イギリス・歩兵戦車Mk.3バレンタイン2 その1 制作開始
2026年2月15日
Category : AFV イギリスTags : バレンタイン

MP4のクリア塗装の準備を進めながら、次のAFV作品にも進みます。次はなにを作ろうかと考えたのですが、やっぱり2月のこの時期と言えばこれですね。イギリス軍の歩兵戦車Mk.3バレンタイン2です。
第二次大戦の始めの頃には、戦車は歩兵支援の為の歩兵戦車と、戦車どうしの戦闘を目的とした巡航戦車に分かれていました。巡航戦車はスピード重視で軽量に設計されていました。一方歩兵戦車は、歩兵に随伴して、敵の塹壕や陣地を攻撃するため、速力は不要な代わりに、打たれ強い強固な装甲を持っていました。ドイツ軍では3号戦車が巡航戦車、4号戦車が歩兵戦車的なコンセプトでしょうか。その後ソ連のT-34のように、重装甲も、強力な火力も、そして機動性もすべて兼ね備えた戦車の登場で、戦車は主力戦車へと統合されていきました。
バレンタイン戦車は軽量なA10巡航戦車をベースに開発されたため、エンジン出力や足回りの制限から、あまり重くできません。そのため歩兵戦車として装甲を厚くするために、砲塔などが小型化されました。その結果乗車定員が少なかったり、大砲が小さかったりと、デメリットもあったのですが、とにかく低コストで大量生産に向いていたことから、イギリス軍では最もたくさん生産された戦車となりました。
特にドイツ軍と苦戦を強いられていたソ連軍に大量に送られました。ソ連軍の兵士には余程気に入られたのか、「新型戦車はいらないからバレンタインを送ってくれ」と言われたとか・・・
そんな人気のバレンタインですが、キットはウクライナのメーカー、ミニアートの1/35を作ります。ミニアートは昔から好きなメーカーで、色々と作ってきました。東欧のメーカーで、プラの質は弱くてイマイチですが、繊細でセンスのいい造形は大好きです。今は戦時下でとても心配なのですが、精力的に製品開発をやっているらしく、一安心です。そんなわけで「頑張れウクライナ」の気持ちを込めて作ります。
開封
このキットを購入したのは2012年の12月で、今から13年も前のことです。箱は変色してシミだらけになっていました。早速箱を開けて中身をチェックします。

元々丈夫で高品質なデカールが付属しているわけじゃ無いので心配していたのですが、変色もなく大丈夫そうです。またキットにはご覧の通りエッチングパーツも付属しています。キットの中身だけで、それなりに仕上がりそうです。

東欧系キットではありがちなのですが、塗装指示であまり馴染みのないメーカーの塗料番号だったりするのですが、ミニアートではMr.カラーやタミヤでの指示もあるので助かります。

塗装図はカラー印刷でわかりやすく、これまたありがたいです。ただ今回作りたい箱絵の車両は、前と左右しかありません。真後ろがどうにも分かりません。
ミニアートのホームページでは作例の写真が掲載されていました。これはありがたいです。おかげでなんとか補完ができそうです。あと明細の黒っぽい部分は、黒もしくはダークグリーンかと思っていたのですが、焦茶色みたいですね。塗装指示を見ても、タミヤのXF-10フラットブラウンのようです。
パーツ洗浄

パーツや説明書の確認が終わったら次はパーツ洗浄です。東欧系キットは離型剤が残っていることが多く、プラの表面がぬるっとしています。このままでは塗料の乗りが悪く、最悪はじいてしまうこともあります。そこで洗剤を使って洗います。プラモ用の洗剤もあるのですが、私はもっぱら花王のマジックリンを使っています。どこでも買えますし、性能的には十分です。量が多く、かさも大きいので、お風呂場で洗います。最後はお湯で濯ぐので、洗剤が落ちた後は表面がキュキュッとします。
と、ここまでが先週の作業なのですが、この後制作に入ろうと思ったら自転車で怪我をしてしまいました。流石に右手をギプスで固定されては手も足も出ません。足は出ますが^^;
そんなわけでちょいとお休みです。
この記事は東京からの出張の帰りの新幹線で書いています。なんとかキーボードが叩けるまでは回復しています。せっかく暖かくなってきたところです、早く良くなりたいです。
(全作品完成まで あと112)
ちなみに今年のバレンタインは、保険のおばちゃんお姉さんからの高額な義理チョコ(接待交際費チョコ)とその他義理チョコ2個でした。









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