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テオヤンセンのミニビースト Op.425 完成!!

Category : 完成 生物

Scale : NS Maker : 学研 Post : 425-1

三重県立美術館

三重県津市にある三重県立美術館で開催されている『テオヤンセン展』に行って来ました。友人達と4人で近鉄で向かったのですが、平日のしかも閉館1時間前という駆け込みだったので、中はガラガラ、あの奇妙なオブジェを堪能してきました。

これだけなら単なる日記となるのですが、そこはモデラーの根生さんです。ちゃんと帰りには小型のストランドビースト(テオヤンセンのつくる動くオブジェの総称です)のミニサイズのミニビーストを買って帰りました。今回の作品はこのミニビーストです。

ストランドビースト

ストランドビースト

ストランドビーストというのは『砂浜の生命体』というような意味で、オランダの物理学者で芸術家のテオ・ヤンセン氏が造り出した風の力で動くオブジェです。机とかタンスくらいのサイズから大きなトラックほどのサイズまであり、そのほとんどは軽い塩ビのパイプで造られています。砂浜で実際に動かしているので実物は結構汚いです(;^ω^)

普通美術館の芸術作品は手を触れることはおろか、写真撮影だってダメなことが多いのですが、この作品は撮影OKだけでなく、手で触っても怒られません(タブン)。中には実際に動くデモをするものもあるだけでなく、自分で押して動かさせてもらえたりもします。

テオヤンセンのミニビースト

テオヤンセンのミニビースト

ただ機構が非常に複雑に見えるので、ウネウネ動く様はどれだけ眺めても何がどうなっているのかよく理解できません。出口付近のミュージアムショップまで来たらちゃんとそんな悩める大人達のために小型版のビーストの組み立てキットが売られていました。もう買わないわけにはいきませんよね。

完成!!

ミニビースト

さっそく作りました。説明書を見たら全部英語で書かれています。一瞬血の気が引きましたが、裏をみたらちゃんと日本語で書かれていました。よかった~~~(;^ω^)

見た目も動きも非常に複雑なのですが、構成はいたってシンプルです。この赤いラインでなぞったのが1つのユニットでして、これとまったく同じモノが左右に12個付きます。右も左もまったく同じパーツでただ裏返しになっているだけです。そのためキットには同じパーツがドッサリ入っており、パーツや向きを間違えないように慎重に組みたてないといけません。モデラーじゃ無いとちょっと大変かも・・・です。

テオ・ヤンセンのミニビースト

動力は風の力です。うちわでプロペラを扇いでやるとゆっくりと動きます。背骨の下に通っているゴムは全体のユニットがバラバラにならないように綴じるのに使われているだけで、これ自体は動力じゃないです。展示会場に資料が掲示されていたのですが、脚を作っているパイプの長さはコンピューターシミュレーションで導き出された絶妙な比率があるようです。これを使ってでっかいビーストも作ってみたいですね。やりませんけど(+_+)\バキッ!

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動画も撮ってみました

(全作品完成まで あと111)

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“テオヤンセンのミニビースト Op.425 完成!!” への4件のフィードバック

  1. うー より:

    以前「大人の科学」の付録にもなっていましたね。大型キット出ないかな? こちらは昨晩タミヤ48「スカイレイ」完成しました。

  2. 根生 より:

    そういえばこのキットも学研です。もともと本の付録だったんですかね。

  3. Bluebell より:

    根生さん、こんにちは。
    私も、子どもが夏休みに入ってすぐに行ってきましたが、その日は、ヤンセン氏その人が自らデモをしてくれたせいか、満員でした(この美術館で、あんなに大勢の人を見たのは初めてでした笑)。
    ミニビーストは、以前「大人の科学」にキットが付いていて(模型誌のマガジンキットみたいな感じです)、作りましたよ。羽根がすぐに壊れちゃいましたけど、実物よりキットのほうが、滑らかに動いてましたね。

    • 根生 より:

      神田さん、近所ですからね。やっぱり行かれたんですね。
      こんな珍しい展示会が津であるなんてね~
      やっぱり満員でしたか。

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