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ティーガー1 フェールマン戦隊 その14 スミ入れ

Category : ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ライフィールドモデル Post : 492-14

ティーガー1 フェールマン戦隊 スミ入れとドライブラシ

塗装が完了したので、次はスミ入れとドライブラシです。ディテールがよりくっきりとして、密度感が高まります。車体が大きいのと、凸凹が多いのとで、なかなか時間がかかりました。

詳しくは続きをどうぞ・・・

スミ入れ

スミ入れ

スミ入れを行ないます。使う塗料はいつもの、クレオスのMr.ウエザリングカラーです。とはいっても、いつもはグランドブラウンという焦げ茶色を使うのですが、今回はマルチブラックという黒を使います。今回の車輌はグリーンをオーバーコートして色味を緑色にしています。ここに茶色系でフィルターすると、色味が赤い色に振ってしまうので、イメージが大きく変わりそうです。そこで、黒を使って今の色味を残すことにしました。

スミ入れ塗料は瓶に入っているままの濃さで、筆でスミを入れたい箇所に塗りつけます。適当にべちゃべちゃと塗っていきます。

ウオッシング

だいたい指で触っても取れないくらいに乾いたら、専用の溶剤で拭き取っていきます。あまり乾かしすぎると拭き取りが大変になりますし、一晩置こう物なら、拭き取りはかなり苦労します。逆にまだ塗れているうちに拭き取ると、全部取れちゃいます。

平筆に溶剤を染ませて洗うように拭き取っていきます。凸凹の溝や隅っこには取り切れない塗料が残るので、これがスミ入れになります。

車体部分のスミ入れ

コーティングがされている側面は、スミが残りやすいので、注意が必要です。ゴチャゴチャした部分は薄めたスミを流すだけでもいいかもしれません。

まだスミ入れをしていない砲塔を載せて、スミ入れの効果を比べてみます。車体部分は赤っぽくならず、全体にトーンが落ちて、ディテールがクッキリとしてきています。次は砲塔のスミ入れをします。

車輪のスミ入れ

車輪のスミ入れ

車輪のスミ入れをします。左側半分は表に出ている部分です。そして右側半分は内側の転輪だったり、裏側から見たところだったりです。影になる部分と光が当たる部分でこれだけ色味を変えてみました。

ドライブラシ

ドライブラシ

最近は省略することが多かったのですが、久しぶりにドライブラシをしてみました。全体に黒くなりすぎたということもあって、エッジを強調してみました。ドライブラシはダークイエローにダークグリーンを少し混ぜた基本色から、3段階ほどだんだん明るくしながら、塗り重ねます。塗料はタミヤのエナメル系を薄く溶いて、平筆でエッジを中心に塗ります。明度を上げる度に、塗り範囲を狭めて行きました。

スミ入れとドライブラシ

これで仕上げの第一段階は終わりです。次は足回りを汚して組み立てるつもりです。今度の週末は雨予報なので、また作業できるかもしれませんね。

(全作品完成まで あと113)

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