4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 その9 組み立て完了
2024年11月17日
追加の工作をあと少しして、組み立て完了です。でもこの写真だけですと、前回となにも変わっていないように見えますよね。そうなんです、追加したのはこの写真の反対側ばかりです。それでは最後の組み立て作業をご紹介します。
詳しくは続きをどうぞ・・・
ジャッキ台の留め具
最初はジャッキ台の留め具です。これは説明書には書かれているのですが、パーツが入っていなかった物です。パーツ図を参考にだいたいのサイズや形を想像し、手持ちの部材でそれらしくでっち上げました。
牽引ワイヤ
次は車体後部の牽引ワイヤです。キットには金属製のワイヤが入っています。銅線にメッキがされているように見えます。これを取り付けやすくするために、ガスバーナーで炙って焼き入れをして、柔らかくしました。鉄は焼き入れをすると固くなりますが、銅や真鍮のような銅の合金は、焼き入れをすると柔らかくなります。
説明の通り15cmに切って巻き付けたのですが、長さが少し足りません。16cmにすれば良かったですね。しかも無理して付けようとして、プラパーツのフックを折ってしまったので、両側のフックを真鍮線で作り直しました。説明書では、巻き方の選択肢が3つ掲載されており、2つめの選択肢ではアイがフックに届いていません。まぁ、それになったということですね。
ローディングトレイ
次は完成図には書かれており、パーツもあるのに、説明書に記載の無いパーツです。砲弾を乗せて、装填を助ける器具、ローディングトレイです。指で指しているパーツです。説明書ではまったく記載が無いのに、途中からしれっと書かれています。
これはずっと前に作った、ドラゴンの8.8cm砲の説明書です。PDF化して保存してあったのですが、ここにはローディングトレイの組み立て手順が書かれています。
今回のキットも同じランナーを使っているので、ここに書かれているパーツが全部揃っています。そこでこの説明書に従って組み立てました。
ローディングトレイの腕を揺架の下に接着するのですが、このままでは砲尾にトレイが当たってしまいます。ここで砲を前に復座させようとしたのですが、なんと動きません。ここで大失敗が判明しました。いつの間にか中途半端な位置で、砲を接着してしまっていたのです。なんでこんなことをしてしまったのか、自分では記憶がありません。特に考えも無しに接着剤を流してしまったのか、それともうっかり着けちゃったのか?なんとも悲しい失敗です。
あと箱絵をチェックすると、上の写真の赤枠で囲った部分になにやらパーツがあります。ただこれはなんだかよく分かりません。左側の揺架パーツは、明らかになにも付けない方のパーツを選択するように書かれています。仮にそれが間違いだったとしても、すでに交換は不可能です。あきらめてこのままにします。それにしてもドラゴン(サイバーホビー)の説明書は信用なりませんね。
アクセサリー
最後の最後に、キットに付属のアクセサリーを作りました。砲弾ケースや砲弾、空の薬莢。測距儀などです。付いていてうれしい小物ですが、本当ならフィギュアを付けて欲しいところですね。
これにて組み立て作業は完了です。エンジンデッキの上に砲弾ケースなどを乗せてみたのですが、なんか今ひとつ邪魔な感じがします。フィギュアの居ないことですし、今回はオマケのアクセサリーは乗せずに完成させることにします。砲弾ケースなどはいずれ欲しくなる時があるかもしれないので、その時まで取っておきます。
いよいよ次回から塗装作業に入ります。大失敗の事や、解消しない疑問点のことは忘れて、前に進むことにします。
(全作品完成まで あと114)
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IV号戦車の角ばって綺麗な車体に8•8センチの複雑な機構が相まってとてもかっこいいですね。僕は改造自走砲を作らない(突撃砲は作ります)のでとても作ってみたくなりました!!サイバーホビーやっぱりいいですねー。次は在庫にあったメルカバ戦車を見てみたいです!!
あかまっちさん、こんにちは。コメントありがとうございます。
自走砲のプラモは、むき出しの大砲が精密感を上げてくれるので、楽しいですよ。その分手間はかかりますが、長く楽しめます。
メルカバ、そういえば持ってましたね。手に入れたのがもう8年も前なんですね。一緒に塗料も買ったような・・・固まってないといいけど(;^_^A