4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 その6 OVMの組み立て
2024年11月10日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak36/37
左右のフェンダーの上に乗っている車載工具などのOVMを組み立てます。砲塔の無いこの車体では、これで車体の組み立てはほぼ完了です。
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履帯のチェック
前回の履帯の組み立てから一週間以上経っていますが、実は履帯を組みたてた翌日には、一度履帯を外して、ちゃんと輪っかになっているかチェックしました。
上部転輪以外は車体に接着していないので、起動輪と誘導輪を引き抜けば、履帯は外れます。こうして取り外してみると、ちゃんと輪っかになっていました。反対側も大丈夫でした。
このまま置いておくと、接着面の接着剤が揮発して縮んでしまい、はまらなくなります。それを防ぐために、すぐにもう一度はめ戻しておきます。そしてそのまま完全硬化まで待ちます。その待ち時間に次の工作を進めます。履帯の連結を先に行うのはそのためだったんです。
左側のOVM
左側から組み立てます。組み立てると言っても、ほぼほぼパーツを整形して貼り付けるだけですけどね。このキットではOVMの留め具のハンドルや蝶ねじもそれなりに再現されています。サードパーティ製のエッチングパーツに比べると、いかにもゴツくて不細工ですが、私は無いよりはずっと良いと思っています。
上の写真で、赤丸で囲ったパーツは、ジャッキ台です。ここにはエッチングパーツでチェーンのような留め具が付くようなのですが、どうも見当たりません(右の写真)。説明書にはMA31と書かれています。パーツ図には、エッチングパーツのこの位置にMA31が書かれていますが、実際にはなにもありません。これをどうするかは、ちょっと考えることにします。
この写真の赤丸で囲った部分は、ヘッドライトのコードです。ヘッドライトの基部にはコードの出口まではモールドされていますが、その先がありません。ここはハンダ線を適当な長さに切って、瞬間接着剤で貼り付けました。
右側のOVM
今度は右側です。斧の台座だけはエッチングパーツを使用することが選択できます。これは簡単な作業なので、エッチングパーツを使いました。
ジャッキは、蝶ねじまで再現された留め具で固定されます。ただ塗り分けの手間を考えて、ジャッキは車体に接着していません。まだ置いているだけです。そして、ジャッキの留め具はジャッキ側に接着してあります。
OVMの組み立て完了です。これで車体の工作は完了です。次はいよいよ8.8cmFlak37を組み立てます。ドラゴン(サイバオーホビー)の8.8cm砲はパーツの分割がほどほどに細かく、再現度と組み立てやすさのバランスが良いですね。組み立てやすさではタミヤですし、精密な再現度ではAFVクラブなのですが、逆にタミヤは再現度では物足りないですし、AFVクラブはパーツ数多すぎで、ちょっと引きます(;^_^A
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