天川村サイクリング
2024年8月19日
お盆休みの間はとても良い天気が続いたのですが、塗装をやり直したため、MP4/6は一時休止です。他のキットをとも考えたのですが、仕事が今までに無いくらい舞い込み、会社のスタッフが交替で盆休み返上で出勤してくれるため、社長としては休むわけにもいかず、毎日仕事に追われてました。
それでも毎年恒例のお盆の行事、天川村サイクリング&天河大弁財天詣でには行って来ました。天河大弁財天は車で片道4時間もかかる、奈良県の山奥にある神社なのですが、サイクリング友だちのO君は30数年来の熱心な信者で、私もサイクリングがてら、ここ数年は年に2回お付き合いしています。
年末はお祓いだけなのですが、夏の楽しみは、この天川村のサイクリングです。上の写真の様な林道がコースの大半を占めており、早朝は寒いくらいの気温です。たぶん20°Cそこそこじゃないでしょうか。路面こそそれほど良くは無いのですが、車はほとんど来ませんし、坂さえなければかなり快適です。
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天ノ川沿いをサイクリング
前日の夕方に自宅を出発し、天河大弁財天を目指します。昼間なら渋滞覚悟の名阪自動車道ですが、夜はもう大丈夫です。9時過ぎに弁財天の駐車場に到着し、途中で購入した中華料理を肴に、ちょっとだけビールをいただき、そのまま車中泊です。もちろん神社の禰宜さんには許可をもらっています。なにしろ私の友人は大のお得意さんですからね。
朝6時前に起きて、前日にコンビニで買った朝食を食べて、サイクリングに出発です。じっとしていると、長袖じゃ無いと寒いくらいの気温です。日焼け止めの腕カバーをしているのですが、朝の空気はひんやりとして冷たいです。出発前にお詣りをして、道中の無事を祈って出発しました。
コースは天河大弁財天から天ノ川という渓流沿いの道を下ります。天ノ川なんて、ロマンチックな名前ですよね。名前に負けないくらいとてもキレイな川です。途中にはこの写真の様なダムが何ヶ所かあります。
ダム以上にたくさんあるのが、こんな吊り橋です。そこそこ深い谷になっている部分も多く、そこは吊り橋です。床がメッシュになっていて、ちょっと恐いですね。
こんな滝もあったりします。谷が深くとても近づけないので、ここから見物です。
大塔村の激坂を登る(;´Д`)
天ノ川を下っていくと、天川村から隣村の大塔村(おおとむらと読みます)に入ります。すると間もなく橋があり、この橋を渡ると往路の終盤、激坂の登りがやってきます。正面の山の上になにか見えますが、あれの先が目的地じゃ無いかと思います。
これは横軸が時間で、縦軸が高度です。標高600mの天河大弁財天をスタートし50分ほどで450mまで下ります。 距離にして約19km。ほとんど下りですから楽ちんです。ところが、あの橋を渡ってからは、わずか3km弱で200m登るという、とてもハードな坂が待っています。これを登り切れば、往路のゴール地点です。
GARMIN(サイクルコンピューターのメーカーです)に言わすと、この坂はカテゴリー3で優しい方から2番目ですが、シニアの私にはほぼ限界に近い坂です。途中には最大勾配15.6%の所もあり、なかなかの難所です。わずか2.86kmを20分もかけて登りました。
ゴールは大塔道の駅『ほしの国』という施設です。そこで名物のおでんをいただき、しばし休憩です。
ここへ自転車で来るのは今年で3回目ですが、途中で止まりはしたものの、始めて最後まで自力で登れました。還暦を過ぎても体力って付くんですね。ちょっとうれしくなりました。ただ年齢のこともあるので、過度な無理はしないように、ずっと心拍数は確認していました。心拍が150を越えたら一休みし、120を下回ったら再度スタートするというやり方で登りました。若い人なら一気に登るんでしょうね。
大塔道の駅からはほんの2〜3分で下り終えます。ずっとブレーキを握りっぱなしで手が痛くなります。友人の電動アシスト付き自転車は油圧ディスクブレーキなので、うらやましい限りです。私の自転車は30年以上前のビンテージバイクを最新コンポでパワーアップしたものなのですが、ブレーキだけはスペースの関係で油圧ディスクに変えられなかったため、自力で引くしかありません(;^_^A
坂を下り終えたら、再び橋を渡って、天ノ川沿いを今度は登っていきます。20km近く登りが続くのですが、先程の激坂を思えば、平坦に思えるほどです。往路に下ってきたときとあまり変わらない速度で登っていきました。さすがに終盤はペースが落ちたのですが、我ながら坂に強くなったと思います。あくまでも当社比ですが(;^_^A。
天ノ川で汗を流す
復路を走る頃には気温も上がってきて、登り坂で汗をしっかりかいています。天河大弁財天近くの河原で天ノ川に浸かり、汗を流します。ほどよい冷たさで、ほてった身体を冷やしてくれます。足元を鮎が泳いでいたりで、思いっきり気持ちが良いです。服装はサイクリングウエアを着たままです。お尻にパッドが入っているので、それが水を吸って重くなるのはご愛敬です。
天河大弁財天でお祓い
天河大弁財天の駐車場に戻ったら着替えです。サイクルウエアはびしょ濡れですからね。友人に言われて、ここではスーツにネクタイです。「クールビズのご時世に、こんな格好をさせるとは何様ですか?」と言ったら、友人に「神様ですよ」と言われて、グーの音もでないので、おとなしくネクタイを締めます。暑いけど下界ほどじゃないので、平気です。そうそう、今回はいつものステップワゴンじゃ無く、友人のサンバーです。小さいけれど、プチ車中泊仕様になっていて、快適でした。
今年も無事お祓いを受けて帰路につくのですが、帰り道はお盆の渋滞でなかなか大変でした。軽ワゴンの小さな車体を活かして、迂回路を通り、ほぼ予定時間で帰ってきました。本当は天川村にある御手洗渓谷という有名なスポットに行きたかったのですが、大渋滞で近づくこともできませんでした。来年は大塔道の駅星の国ではなく、御手洗渓谷に自転車で行ってみるのも良いかもです。自転車なら渋滞は避けられますからね。ただもし道路が舗装されていなかったら、私のロードバイクではさすがに無理です。事前にリサーチが必要ですね。
根生さんへ
久しぶりのブログ記事、楽しく拝見させていただきました!
お盆中もお仕事でお忙しかったようですね。そんな中でも、恒例の行事をちゃんとやるところが素敵です。自然豊かなロードですね。サイクルコンピュータのデータびっくりしました。道中のアップダウンなど、あとから振り返られるのですね。苦しければ苦しいほどやり遂げた達成感を、データ見ながら実感できますね!
自分はお盆に息子と本州に帰省してまいりました。お盆休みは混むのと暑いので家族での帰省は5月のGWがメインだったのですが、子供たちが大きくなり部活動やら友達とのつきあいやらで休みがあわないので、今回は息子と2人、男旅で帰省してきました。本州の暑さは半端なかったですが、子供の頃過ごした夏休みを思い出すことができました。田舎の田んぼや木々の緑、青い空はやっぱりいいものですね。
そして今夏、娘たちに「他の湖でカヌーやろうよ!」と言われ、根生さんのバイタリティーを見習って初めてカヌー遠征にチャレンジしました。カヌー積んでの高速道路大丈夫?と心配でしたが、道央道をひた走り、道央の湖でカヌーをしました。いつもの湖と風景が違ってなかなかグッドでした。来年は道東の湖に遠征したいと思います。川下りもいつかチャレンジしたいですね。
お仕事お忙しいとは思いますが、MP4の制作記事も楽しみにお待ちしております!暑い日がまだまだ続くと思います。お体には十分お気を付け下さい。
afvbuilder2021さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。
今年のお盆は強烈に暑かったですからね・・・というか、今日も名古屋はメチャメチャ暑いです。
北海道の湖でカヌーだなんてうらやましい限りです。
MP4/6もそろそろ次の工程に進もうと思っています。
もうちょいお待ち下さい。