4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 その3 車体前部と予備履帯
2024年10月26日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak36/37

車体の前の部分と、そこに乗る予備履帯を組み立てます。予備履帯は一部を除いて通常の履帯パーツを流用するので、連結の両端は少しだけ細工が必要です。今回はそのあたりを説明します。
詳しくは続きをどうぞ・・・
上の予備履帯
上の予備履帯は、装甲板にダボ穴を開けて、専用の予備履帯パーツを組み合わせて作った予備履帯を取り付けます。

上の工作を施して、連結して取り付けました。予備履帯パーツにはダボが付いているので、キッチリと取り付けられます。
留め具と連結ピン

予備履帯を車体に取り付けるための台座を取り付けます。プラパーツとエッチングパーツの両方が用意されているのですが、せっかくなのでエッチングパーツを使いました。
私が子どもの頃のプラモでは、予備履帯はそのまま車体に貼り付けていたのですが、子ども心に、どうやって車体に固定されているんだろう?って疑問に思ったりもしました。実際はこうやって、しっかりと固定されていたりしたんですね。
留め具には連結ピンを通して固定されていると思います。そのため、両端の予備履帯にも連結ピンが必要になります。両端の予備履帯には連結ピンがモールドされているのですが、よく見ると、向かって左側の連結ピンは長さが足りません。ここだけ専用の短いピンを使ったのかも知れませんが、実際はどうなのでしょうか?よく分かりません。私なら他と同じ連結ピンを使うので、余った分は下に飛び出すのでは無いかと思い、プラ棒でそれらしく作りました。
前の予備履帯

前の予備履帯を作ります。こちらには連結ピンがありませんので、付けることにします。また、向かって左端の予備履帯には連結ピンを通さないので、穴を貫通させます。それらの工作をするのですが、タイガーほどのサイズなら工作もしやすいのですが、4号戦車の履帯は小さいので穴開けが大変です。そこで手持ち在庫から、余っていたモデルカステンの組み立て式履帯を使う事にしました。
両端の予備履帯は、連結用の穴を貫通させます。右側は0.5mmのプラ棒を通します。ピンの頭はカステンの履帯に付属の連結ピンを差し込んでいます。そして、左側は穴を開けたままにして、連結ピンは入れません。連結ピンで車体に固定するわけじゃ無いので、入れないと判断しました。
今回はこれだけなのですが、予備履帯の事を調べたりして、時間を使っちゃいました。でもそれも楽しいですよね。調べても分からないときは、自分ならどうするって考えて決めるのも楽しいです。まぁ、自分の作品ですからね、自分で納得できるのが一番です。
(全作品完成まで あと114)
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根生さん
左側の連結ピンは、根生さんのお考えの通りと思います。
生産と補給を考えれば、標準ピンを使用するのが合理的でしょうね。
tomboy07さん、コメントありがとうございます。
以前もこのタイプの予備履帯を作ったことがあったと思うのですが、その時は連結ピンの長さにまで考えが及んでいませんでした。
こんな小さな事でも、気づいて手を入れられると楽しいですよね。
簡単な割りには、自分のこだわりが入れられたようで、満足感が高いです。
根生さんへ
4号順調に進んでいますね!予備キャタピラの積み方とても参考になりました。子供時代、タミヤの4号が発売された時(もう50年位前のことではないか?)には、説明書の写真を見てこれでもかというように車体前面に予備キャタピラを満載して接着しました。根生さんの言うように予備キャタピラ動いている時おちないのかな?と子供ながらに思ったものでした。取り付けるための台座がちゃんと付いているのを知ったのはドラゴンのキットについていたエッチングパーツを見た時だと思います。でも初めてなのでその付ける向きも場所もよくわからなかった記憶があります。根生さんの制作記事はとってもわかりやすく、子供の頃に是非とも読みたかったと思いました。
先日、今年の締めのカヌー&秋キャンプに行ってきました。晩秋の湖面にカヌーを浮かべ沈みゆく夕日をただただ眺めておりました。いい締めができました。今年はキャンプにカヌーにとたくさん出かけることができました。それというのも根生さんのブログの記事に多分に感化されたところがあると思います。根生さんのバイタリティーあふれる記事はとっても刺激になりました。ありがとうございました!これからも模型だけでなくいろんなアクティブな記事を楽しみにしております。
afvbuilder2021さん、コメントありがとうございます。
北海道の秋は素敵でしょうね。東日本の山の紅葉はほんとに真っ赤でうらやましい限りです。
私の住む東海地方を始め、西日本では、低山は鮮やかな赤にならずに茶色までです。そのため紅葉の名所は、西日本でも赤くなる紅葉のお寺ばかりです。紅葉もキレイですが、やっぱり山全体が赤やオレンジ色になる東日本の山がいいですね。
中部地方でも長野まで足を伸ばせば、高山ではキレイな紅葉が観られるのですが、毎年この時期は土日もほぼ潰れてしまうほどの忙しさで、紅葉の日本アルプスは、憧れるだけで行ったことがありません。毎年、来年こそは・・って思ってるんですけどね。