マクラーレン MP4/6 ホンダ その30 クリアコート
2026年5月10日
Category : 自動車Tags : F1ホンダマクラーレン

2024年の9月以来ですから、なんと20ヶ月ぶりに制作再開です。なんともまぁさぼったものです、ただ今回からの行程はカーモデルの肝ともいえる行程なので、腰がひけてしまっていたのは事実です。でもいつまでも先送りは出来ません。絶好の季節がやってきたので、重い腰を上げて取りかかります。今回はデカールがしっかり乾燥した(20ヶ月もあれば十分すぎるくらいですよね)車体にウレタンクリアを吹きます。
ウレタンクリア

今回も使うのはフィニッシャーズのGP-1というウレタンクリアです。ウレタンクリアは取扱が面倒なのですが、塗膜が非常に硬く、砥ぎ出しをすればピカピカに仕上がります。手持ちの在庫を調べたら、もう何年も経っていて使い物にならなさそうなので、新調しました。ウレタンクリアは主剤と硬化剤、そして粘度を調整するための専用のシンナーからなります。これらを適量混ぜて使うのですが、一度混ぜると24時間で硬化します。通常の塗料の様に密閉した容器に入れても無駄です。化学反応で硬化するため、硬化は止められません。そのため、調合したら使い切る必要があります。
調合

まずは調合します。主剤と硬化剤は10:1で混ぜます。そこにシンナーを30〜40%混ぜて吹きやすくします。今回は主剤20gに硬化剤2gを混ぜるつもりだったのですが、入れすぎて主剤22g、硬化剤2gちょいにの合計24gになりました。そこにシンナーを30〜40%ですから、10gほど入れて、32g作りました。私の勘ですが、これだけあれば十分かと思います。
塗装ブース

私は普段はプラモ用の小さな塗装ブースを使っています。ただ今回は模型が大きいのと、ウレタンクリアを使うことから、わたしの会社の塗装ブースを借りることにしました。ここは広いだけじゃなく、排気能力も高く、さらにコンプレッサーも大型でパワーがあり、エアブラシも大きなカップのものがあります。
この作り付けの塗装ブースは壁に穴を開けて排気しているので、ウレタンクリアの蒸気(?)をすごい勢いで排気してくれます。ウレタンクリアはわたしの会社でも良く使うのですが、吸い込むと健康に悪いので、ガスマスクをして作業しています。
ところがファンの能力が落ちて排気の能力が足りずに、部屋の中にウレタンクリアの霧が広がることがありました。そこで昨日ファンをより強力な物に交換しました。今回のMP4のクリアコートは、その新しいファンのテストも兼ねています。で、実際に使ってみたのですが、ものすごい勢いで霧を排気してくれます。ガスマスクが要らないんじゃないかと思うレベルです。
硬化待ち

塗装ブースの隣にある棚で乾燥させます。リアウイングの後ろにある白い丸いものは、我が社の製品の「カブの食品サンプルのパーツです」。ちっちゃなカブで、キーホルダーとかになります。ここには20個ほどしか映っていませんが、実際には100個ほどあり、月曜日には組み立て工程に廻ります。
うちのスタッフはほぼ全員が趣味でプラモを作ったり手芸をしたりします。そのためプラモ制作には理解があるのですが、さすがに作業場に社長の趣味のF-1プラモが置いてあっては仕事に支障があるので、月曜日に社員が出社してくるまえに、撤収しないといけません。さきほど見に行ったら、さわれるくらいに固まっていたので、引き上げてきました。

このまましっかりと硬化させるために1週間ほど放置します。この時期は気温も高くなってくるので、丁度良いですね。クリアを塗って表面はテカテカになったのですが、多少うねっています。これを砥ぎ出しして真っ平らにすれば、鏡面仕上げになるのですが、普段はドロドロのAFVばかり作っているので、キレイな鏡面仕上げはチョイと苦手です。
硬化を待つ間に別の作業を進めようと思います。ここまで来たらあせって完成させようとは思わないのですが、逆にここまで時間をかけたのだから、もう少し頑張ってみようと思います。資料もいろいろとありますから、もう一度読み直そうと思います。
(全作品完成まで あと111)
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根生さんへ!おはようございます!
土日、次のブログは何があがるのかなあと心待ちに何回かクリックしておりました。今朝見たら、なんとMP4。大御所がいましたね!20か月ぶり。そんなに経つのですね。早いものです。ブログの1枚目の写真で、カーモデルを作ったことのない私にはもう十分、完成ではないの?とおもってしまうのですが、ここからがカーモデラーの皆様の真骨頂なのでしょうね。見たことも聞いたこともないマテリアルやスキルで、さらにどれだけ鏡面に仕上がっていくのか楽しみにしております!
こちら北海道も昨日は春の陽気になりました。五月人形を片付け、家庭菜園の苗を買ったり、プランターに花を植えたりしました。そして、今年は塗装をちゃんと進めようとスプレーブースを早めに設置いたしました。そして、窓を開けてずっと塗装が止まっていたマーダーⅡの塗装を再開しましたよ。といっても砲弾ケースのベースを筆塗しただけですが。RSOの制作を進めつつ、マーダーⅡは今年の夏には制作完了としたいところです。
今朝も朝からパワーをいただきました。元気に仕事に行ってまいります。
afvbuilder2021さん、おはようございます。
コメントありがとうございます。
やっと重い腰を上げました。マルボロカラーは赤がデカールにしみ出したことがあるので、トラウマになっています。
今回は十分すぎるくらいの乾燥時間を置いているので、大丈夫かと思うのですが、これから一週間はドキドキで過ごします。
シンナーを少なめにして染み出しを防ぐのですが、その分エアブラシの圧を上げて吹いています。そのため、塗膜の厚さに多少のムラがあるようで、表面を指でなでるとうねっています。これは削って平らにすればいいのですが、車体が大きいので、大変そうです。