三重県尾鷲市でサイクリング
2026年3月22日

日本には国土交通省が指定し整備しているナショナルサイクルロードが6箇所あります。その中でも最も長いのが、千葉県銚子市から和歌山県和歌山市までの太平洋岸を繋ぐ、太平洋岸自転車道があります。なんと長さが1478kmもあり、さすがに一度に走ることは自動車でも困難な距離です。今までも、静岡県の御前崎、浜名湖、愛知県の渥美半島などを走ったことがあります。そして今回は本州の南の果て、紀伊半島の先っぽ(のチョイ手前)の尾鷲まで走りに行って来ました。
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道の駅のある公園で車中泊

今回のコースの出発地点は、三重県紀北町にある片上池公園です。道の駅の「紀伊長島まんぼう」もこの公園にあります。まんぼうのあたりは車も多いので、池の反対側にある「たぶの杜広場」に陣取ることにしました。「たぶ」というのはタブノキのことで、海岸近くに生える大きな木で、丸太船の材料になるそうです。
上の写真で橋の向こうに見えるのが「紀伊長島まんぼう」です。土曜日の午後3時に出発し、2時間ほどで到着です。高速道路が出来たおかげで、南紀も近くなったものです。

公園にはクマノサクラが数本植えられていました。南紀は暖かいのかと思ったのですが、北風が冷たく、それほどでもありません。それでもクマノサクラの花がチラホラと開き始めていました。もう数日で咲きそうです。
尾鷲市へサイクリング
翌朝は簡単な朝食を済ませてからサイクリングに出発です。目指すのは尾鷲市にある賀田駅です。特に何があるってわけでもないのですが、距離が64kmとほどほどだからです。駅を目指すのは、帰りはサイクルトレインで紀伊長島に帰るつもりだからです。

初めのうちは気温も低く寒いくらいです。コースの前半はトンネルが多く、しかもほとんどのトンネルは下りばかりだったので、かなり寒かったです。尾鷲市までは時間も早く車も少ないので、国道42号線を中心に走りました。そのため直線が多いのですが、そのかわりトンネルだらけです。ただありがたいことに自転車用の小さなトンネルが隣に掘られており、そこを走るので、排気ガスも車の追い越しも無く安心です。さすがはナショナルサイクルロードです。

尾鷲港を越えてからは古い県道を走ります。こちらはくねくねと海岸近くを走るので、景色は抜群ですが、その代わりアップダウンが激しく相当ハードなコースです。こんな高いところまで上がったかと思うと、海岸近くまで降りるというのを繰り返します。特に九鬼のあたりは10〜12%の傾斜が続き、Eバイクとはいえ心臓はバクバクです。友人のEバイクはアシストが強いのですが、バッテリーの持ちが心配です。昨年長野の行った時はバッテリー切れで走れなくなったこともありました。あまりにキツイ坂が続くので、いつもは敬遠する4〜6%の傾斜がうれしいほどでした。

それでも64kmの距離を3時間チョイで走りきり、なんとか目的地の賀田駅周辺につきました。お昼ごはんを食べようとコンビニとかを探すのですが、なにもありません。これは不味いことになったと思ったら、小さな食堂を見つけました。そこにでのぼり旗が立っていた「本気の鰺フライ定食」を注文しました。のぼり旗を立てるだけはありますね。とても美味しかったです。
サイクルトレインに乗車

JRの紀勢線の紀伊長島と新宮の間は、サイクルトレインが走っています。特に変わった車輌というわけじゃなく、普通の電車に自転車ごと乗り込むことができる電車です。今年の3月末までの実験で、土日祝日だけ運行されます。ダイヤも平常通りで、他のお客さんも普通に乗っています。
賀田駅は無人駅で改札もありません。勝手に駅の中に入り、ホームで待たせてもらいます。電車の時間はこの時間帯は、なんと2時間に1本、下りは4時間に1本です。次の電車までまだ1時間もあります。駅前の自販機で缶コーヒーを買って、お菓子をつまみながら時間を潰しました。

ガラガラに空いている座席がオレンジ色の優先席だけだったので、ここの手すりに自転車を縛り付けました。ここから紀伊長島までは約50分です。電車は速いですね。乗ったのが紀伊長島行きだったので、降りるのは終点です。降りるときにあせらなくてもいいのが助かります。
紀伊長島駅のホームは上り線が階段無しで外に出られるのに対し、下り線は跨線橋を越えないといけません。そこらへんもちゃんと調べてあったので、帰りは上りなので、階段不要のつもりでした。ところが乗ったのが、紀伊長島行きだったため、車輌は下り線に入りました。思っていたホームとは違うところで降ろされて目が点です。いくら軽量のロードバイクとはいえ、電池やモーターの付いたEバイクです。装備も含めて主さは12kgほどになります。これを抱えて階段を上り下りするのはまぁまぁ大変でした。友人のEバイクは15kgあるので、もっと大変でしょうね。
駅をでたら再び出発地点の公園へ向かいます。駅からはほんの数分の距離です。後は自転車を車に積み込んで帰るだけです。近くの海の見える温泉に立ち寄ったのですが、満員で入れてもらえませんでした。しかたがないので、下道を走って北を目指し、通り道にある温泉に立ち寄りました。そこで汗を流してから帰路につくのですが、そんなこんなでお土産を買いそびれてしまいました。
まぁ、それでも楽しい旅でした。車中泊と自炊、そして自転車というお金のあまりかからない内容で、温泉もキレイなホテルのお風呂じゃ無く、公営の小学校の跡地利用の激安温泉で、お土産も無しと、オサイフに思いっきり優しい2日間でした。



根生さんへ!
今かな今かなと、今日は1日、ブログのチェックをさせていただいておりました。
いいです!イオンのお肉とマンボウのおつまみの写真。キャッチや十分!これだけで引っ張り込まれました。夕食はさぞおいしかったことと思います!
「ナショナルサイクリングロード」、そんなのがあるのですね!北海道ははいっていないのですね。ちょっと残念。
64kmのサイクリングとはいえ、道中の鯵のお店やサイクルトレインなど見どころいっぱいのツアーです。できれば、車中泊の様子や小学校の温泉などの写真もぜひ拝見したかったです。根生さんが車中泊するときのいつもの装備品なども、いつか車中泊の旅に出たいと思っているので気になります。
アップダウンがきつくて疲れているところ、早々のブログのアップ。ありがとうございました!
北海道は今日は気温が10度近くまであがりました。散歩したら土手にクロッカスが咲いていました。春はそこまで来ています。
バレンタイン、MP4、これからを楽しみにしております。おやすみなさいませ。
afvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
今度車中泊の写真もアップしますね。装備も最小限で簡単な料理しかしませんが、それなりに楽しいです。
ナショナルサイクリングルートは北海道にもありますよ。トカプチ400とう名前で、十勝平野を8の字に結ぶ400kmの長大なコースです。
太平洋岸の1400kmは、途中フェリーで渡る箇所もあり、ホントにひとつながりはトカプチ400で、さすがは北海道です。
行ってみたいけど、さすがに全コース走破は大変でしょうね。
実はバレンタイン2も少し進んだので、近いうちに制作記もアップしようと思っています。