ティーガー1 フェールマン戦隊 その11 迷彩塗装
2025年10月7日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1

今回はドイツ軍おなじみの三色迷彩塗装です。資材不足の大戦末期らしく、迷彩塗装は塗料を少ししか塗っていないのか、薄くぼんやりとした雲模様です。これはモデラー的には一番楽ちんな迷彩塗装です。ただ、説明書のカラー塗装図の色味が、いつもとは随分違うので、そのあたりは調色をしました。
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ブラウン

まずはブラウンを塗ります。最近のお気に入りはタミヤのラッカー系塗料で、レッドブラウンはLP-57のレッドブラウン2を使います。今回の塗装図では、それよりもずっと明るい茶色だったので、そこにクレオスのMr.カラー7番のブラウンを足しました。このブラウンが思った以上にパワフルで、思いっきり赤くなりました。そこに基本色となじませるために、ダークイエローをチョッピリ混ぜて、コントラストを落しています。
グリーン

次はグリーンです。グリーンはタミヤのラッカー系LP-56のダークグリーン2です。こちらも基本色となじみがよくなるように、隠し味にダークイエローをチョッピリ混ぜています。
グリーンでオーバーコート

フェールマン戦隊のティーガーはなぜか緑色をしています。箱絵もそうですし、塗装図もそうなっています。説明書の指示では、3色迷彩の上から、マットバーニッシュ(ツヤ消しクリア)とダークグリーンを半々に混ぜたものでオーバーコートするように指示されています。で、実際に車体に塗って見ました。
砲塔はまだオーバーコートしていないので、車体との色味の違いがよく分かるかと思います。最初は遠慮気味に塗っていたのですが、それでは違いがわからないので、かなり何度も塗って色味を緑に振っています。
サイドフェンダーが付く場所にマスキングがしてあるのは、塗装図でこの部分の緑が弱い感じで書かれていたので、そのようにするためです。

砲塔も塗って見ました。全体に緑色がかったティーガーの出来上がりです。ただ、箱絵を見るともっと緑色なんですよね。なぜこのような色味になっているのか分からない上、裏がまるで取れないので、これくらいにしておきます。

車輪も同様にダークグリーンでうっすらとオーバーコートします。車輪は表に出ている、一番外側と2番目の列だけを塗りました。

ちなみに箱絵はこんな感じです。いままで作ってきたティーガーとはずいぶん違います。
デカール貼りの下地

この13号車には車体番号が手書きで書かれています。キットではデカールが用意されているので、デカールを貼る位置にツヤ有りクリアで下地を作ります。ツィンメリットコーティングで凸凹ですが、それでもデカールが密着しやすいように出来るだけのことはやっておきます。これでデカールのシルバリングが防げればいいのですが。

今回はここまでです、デカールの下地が完璧に乾いたら(まぁ24時間もおけばOKかと)、デカールを貼ります。それまでは別の作業をします。
(全作品完成まで あと113)
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