能登半島サイクリング
2026年5月5日

ゴールデンウイーク前半戦は能登半島にサイクリングに行ってきました。いしかわ里山里海サイクリングルート(の一部)を走ります。移動は渋滞を避けるために1日の仕事を早めに切り上げ、近くのイオンで食材の買い出しをして午後7時には愛知県を出発。日付が変わるころには石川県かほく市に到着、この日は車中泊をして、翌日(というか、すでに日付は変わっていますが)からサイクリング開始です。今回は新兵器を投入です。友人が取引先から借りてきたキャンピングカーです。
軽キャンパーでキャンプ、まずは前泊

これは初日に泊まった『道の駅のと千里浜(ちりはまって読みます)』です。駐車場には車中泊の車がいっぱいで、キャンピングカーも少なくありません。お隣さんはフルサイズのキャンピングカーで、まるで動く家ですね。われわれのは超小型ですが、二人旅には十分です。簡単な食事なら中で作って食べられますし、2段のベッドは手足を伸ばして過ごせます。

車内で朝食をすませ、出発の準備です。昨夜は激しい雨と風に打ち付けられていたのですが、この日は打って変わっていい天気です。少し風があるのですが、天気予報では風は弱くなりそうです。道の駅にある足湯に浸かってから出発しました。
羽咋市の大島キャンプ場

朝一番で能登半島を北上し、羽咋市にある大島キャンプ場に向かいます。とても大きなキャンプ場で、ほとんどがフリーサイトで予約は要りません。9時からチェックインできるので、キャンプ場から30分の場所から向かっているので、ゴールデンウイークとはいえ、いい場所が取れました。早速設営をしてサイクリングに出掛けます。
のと里浜ルート

キャンプ場は『羽咋・巌門・里山ルート』に直結しています。ここから本命の『のとさと浜ルート』までこちらのコースを走ります。どちらのコースも自動車道とは完全に分離されている自転車専用道です。自動車や歩行者になんの気兼ねも無く走ることが出来ます。もうごきげんですね。

途中から『のとさと浜ルート』にそのまま入ります。ここはあの有名な千里浜なぎさドライブウエイと並走しています。また自動車専用道路の能登里山海道(金沢市⇔穴水市)も並走しています。サイクリングルートも海の近くを走るので、風当たりは強いのですが、景色は抜群です。この日は南風だったので、往路は向かい風です。南風というと太平洋側では黒潮に暖められた風なので暖かいのですが、こちら日本海では北アルプスから吹き下ろす風のためか、すごく冷たいです。ちょっと以外です。
なぎさドライブウエイは砂が細かいためか、普通の乗用車でも乗り入れることが出来ます。自転車も多少は重いでしょうが、走ることが出来そうです。ところがこの日は前日の豪雨で砂が水を含みすぎており、すごく緩いため、通行止めとなっていました。

ただ、せっかくなので記念写真だけ撮りに海岸に出てみました。この写真を撮っている場所はなんでもなく走れそうですが、ところどころすぐに水が染み上がってきてタイヤを取られます。とても走ることは出来ませんね。
なぎさドライブウエイの入り口にあるラーメン屋さんで昼食を取ってから、こんどは追い風を受けながら引き返しました。帰路は24km/時以上なので電動アシストも完全OFF。風力アシストで爆走です。
夕食と日本海の夕日

サイクリングは往復で40kmほどだったので、3時前には帰ってきました。夕食には時間があったので、付近を散歩です。海はとてもキレイなのですが、海岸に出ると大量の漂着物があります。海洋ゴミってやつですね。ボランティアが掃除をしているようですが、とても間に合いません。落ちているペットボトルやゴミをみると、見慣れない文字が書かれていました。彼らは福島の基準値以下まで浄化された排水は汚染水と呼ぶのですが、永遠に消えないプラスチックごみは安全で、そのうちだれかが片付けてくれると思っているのでしょうか。やれやれ・・・(~_~;)

気を取り直して夕食です。車の横に屋根を展開してテーブルと椅子を並べます。ここで焼肉をします。さすがに中でやるとニオイが残りそうで気が引けますからね。天気がよくてよかった。

日没時間が近づくと、キャンプ場の宿泊客達がぞくぞくと海岸に集まってきます。われわれも最初は海岸近くに車を駐めたのですが、風が強かったので、防風林の内側に移動しています。そのため夕日を見るためにもう一度海岸まで歩いて行きました。といってほんの2〜3分ですけどね。
日本海に沈む夕日はとてもキレイです。私の地元では夕日は山(鈴鹿山脈)に沈むので、海に沈む夕日は新鮮です。ただ、水平線のあたりには厚い雲が横たわっており、海に沈む前に消えちゃったのが残念です。

外気温が15度くらいまで下がり、肌寒くなってきました。キャンピングカーの室内に入り、こちらでくつろぎます。車には灯油のファンヒーターがついており、すぐに20度まであたたまります。音も静かで近所迷惑にならず、夢のような快適さです。ワゴン車での車中泊とは比べものになりません。貸してくれた社長さんに感謝感謝です。
3日目、能登島に移動

翌朝は車内で朝食です。この日はマフィンに炒めた野菜(焼肉の残り)とハム、目玉焼きにチェダーチーズを挟んでいただきます。最近のお気に入りの朝食メニューです。これにインスタントですが、ポタージュスープにトマトジュース、カフェオレで満腹です。
食事が終わったら荷物を片付けて撤収です。すぐに能登半島の東側(富山湾側)にある能登島に向かいます。ここからは1時間ほどの距離です。
能登島サイクリング
能登島では能登島マリンパーク公園の駐車場に車を止めます。こちらは公園の駐車場なので、屋根を展開するのははばかられます。この後の食事は全て車内の予定です。さっそく着替えをしてサイクリングに出発です。ここには七尾湾ルートがあるのですが、われわれは半分はそのルートを使い、半分は島の反対側を走って、能登島を一周します。午後から雨予報なので、早めに出発して帰ることにします。

走り始めてしばらくすると、海で大きな水音がしました。そちらを見ると野生のイルカがジャンプをしています。写真は間に合わなかったので、ジャンプを捉えることはできなかったのですが、10頭ほどの野生のイルカが楽しそうに泳いでいました。野生のイルカをみるのは始めてなので、すばらしい歓迎の挨拶に感動です。


島の景色は抜群で、キレイな海と緑に癒やされます。自動車の往来はほとんどなく、気持ちよく走れます。もともとこれくらいの観光地なのか、それともまだ震災の傷を引きずっているのかわかりません。ただハイシーズンはゴールデンウイークではなく、夏休みなんでしょうね。5月とはいえ、能登はまだ肌寒かったですからね。
温泉と能登島バーガー、能登島水族館

お昼にサイクリングを終え、公園の敷地内にある『ひょっこり温泉』という温泉施設で汗を流します。昨日はキャンプ場でシャワーだけだったので、お風呂は疲れもほぐれます。そして温泉施設で、お昼ご飯に能登島バーガーをいただきました。パンが黒いのはイカスミで、具は河豚のから揚げです。ちょっと待たされましたが、美味しかったです。

温泉をでたら雨が降ってきました。予報通りです。サイクリングはできないので、近くののとじま水族館に行って来ました。この水族館はジンベイザメの展示が目玉なのですが、今年の1月に死んでしまい、いまはジンベイザメは居ません。水槽の上からも見ることが出来、以前来た時は、ジンベイザメがさわれそうなくらい近くに来てくれたので、とても残念です。

これは12年前にのとじま水族館に来たときの写真です。ジンベイザメが見られる水族館は多くはありませんが、珍しくもありません。でもこの展示方法はここだけな気がします。早く後釜が入るといいですね。水族館と道の駅でお土産を買って、公園に戻ります。
車に戻っても外は雨です。夕食は残った食材で焼きそばとイカのバター焼きをいただきました。車の中にニオイが籠もるのが心配なので、窓を開けて調理をしていたら、小さな虫がいっぱい入ってきて大慌てで網戸を閉めました。この日もテレビやネット動画を見ながら夜をのんびり過ごしました。
4日目、帰宅と後片付け

最後の朝食はほんとに残り物整理です。玉子と野菜とチーズ、そして焼鳥の残りを炒めたものとレーズンパンとパイナップルです。まぁまぁ形になりました。全てが車内なので、ほとんどそのまま出発できます。車内で過ごすために、運転席などに移していた荷物をキャビンに戻して、出発です。
和倉温泉

能登島を出て能登半島に戻るとそこは有名な和倉温泉です。高級旅館がずらりと並ぶ様は、能登島につながる橋からも良く見えます。その温泉街の中程に『総湯』という日帰り温泉施設があります。大きくてすごく立派なのですが、600円ととてもお値打ちです。せっかくなのでここで最後の汗を流して帰路につきます。帰るのに4時間ほど、帰ってから車内の掃除があるので、とにかく早めに出発です。
後片付け
途中休憩を挟みながら5時前には帰宅しました。まずは荷物を降ろして、キャンピングカーの大掃除です。格安で貸していただいたので、借りたときよりキレイにして返そうと言うことになっています。ゴミを取るだけで無く、すみずみまで雑巾掛けをしました。

そして次は自転車です。塩水を浴びているので、チェーンには錆が浮いてきています。車体はカーボンなので錆びることは無いのですが、ネジとかが錆びるといやなので、塩水はしっかりと洗い落としました。その後、水置換性のオイルスプレーを吹きつけ、さらに駆動系は注油をしました。さらにこの後、キャンプ用品の後片付けもあり、全部終わったのは6時をすぎていました。これにて2026年のゴールデンウイークの前半の冒険は無事幕を閉じました。


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