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ドイツ・4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 Op.491 制作開始

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 491-1

ドイツ・4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 制作開始

マクラーレンMP4/6 のデカール貼りから1ヶ月半も経ち、しっかり乾いたのですが、クリア吹きをする踏ん切りが付かず(?)、ちょいと気分転換にAFVに浮気です。ちょっと前に1号戦車に7.5cmPak40を乗せた自走砲を作ったのですが、これに気を良くして、次はもう少し大きな変態自走砲を作ります。一時期サイバーホビーからこんなのばっかり出てたんですよね。

今回は4号戦車H型の車体に、なんと8.8cmFlak37を搭載した自走砲です。Flak37はとても大きいので、車体の中央部分と砲塔を取り去って乗せています。威力はあるのですが、機動性に難がある大型の対空砲を自走砲化して、機動的に飛来する連合軍の爆撃機を迎え撃ったんでしょうね。この大砲は対戦車砲としてもとても優秀だったので、対戦車にも使えたでしょうが、背が高くて目立つので、見つかったらアウトでしょうね。防盾も付けられていませんから、対地上戦はあまりしなかったんじゃないでしょうか。

キットはサイバーホビーの1/35です。4号戦車のランナーと、Flak37のランナー、それにコンバージョンパーツを追加して、キット化されています。まさにキットでも、実車と同様の改造をすることで、新製品が出せるわけですから、開発期間を短く出来て良いですよね。ただ、余剰パーツが山のように出るので、それがちょっともったいないですけどね。

詳しくは続きをどうぞ・・・

とっても豪華なオマケパーツ

エッチングパーツなど

この写真はキットに付属する金属パーツです。エッチングパーツやアルミの砲身が入っています。またチェーンやワイヤーも入っていますし、駐退復座機のシリンダーも金属製です。なかなか豪華です。

クリアパーツ

これはクリアパーツです。クラッペなどがクリアパーツで用意されています。そしてうれしいのは、対空砲の計器が印刷済みのクリアパーツで再現されています。AFVの場合、デカールで付くことも稀ですからね。これはうれしいです。

まずはパーツ洗浄

マジックリンでパーツ洗浄

制作の一番最初はパーツ洗浄からです。プラモは金型から抜けやすくするために、離型剤という油のような物が金型に塗られています。そのため、パーツはすこしぬめっとしています。そのままでも特に問題を起こすことはあまりないのですが、塗料の乗りが悪かったりすることがあるので、まずは離型剤を落とします。

専用の洗剤とかも売られてたりしますが、私はもっぱらマジックリンです。油汚れはこれが一番です。ホームセンターやドラッグストアで安く売られていますからね。

泡タイプのマジックリンを全体に吹きつけ、少し時間を置いてから水で流します。プラの表面がキュキュッとして、油が落ちた感じがよく分かります。水を良く切って並べて置くと、もともとプラは水をはじくので、すぐに乾いてきます。

車輪の組み立て

車輪の組み立て

まずは車輪の組み立てです。組立てと言っても、せいぜい2枚を貼り合わせるくらいです。上部転輪は訳あって貼り合わせていません。このあたりの理由はおいおい説明していきますね。

簡単な作業なのですが、なにしろ数が多いので、とても面倒です。特にゲートやパーティングラインの処理で粉だらけです。そんなわけで、今回はここまでです。

(全作品完成まで あと114)

もう一つの模型作り

餃子の食品サンプル

これ、なんだと思います?餃子の食品サンプルなんです。
実は私の長女が8年前から食品サンプルの製造をやっていまして、私はその会社の社長さんをしています。それが9月から大量の注文をいただきまして、てんてこ舞いの大忙しとなりました。若いスタッフ達が残業したり、休日出勤したりしているのを放っておくこともできず、お手伝いに駆り出されています。

それで、先日は大量の餃子に焦げを付けました。3色の焦げ色を作って、ドライブラシで焦げを付けます。これはもうAFVモデラーに取っては得意中の得意ですよね。いつも娘に叱られてばかりのお父さんですが、この作業だけは一発で合格点です。

最近はみかんやお寿司、卵焼きとか焼き芋と、いろいろな食品サンプルのパーツの整形ばかりしてきたのですが、そのせいでプラモ作りはちょっと・・・となっていました。でもこの餃子のドライブラシをしているうちに、戦車がまた作りたくなっちゃったんですよね。そんなわけで、今回の4号戦車H型改造8.8cmFlak37の制作となりました。

まだまだ年内は忙しい状態が続きます。ほんとこのご時世にありがたい事です。

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“ドイツ・4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 Op.491 制作開始” への4件のフィードバック

  1. afvbuilder2021 より:

    根生さんへ。お久しぶりです。
    きっとお仕事か何かでお忙しいのだろうと思っておりました。以前何年も待ち焦がれていた思い出があるので、一か月半待ちは全然短く感じました!それもアップされたのがAFVの記事ですから、自分的には嬉しい限りです。前回の1号に続いてのむき出しの自走砲、手に取ったことも制作したこともないので、組み上がったらどんな面構えになるのか完成を楽しみにお待ちしております!いろんな角度から写真を撮ってみせてほしいです。車体内部の塗装の仕方も是非とも参考にさせていただきますね。
    こちら北海道は初雪の声も聞こえてきました。今年はキャンプとカヌー、そしてバイクと週末はアウトドアにでかけることが多かったので、自分の作品作りも遅々として進んではおりません。冬が来る前になんとか完成までこぎ着けたいところですが、来週は、今年の締めの秋キャンプにでかけます。

    • 根生 より:

      afvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      若いときのように、仕事が忙しくてもプラモはプラモって頑張れなくなっちゃいましたが、ボチボチすすめますので、気長にお付き合い下さい。
      昨日は近くで今年オープンした大型のアウトドア店を覗きに行ったのですが、そこで山ガールさん(名前は忘れました)のトークショーがあって、話を聞いていたら、久しぶりに山に行きたくなりました。家内からは、多趣味な上に、地域の役員とかも引き受けたりして、休む間もないのを叱られるのですが、まぁこれも性分ですからしかたがないですね。

  2. うー より:

    食品サンプル会社の社長さんになられたのですね! 日本の食品サンプルは世界から注目されていますから大忙しのことでしょう。レストランだけでなくキーホルダーとかガチャガチャとか守備範囲は広いですよね。楽しそうな毎日、何よりです。健康に注意されてください。

    • 根生 より:

      うーさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      そうなんですよ。仕事も広い意味で模型業界です。
      楽しくやってますが、お金儲けとなると大変です(;^_^A

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