4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 その7 砲身と揺架の組み立て
2024年11月11日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak36/37
自走砲の車体部分が出来たので、次はいよいよ砲の組み立てに入ります。今回は砲身と揺架の組み立てです。揺架というのは、砲身を乗せているレール部分の事で、砲架の上で砲身と一緒に角度を変えます。揺架の上で砲身が前後することで、発射の衝撃を吸収します。
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砲身の組み立て
まずは砲身を作ります。このキットにはアルミの挽き物の砲身が付属します。それはそれで豪華なオマケなのです。でも、実はプラ製の砲身もスライド金型を使った一体成型(左右の貼り合わせじゃないタイプ)で、組み立て作業は必要無しです。さらに上の写真を見てもらうと分かるように、プラ製の砲身にはライフリングの溝が刻まれています。おそらく1/35ではライフリングの溝は、ほとんど目立たないくらい薄い溝かと思うのですが、多少大げさでもライフリングがある方がなんだかカッコイイです。そんなわけで、私はプラ製の砲身を使います。サイバーホビーのキットを作る度に同じ事を繰り返しているので、私の手元にはアルミ砲身がたくさん余ってきています(;^_^A
とりあえず砲身と砲尾などを組み立てました。砲尾のブロックは若干合わせ目を消す必要はありましたが、それ以外は大した手間もなく、組み立て完了です。
揺架の組み立て
揺架を組み立てます。この揺架ごと、砲架のレールの上を滑って駐退します。駐退機の油圧のシリンダーは金属パーツでできています。貼り合わせの整形の手間が要らないのはうれしいのですが、ここはプラでも全然大丈夫ですけどね。それよりも、ピンぼけで分かりにくいのですが、揺架の後の端のメモリが刻まれた部分が、ステンレスのエッチングパーツで用意されています。ここは細かなメモリがシャープに再現されており、なかなかカッコイイです。塗装の時にメモリを埋めてしまわないように気をつけないと行けませんね。
というわけで、簡単ですが、砲身と揺架が完成しました。精密感溢れる良い感じの出来です。次回はこの揺架を支える砲架を作ります。
(全作品完成まで あと114)
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