日本海軍・航空母艦 天城 Op.494 その1 制作開始
2026年6月6日
Category : 艦船Tags : 天城日本海軍航空母艦

まだマクラーレンは終わっていませんが、少し息抜きに(なるのか?)次のキットに着手します。日本海軍の空母天城です。天城とは伊豆半島にある天城山のことです。石川さゆりのヒット曲「天城越え」の天城山です。日本海軍では山の名前は重巡洋艦に付けられるのですが、この天城は最初から空母として作られました。なぜ山の名前になったのか数奇な運命があります。
もともと天城は赤城と一緒に巡洋戦艦として計画されました。ところが1922年のワシントン軍縮で巡洋艦の枠が制限されたため、この2隻は当時無制限だった空母に転用されることとなりました。しかし完成間際の1923年の関東大震災で天城は被災して壊れてしまい、廃棄処分となりました。仕方が無いので海軍は廃棄予定だった戦艦加賀を空母に転用し、被災を免れた赤城とともに第1航空戦隊を組むことになります。
一方天城は廃棄されたのですが、その後1944年に竣工した雲竜型空母の2番艦に、悲劇の空母「天城」の名前が付けられました。ところがせっかく完成したのですが、大戦末期の1944年では搭載する艦載機も揃えられず、また乗員の確保も困難で、呉軍港の近くに係留されました。この頃は米軍の空襲も激しく、1945年7月の空襲でとうとう被弾し、大きく傾いてしまいました。水深が浅かったため沈没は免れたのですが、一度も出撃することなく終戦を迎えました。
そんな悲劇の空母「天城」をアオシマの1/700で作ります。キットにはちゃんと艦載機も入っています。せっかくですからね。プラモの世界だけでも箱絵の様な勇ましい姿を再現してやりたいと思います。
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