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ティーガー1 フェールマン戦隊 その4 車体下部と足回り、そして車体後部の組み立て

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ライフィールドモデル Post : 492-4

ティーガー1フェールマン戦隊 車体下部野組み立て

いきなりピンぼけ写真ですみません。今回はご覧の様に、車体下部や足回り、そして車体の後部を組み立てました。足回りはサスペンションを可動式に組んでいます。そして車体の後部は、排気管やジャッキなど細かなパーツを取り付ける為に、先にツィンメリットコーティングをしました。

詳しくは続きをどうぞ・・・

車体下部の組み立て

ティーガー1 溶接痕の追加

車体の下部を組み立てます。まずは側面の装甲板の前の端の部分を接着します。装甲板同士の溶接の痕はほとんどの箇所で再現されているのですが、一部後から接着するために、再現されていない部分があるので、そこはエポキシパテで溶接の痕を作ります。

前面装甲板の溶断の痕

ティーガー1などのドイツ重戦車の装甲は非常に厚く、プラモでも分厚い装甲板を組み合わせて作られている様が再現されています。溶接の痕はキットではほぼほぼ再現されているのですが、分厚い鋼板を溶断した痕は再現されていません。1/35ではそれほどハッキリとわかる訳じゃ無いので、ツルツルでも構わないと思いますが、そこはやっぱり実車の写真の様にギザギザの溶断痕があった方がカッコイイですよね。多少大げさでも、模型映えがすると思います。

トーションバーサスペンション

ティーガー1 可動式サスペンション

ティーガー1型のサスペンションはトーションバーサスペンションなのですが、キットではそのトーションバーもパーツ化されています。デフォルトではサスペンションは固定なのですが、固定のピンを切り飛ばせば動く様に作る事が出来ます。ただそのまま接着するとサスペンションがあがってしまうので、負荷がかからない状態では、サスペンションアームが下がるように、少し角度を付けて接着しました。

ティーガー1 可動式サスペンション

何かを踏んづければ、このようにサスペンションアームが上に上がります。キットに入っている履帯が可動式なので、サスペンションも動く様に作りたいですよね。

車輪の準備

ティーガー1 車輪の準備

サスペンションができたらここに車輪を取り付けるのですが、このキットでは仮留め状態で組むことが出来ません。内側と外側の転輪の間に、車軸と固定するパーツを入れてから接着するため、一度組み立てたら、取り外しができなくなります。それでは塗装の時に大変なので、車輪は組み立てないで、そのままにしておきます。

車体後部の組み立て

少し時間があったので、さらに進めます。次は車体の後部を組み立てます。車体後部の装甲板を車体に取り付けます。元々パーツの精度はかなり高いのですが、この車体後部の装甲板との組合せ箇所には少しバリがでているようで、ほんのわずかのバリでも精度が高い分、何だかピッタリ合いません。なんども修正し、すりあわせをしながら組み立てました。

ツィンメリットコーティング

エポパテを伸ばして貼り付ける

車体後部にはたくさんのパーツが付きますが、それらをつけた後ではコーティングがしづらいので、先にコーティングを済ませます。まずはエポパテを装甲板に貼り付けて、薄くのばしていきます。パーツが付く箇所はパテを付けないようにします。大きなパーツは仮留めして、接着する位置を確認しながら進めました。

パテが付いたら、コーティングローラーを使って凸凹を付けます。車体は目が細かい方のローラーとスタンプを使います。なぜ砲塔とローラーのサイズが違うのかは分かりません。

ティーガー1 車体後部の組み立て

別で組み立てておいた排気管やジャッキなどを取り付けます。今回作るフェールマン戦隊のF13号車は排気管カバーが付かないので、そこはむき出しです。キットでは排気管カバーの台座もネジ穴まで再現されています。こういった細かなとろこがいいですね。

次回は車体の側面や前面を作ります。車体の天板はコーティングこそありませんが、取り付けるパーツも多いので、それはまたその次になりそうです。

(全作品完成まで あと113)

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“ティーガー1 フェールマン戦隊 その4 車体下部と足回り、そして車体後部の組み立て” への2件のフィードバック

  1. afvbuilder2021 より:

    根生さんへ。
    おはようございます!昨晩、ボンズと一緒に帰省した栃木から帰ってまいりました。タイガーとサイクリングのブログ2本立に喜々としてメールしてしまいました!
     タイガー、順調な進み具合ですね!背面のコーテイングの感じがいいなあと思いました。きっちりと几帳面にやるよりこれくらいランダムの方が雰囲気がでるんだなあと根生さんの写真を見て勉強になりました。雰囲気ってやはり大切ですね。
    そしてサイクリング。うっそうとした杉木立の道がパワースポットへ導いているようです。パワースポットでの車中泊、やってみたいですが、自分ならうっそうとした森の中であまりにも静かすぎて怖くてできません。めちゃくちゃ根生さん、パワーを充電できましたね。
     天の川の写真びっくりいたしました。熊野川の源流ですか!ほんとうにきれいなところなんですね!動画の中の魚の数と透明度に驚かされました。こんな川での水遊び最高でしょうね。これならキャンプ場がたくさんあるのもわかります。根生さんの言うようにお盆などめちゃくちゃ人が来ますね。
     素敵なサイクリングの写真ありがとうございました!
     自分の方は、ボンズと国立科学博物館に1日見学にでかけ、1日は物置の片づけをやってまいりました。実家に預けっぱなしだったので気合をいれてボンズと整理いたしました。ダンボールを開けたら40年前以上のタミヤのカタログやパチッ特集の作品集や人形改造コンテストの作品集、タミヤニュースなどが出てまいりました。その中には高校生の時にタミヤの人形改造コンテストに応募して佳作をいただいた時の作品集、そしてタミヤが賞金を贈ってくれた書留封筒、さらにずっと探していた制作途中で行方不明になっていたタミヤのモーターキャリアーなども発掘いたしました。昔作ってクリアboxに収納していたデイオラマ(今見るとお恥ずかしい)をボンズに見せることもできました。
     最終日には、行きつけの模型屋さんにも顔を出し、おじさんとお話をして今年の夏を終えました。
    今日から夢が覚めて現実の世界に戻ります!これからがんばって出勤してまいります。パワーがもらえる根生さんのブログ楽しみにしております!

    • 根生 より:

      avvbulder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      タミヤのエポパテはローラーにくっつきやすいので、ちょっと苦労しています。そのせいで少しボロボロになりすぎます。

      天川村、いいでしょ。ホントに気持ちが良いです。サイクリングに良い場所って、大抵は大勢のサイクリストで賑わっています。富士五湖なんて三桁の人数とすれ違ってるような気がしますが、天川村は今回はついに誰にも会いませんでした。もっと有名になっても良さそうな気がしますけどね。

      帰省お疲れ様でした。息子さんと良い休日を過ごされたみたいでよかったですね。

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