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三方五湖サイクリング

Category : 日記

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三方五湖サイクリング 久々子湖

本来なら曇り時々雨の予報の週末が、なんと梅雨入りが遅れて晴れになりそう・・・ってことで、前から行こうと思っていた三方五湖に出かけました。早朝4時に起きて準備、5時チョイすぎには友人を迎えに行き、若狭に向けて出発。8時にはベースとなる道の駅に到着。車を預けてサイクリングに出発です。早朝で涼しい予定だったのが、8時はすでに日差しが強く、思ったより暑かったです。

詳しくは続きをどうぞ・・・

道の駅三方五湖

三方五湖サイクリング 道の駅

ここから出発です。ホントはこの写真は戻ってきたときのものですけどね(;^ω^)
最近太陽が非常にまぶしくて、いつも使っている眼鏡に、磁石でサングラスを貼り付けているのですが、サングラスが暗すぎて、サイクルコンピューターの液晶画面がチョイと見にくくて困っていました。そこで横から漏れて入る光も防いでくれる、サイクリング用のサングラスを新調しました。よく見ると中に眼鏡が付いているのが分かりますよね。遠近両用のインナー眼鏡を仕込んでいます。昨日出来てきたばかりで、なんとかサイクリングに間に合いました。

三方湖、菅湖から久々子湖へ

三方五湖サイクリング ホットドッグ

三方湖畔にある道の駅を出発し、湖岸沿いに菅湖から久々子湖へ向かいます。途中道を間違えて少し引き返したりもしましたが、水のきれいな久々子湖に到着です。久々子湖は若狭湾に面しており、三方五湖の奥の方にある湖の水を海に流しています。そのため塩分が少々ある汽水湖です。小腹がすいたので、ここの湖畔の遊覧船乗り場で、ホットドッグをいただきました。

三方五湖サイクリング 久々子湖
久々子湖には大きなボートの格納庫があり、たくさんの競技用ボートがしまわれていました。高校生のボート部がたくさん来ており、練習に出発するところでした。

日向湖

次は日向湖(ひるがこと読みます)です。他の湖とはつながっておらず、海とだけつながっているため、海水の湖です。この湖が一番水がきれいでした。

浦見川から水月湖へ

三方五湖サイクリング 浦見川

日向湖を一周し、再び久々子湖に戻ります。そしてそこからは、浦見川沿いに水月湖に向かいました。大昔は日向湖を除く4つの湖はつながっており、最下流の久々子湖を経て、水は海に流れ出ていました。でも1662年(寛文2年)の大地震で、久々子湖と水月湖の間の地面が隆起し流れが無くなってしまいました。そのため上流の湖の水位は何メートルも上がり、付近の村や田畑は水没してしまいます。

そこで水を海に逃すためにいろいろな策が検討されました。そして採用されたのが、人口の運河を作る作戦でした。この話はサイクリングに出かける前にガイドブックで軽く聞いていたのですが、実際に現地に行ってみたらビックリです。なんとこの運河、40mもの岩を彫込んで作られていました。もうこれは渓谷です。私の地元にあるような運河を想像していたので、ビックリしました。この運河の側道を越えるのに結構な急坂を登らなければいけなかったので、ヒーヒー言っていたのですが、感激で疲れも吹き飛びます。

なんでも、言い伝えによると、「鵜の飛ぶ方向に掘れ」と神様のお告げがあったとか。峠の向こうにあるであろう湖に、拙い測量技術でもって掘り進んだんでしょうね。みんなの村を守るために、何千人もの人が汗を流したことを思うと、胸が熱くなりました。

水月湖から三方湖へ

最後は一番大きな水月湖を湖岸沿いに廻り、三方湖に入ります。途中JAの梅の直売所があったりと、このあたりは車も通る道なので、いろいろと施設がありました。梅のソフトクリームを食べたり、お土産に大きな青梅を買ったりして戻りました。

三方五湖サイクリング 日向湖の茅葺き船屋

これは湖岸にある茅葺きの船屋です。この船を使って、自宅から田畑に通ったみたいです。

名物のへしこ

へしこ茶漬け

お昼前には三方五湖を後にして帰路につきます。途中で越前そばと、名物のへしこ茶漬けをいただきました。出発前に知人から「へしこを食べておいで」と言われていたのですが、「へしこって何だ?」じょうたいだったので、、お店で「へしこってなに」と尋ねるほどのど素人っぷりで食べてきました。

徳山ダム

徳山ダム

越前からは通常なら、北陸自動車道と名神高速を使って帰るのですが、この日は時間もあったので、新しくできた、冠山トンネルを通って帰ることにしました。福井県から岐阜県に抜ける山道が、このトンネルの完成で、一気につながりました。何本ものトンネルを抜けると、そこには巨大な水瓶、徳山湖です。徳山湖の一番端には、有名な徳山ダムがあります。ここを見学しました。

すごい迫力ですね。たくさんの巨岩を積み上げて作ったダムです。よくまぁ、こんなすごい物を作ったものです。17世紀の運河の掘削も感動的ですが、21世紀の巨大ダムもあきれて開いた口が塞がりません。

朝4時半に家を出たので、てっきり夕方前には帰宅するつもりで、家族に伝えていたのですが、寄り道が過ぎたために、帰宅は8時とすっかり遅くなってしまいました。湖岸を走るサイクリンツアーのつもりが、江戸時代と現代の土木工事を見る旅になっちゃいました。良い休日でした。

洗車

三方五湖サイクリング 洗車

昨夜帰宅したときは雨が降り始めていたので、自転車は車に積んだままでした。でも今朝はまた天気が良いので、泥だらけになった自転車を洗いました。今回は軽く流すだけですけどね。ロードバイクは家の中に入れるので、泥だらけだと叱られますからね(;´Д`)

それにしても梅雨入りしないですね。ちょっと水不足が心配になります。いよいよ徳山ダムの出番ですね。

(全作品完成まで あと114)

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“三方五湖サイクリング” への4件のフィードバック

  1. afvbuilder2021 より:

    根生さん、お久しぶりです!
    MP4からの自走砲、なかなかの展開にわくわくしておりました。特に、自分はオープントップの戦闘室内部の塗装をまだちゃんとしたことがないのでどのように進めていくのか楽しみにしておりました。塗装が始まったらメールしようと思っていた矢先のサイクリングのブログ!それも梅雨明けのような真っ青な青空!!カウンターを食らったような日曜日の夕方でした!自分がサイクリングしたわけでもないのに喜々としてしまいました。本当に気持ちよさそうです。それにガイドブックのような詳しい解説、そして美味しそうなグルメ情報!と内容満載で見ても読んでもとっても楽しかったです。写真もいつもながらとってもきれいですね。これからもサイクリングの記事アップしてくださいね。楽しみにしております!(もちろん自走砲の塗装も楽しみにしています)
    根生さんの行動力に影響を受けて、こちらは日帰りの早朝カヌーにいこうと毎週末の天気とにらめっこ中です。

    • 根生 より:

      afvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。

      自走砲のインテリアの塗り分けは、いまだによく分かりません。今まで、外からの見え具合によって、運転席はアイボリーで塗ったり、車体色で塗ったりしてきました。今回はどうしようか迷っています。
      何しろ珍しい車輌の様で、特に資料は見つかりません。4.7cm砲搭載型はあるみたいですが、それも怪しいんですよね。まぁ、大戦末期を年頭に入れて、でっち上げようかと思っています。

      サイクリングは楽しかったです。ず~っと梅の畑の横を走っている感じで、収穫期と言うこともあり、良い香りがしていました。私の自転車はロードバイクなので、梅の実を踏まないように注意して走るのですが、友人は太いタイヤのクロスバイクなので、梅のみをバンバン踏みつけて走ってました。帰りに道の駅で梅を買ったのですが、すごく良い梅が激安で買えました。前回のしまなみ海道では柑橘をたくさん買って帰ったのですが、今回の越前三方五湖は梅でした。こんなのも遠征の楽しみですね。

  2. afvbuilder2021 より:

    根生さんへ。ご返信ありがとうございました。
    戦闘室内部の塗装、でっち上げ?でも、根生さんの塗装方法はとっても勉強になります。時折、考証や細かいことにがんじがらめにならずに制作を進めるおおらかな所が、模型制作そのものを楽しんでいる根生さんのブログの魅力だと思っています。これからの塗装段階、楽しみにしております。ぜひとも自分が作っているマーダーⅡの塗装の参考にさせていただきたいと思います!

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