4号戦車H型改造 8.8cmFlak37自走砲 その10 サフ吹きと基本塗装
2024年12月31日
Category : AFV ドイツTags : 4号戦車8.8cmFlak36/37
なんやかんやで1ヶ月以上更新が空いてしまいましたが、なんとか年内にもう1回記事をアップすることができそうです。あと20分ほどで2025年になってしまうので、頑張らないと(;^_^A
今回からいよいよ塗装の開始です。まずはサフ吹きなのですが、これで止めておけば良い物を、欲張って基本塗装までしてしまったので、時間がぎりぎりです。ホントは迷彩塗装までしたかったのですが、久しぶりに帰省した子どもや孫たちのお相手でをしていて、ホントに時間が足りなくなってしまい、基本塗装でストップです。
詳しくは続きをどうぞ・・・
まずは準備
塗装を開始ための準備をしっます。8.8cm砲にはなにやらメーターが付いています。このキットではクリアパーツに計器板が印刷されたものが付属しています。これを塗りつぶさないようにマスキングします。とりあえず筆塗りで塗っては見たのですが、ポンチで丸く切り抜いたマスキングテープを貼ることにしました。微妙にサイズが違うのですが、ポンチのサイズは1mm刻みなのでしかたがありません。
次に金属パーツにメタルプライマーを塗ります。プラモ用の塗料は金属には食い付きにくいので、プライマーが必要になります。私はホームセンターで購入した、染めQのミッチャクロンを使います。1kgのお徳用を買っちゃったので、一生かかっても使い切れない量があります。あ〜あ
サフ吹き(影色)
準備が出来たのでサフ(サーフェイサー)を吹きます。私は自家製のチャコールグレーのサフを使います。サーフェイサーと普通の塗料となにが違うのかよく知りませんが(^_^;)\(・_・) オイオイ、マホガニーのサフと黒サフを同量混ぜて、そこに一般的なグレーのサフを少々隠し味に入れて明度を調整します。すべてサーフェイサーを使っているので、出来た塗料もサーフェイサーのはずです。これを塗り忘れのないようにしっかりと塗って、まっ黒にします。
転輪はサフを吹く前にタイヤブラックで塗装します。実はタイヤブラックを切らしたので、ダークグレーに黒を混ぜてそれらしい色を作りました。
製図用のテンプレートを当てて、ゴム部分を隠し、サフを吹きます。中学生の時に使っていたもので、なんと半世紀以上も前のものです。物持ちいいでしょ。
起動輪や誘導輪にもサフを塗ります。
履帯も同様に影色のサフを吹きます。本当はモデルカステンの履帯色を塗ることが多いのですが、私の影色のサフとあんまり違わないんですよね。泥で汚したりもするので、下地の色は焦げ茶色ならなんでも同じ様な物です。
サフ吹き ハイライトの追加
影色でまっ黒になった車体に、普通のグレーのサフを吹いてハイライトを入れます。光の当たる位置を意識しながら、真上から少しずつ吹いていきます。サフは薄めに溶いて、ゆっくり着色するようにして、明るさをコントロールしています。光の良く当たる水平面や、砲身の上の部分なんかは、かなり白っぽくしています。
基本塗装1色目(暗色)
いよいよダークイエローで基本塗装です。基本塗装も3段階で塗装します。最初はダークイエローに影色のサフを少し混ぜて暗くした暗色を塗ります。車体の下の部分や影になる部分を中心に塗っていきます。この塗料も薄めに溶いて塗っているので、弱く発色させています。そのため影色のサフが、隅っこや溝で透けて見えています。
基本塗装2色目(基本色)
次に残った部分を基本色で塗装します。陰影が強く付いているので、立体感がでてるんじゃないでしょうか。
基本塗装3色目(明色)
最後に基本色に白を混ぜた明色でハイライトを入れます。まさに光が強く当たる部分だけを塗ります。プラモを飾る室内では壁からの反射なので間接光が多く、影が柔らかくなりがちです。一方、実際の戦車が存在した屋外では、強い太陽光でしっかりとした影ができます。この明度の差を付けてやるために、塗装で明暗を追加してやるというわけです。
真横から見た所です。光の当たり方による明度差がよく分かると思います。ただ転輪はちょっと暗くしすぎましたね。まぁ、ここは泥だらけになるので、そんなに気にしなくても良いかも…です。
さて、今年はここまでです。気力も体力もなくなってきたシニアモデラーなので、以前のようにガンガン制作することはできていませんが、それでもぼちぼちと進めています。みなさま、1年間お付き合いありがとうございました。
来る2025年も相変わらずお気楽にプラモの制作や自転車、登山、アウトドアを楽しんでいこうと思っています。来年もまた、よろしくお願いします。それでは良いお年を!
(全作品完成まで あと114)
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