航空母艦 天城 その16 フィルタリングと飛行甲板細部の組み立て
2026年8月22日
Category : 艦船Tags : 天城日本海軍航空母艦

塗装が完了したので次の作業に進みます。今回は飛行甲板のフィルタリングですが、それだけでは作業も記事もボリュームが少ないので、エッチングパーツを使った細部の組み立て作業に入りました。
ツヤ消しクリアコート

飛行甲板のフィルタリングの前準備として、デカール貼りのためにツヤツヤになっていた飛行甲板をツヤ消しクリアでオーバーコートしました。これでツヤ有りの甲板、半ツヤのデカール、船体のツヤがツヤ消しで統一されました。今回はフィルターが良く効くようにわりとキツメのツヤ消しにしています。
機銃など細部の塗り分け

クリアコートが完了したので、次は細部を筆塗りで塗り分けます。この作業はクリアコートの前にはできませんからね。25mm機銃の銃身を単装、3連装共に黒鉄色で塗り分けました。また煙突の先っぽをツヤ消し黒で塗り分けます。
飛行甲板のフィルタリング

Mr.ウエザリングカラーのマルチホワイトとマルチグレーで点々を置いていきます。特に黒の帯の上は白を多めにしました。

専用の溶剤でウエザリングカラーを広げながら拭き取っていきます。ツヤ消しの表面なので、ウエザリングカラーはキレイには拭き取れず、うっすらと残ってフィルターされていきます。もう少し白っぽくてもいいかなと思ったのですが、だんだん薄汚くなってくるので、とりあえずこれくらいで止めました。
エッチングパーツの着色

いよいよエッチングパーツの取り付けになるのですが、その前にエッチングパーツを塗っておきます。すでに船体は塗装が済んでいるので、貼り付けるエッチングパーツも塗装しておく必要があります。メタルプライマー、サーフェイサーを塗ってから塗装しています。船体の色を見ながら、取り付けるパーツ毎に色を変えています。
遮風柵

航空母艦の飛行甲板には風よけの遮風柵が取り付けられています。飛行機が発艦したり着艦する時には折りたたまれているのですが、それ以外の準備中などには、この遮風柵を立てて飛行機に風が当たらないようにします。地上の飛行場と違って走っている航空母艦では絶えず前から風が吹いています。軽い飛行機はこの風にあおられてしまうので、遮風柵が必要というわけです。
上の写真では甲板と遮風柵の色が異なって見えますが、作業場のライトの関係でこう見えているだけで、実際には同じ色です。遮風柵のラインや迷彩模様は筆塗りで描きました。
もう一つ、右の方で指が指しているのは、測距儀の窓です。これはクリアパーツで用意されており、マスキングして塗装したのですが、マスキングテープを剥がして窓が見えるようにしました。
航空機着艦標識

日本海軍の航空母艦には、飛行甲板の一番後ろに、航空機着艦標識と呼ばれる出っ張りがあります。空母の前後や後端を分かりやすくするための物です。この後の紅白の縞々も同じ様な目的で描かれていると思うのですが、よっぽど前後を間違えるパイロットが多かったんでしょうかね。このパーツがエッチングパーツで用意されており、ちゃんとメッシュになっています。
クレーンのフックブロック

飛行甲板の後端の裏側には2列のクレーンがあり、それぞれ左右にフックブロックがあります。艦載艇を海面に降ろしたり引き上げたりするための物かと思います。これがエッチングパーツに入っているので、塗装して取り付けました。
艦尾信号灯

次に艦尾信号灯を取り付けます。赤白緑のランプが十字に配置されており、それぞれの点灯パターンで後続の艦船に速度や進行方向を伝えました。付ける場所が説明書からはよく分からないのですが、飛行甲板の裏側にそれっぽいモールドがあったので、そこに貼り付けました。
着艦指導灯

飛行甲板の後の左右には着艦指導灯というランプが付いています。これは着艦時の進入角度を適正に保つのに使われました。この赤と緑のランプが横一直線に並んで見えるような角度を保てば、安全に着艦できるというものです。この写真の角度では着陸できないので、赤は緑よりもかなり上に見えますが、もっと角度を低く取れば、一直線になるはずです・・・といっても私の工作精度ではどんな角度でも無理っぽいです(+_+)\バキッ!

取り付けたパーツが小さな物ばかりなので、遮風柵以外はあまり変わり映えしませんが、少し進みました。今回取り付けたパーツはほとんどが極小で、しかもイモ付けです。ちょっとしたショックで落ちてしまうので、完成まで全部ちゃんと付いているか心配です。船の模型を作っているモデラーさんたちってどうしているんでしょうね。よほど慎重な性格をしてるんでしょうか。私のような大雑把な人間にはとてもマネできません。次は艦橋の上のレーダーなどを作ろうと思っています。
(全作品完成まで あと112)








根生さんへ!おはようございます。そしてお久しぶりです。
こちらは先日、栃木の帰省を兼ねた息子との東北男旅から帰ってまいりました。毎日、旅先で根生さんのブログをスマホで開いて拝見しておりました。怒涛のブログの更新に、旅行もそっちのけで楽しみにしておりました。お盆明けから一気に天城の制作が進みましたね。船体の迷彩、ラインなどが貼られた時には、それだけで精密感が一気にあがったなあと思いましたが、今朝のフィルター塗装後の細かなパーツやエッチングパーツが取り付けられていくのをみると、とても1/700とは思えない精密感で圧倒されました。特に感動したのが、クレーンのフックブロック、艦尾信号灯、着艦誘導灯です。こんな細かな物まで再現されているとはすごい時代ですね!色分けもちゃんとできていて、ただただすごい!と思ってしまいました。
エッチングパーツも取り付ける前にスプレー塗装するとは、言われてみれば当たり前ですが、AFVだと取り付け後に車体と同時にスプレーなので、なるほどなあと感心してしまいました。エレベーターも無事にできたようですし、艦載機が満載された姿を楽しみにお待ちしております。
そうそう、栃木に帰省した際、息子と隣町にある「モビリティーリゾート茂木(ツインリンク茂木)」に行ってまいりました。(栃木県にはホンダの中央研究所があります。)そこには、ホンダの「ホンダコレクションホール」というのがあって、ホンダの創業から現在までの歴史や往年の名車などがたくさん展示されております。なんと根生さんが制作されている「マクラーレンMP4」も展示されていました。生まれて初めて実物のF1マシンを見ました。すっごくきれいでした。それにでかい!これの1/12を根生さん作ってるのかあ。と手で持った時の大きさを想像してびっくりしていました。娘が今回は同行しなかったので、息子と男二人、じっくりと長時間見学することができました。息子は「自分が車買うときは、ホンダの車にするかもしれない」とめちゃくちゃ感化されておりましたよ。
まだまだ暑い日が続くと思いますが、お体に気を付けて模型製作をすすめてくださいね。
afvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
基本的にはエッチングパーツは接着してから塗装というのが基本かと思います。メタルプライマーを塗っているとは言え、金属に塗った塗料は剥がれやすいので、塗装したエッチングパーツは取れやすいからです。ただ今回はマスキングテープを貼っての塗装ですから、エッチングパーツは後から付けないとマスキングテープに持ってかれちゃいますからね。仕方が無いです。
息子さんとの旅行、良かったですね。茂木のホンダコレクションホールのMP4、見てみたいです。鈴鹿にもレーシングギャラリーという博物館があって、歴代のF1が展示されているようです。子ども達がちいさかったころは鈴鹿サーキットもよく訪れたのですが、最近はもう10年以上もご無沙汰しています。
そういえばこの時期、毎年鈴鹿サーキットで自転車のロードレースが開催されます。自転車パーツメーカーのシマノの主催で、アマチュアサイクリストが大勢参加します。そのせいかいつものトレーニングコースをチームで走る人が増えてきました。例年は8月の最後の日曜なのですが、今年は1ヶ月遅いようです。この歳ではとても参加しようとは思いませんが、見学くらいなら行ってみたい気もします。