムはダイソーで20個ぐらい入って100円ですからね。すごくお値打ちです。

コンパウンドで研磨

コンパウンドで研磨

ペーパーがけですっかりツヤ消しになった表面を、コンパウンドで磨きます。コンパウンドはタミヤコンパウンドを使います。タミヤのコンパウンドは粗目、細目、仕上げ目の3種類があるのですが、順番に磨いていきます。

コンパウンドはケチらずにたっぷり使うのがコツです。また磨くための布はそれぞれの番手で換える必要があります。この布もタミヤの純正を購入して使っています。コンパウンドと同じ色で染められており、3枚セットになっているので、便利です。

コンパウンドの洗浄

コンパウンドは次の番手に移る前に、きれいに洗い落とします。右の洗顔用ブラシに食器洗い洗剤を付けて優しく洗います。奥まった所や、穴の中は、左のジェット水流で歯磨きをする、口腔洗浄器で洗います。昔はPanasonic製が2万円くらいしたのですが、今では中国製でほぼ同じくらいの性能の物が、5000円もしないで買えます。歯もきれいに磨けますし、プラモもキレイに洗えます♪

コンパウンドで研磨

最初はツヤ消しだった表面が、だんだんツルツルになります。コンパウンドは最初は指先に引っかかりがあるのですが、研磨されてくると、力がフッと抜ける瞬間があります。そうなったら、その番手での研磨は完了です。

クリアコート

クリアコート

今回、デカールのほとんどは白い部分に貼られます。ところが、このリアウイングの縦の板だけは、赤い部分にデカールを貼ります。以前マルボロカラーのヤマハのバイクを作ったときに、この赤に貼った部分で、塗料がデカールにしみ出したことがありました。最後のクリアコートの溶剤で、赤の塗料が溶けたためです。今回はそれを防ぐために、赤の塗料の上に、クリアの層を作り、赤の塗料がデカールにしみ出すのを防ごうと思います。そのため、このクリアは厚めに塗っています。

カーボンデカール

カーボンデカール

白い小さい方のリアウイングの端は、カーボンが露出していて、黒くなっています。最初はマスキングで塗り分けたのですが、マスキングが上手くいかず、キレイに塗り分けられませんでした。そこで、カーボンデカールを幅1.5mmで切り出して、貼り付けました。最初からこうすれば良かったですね。

リアウイングの研磨

そんなわけで、再び乾燥待ちとなりました。縦の板の表面が凸凹しているのは、クリアの層の為です。このクリアの層も一度研磨してからデカールを貼ります。なかなか進みませんが、あせらず進めます。

オマケ・・・ボディの研磨

ボディの研磨

とはいえ、なにもしないで待っているわけじゃありません。おおきなボディの研磨も始めています。ボディは曲面が多いので、ペーパーは消しゴムではなく、指の腹に貼り付けて削ります。塗膜の凸凹がなくなるように削ります。特にマスキングテープを貼った塗り分け部分は少し段があるので、段がめだたなくなる程度に削ります。

(全作品完成まで あと114)

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