フェラーリ・312T2 その2 ボディの整形と下塗り
2014年3月16日
リアサスペンションの組み立て
後輪のサスペンションパーツなどを切り出し、整形しました。仮り組みできないパーツもありこの写真に写っているのが全てでは無いのですが、これでエンジン、トランスミッションなどの塗装の準備は完了です。
クリアパーツで用意されたブレーキの冷却用のダクトは合わせ目をヤスリで消すためにすりガラスになってしまったので、コンパウンドをかけて透明に戻しています。でもパーツの接着面は消せませんよね。クリアパーツですから。
ボディの整形
カーモデルで一番時間がかかるのはボディの塗装やデカールの乾燥待ちです。ボディの塗装はサフから始まって幾重にも塗り重ねますから、その都度乾燥に時間をかけるんですね。
そこで説明書とは工程が前後しますが、一番最初にボディに取りかかるのが効率的です。まぁ、最初にエンジンの姿を見たいという衝動に駆られて組み立ててしまったのですが、本来ならこれが一番最初にする作業なんです。
ボディには赤と白を塗分けるためのラインがモールドされているのですが、位置を物差しで測っておいてから線を消しました。消した跡は1500番までのペーパーでならして、さらにコンパウンドをかけてピカピカに戻しておきました。
シャーシの一部も車体と同じ色になるので、ついでに塗っておきます。シャーシはシルバーで塗装するのですが、シルバーの輝きをよくするために下地にツヤ有りの黒を塗りました。
ボディは赤と白で塗分けるのですが、以前ドゥカティでデカールにプラの染料がしみ出すという失敗をやらかしています。行きつけのプラモ屋さんで聞いたら、それを防ぐためにサフの下にシルバーを一度塗って染料の染み出しを押さえると良いらしいのです。サフや上塗りの塗料で押さえきれなかった染料の染み出しがシルバーで押さえられるとは知りませんでした。シルバーにはなにか特殊な成分が入っているんでしょうね。妙に隠蔽力が強いですからね。
シャーシとボディをシルバーで塗ったので全身銀ぴかです。
ボディの裏側は半ツヤの黒で塗装しました。表を塗るときに塗料が回り込んだりするので最終的には筆塗りで仕上げるのですが、先にある程度広い範囲を塗っておけば、後の筆塗り行程がかなり楽になるからです。
ノーズの部分をみたらヒケが見つかりました。実はここにヒケがあることは分かっていて、銀を塗る前に削ってならしておいたのですが、どうやら削っただけでは修正しきれていませんでした。銀色を塗ることで非常によく分かってしまいました。
しかたがないのでパテでもう一度修正し直します。これで今日の作業はここまでですね、パテが固まったらボディの作業を再開します。
(全作品完成まで あと85)
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