ティーガー1 フェールマン戦隊 その16 足回りの汚しと組み立て
2026年1月25日
Category : AFV ドイツTags : ティーガー1

今回は足回りの組み立てです。サイバーホビーとかですと、足回りは作って置いて差し込むだけですが、このキットでは二重になった車輪の内側を先に入れて、留め具で落ちないようにし、その上から外側と内側でサンドイッチにして固定する方式です。そのため、汚し等の仕上げを終えないことには車輪を取り付けることが出来ません。そのかわり全ての車輪は回転させることができます。別にしなくてもいいんですけどね(;^ω^)
そんなわけで、車輪の最終組立がここまで後回しになっていました。今だバラバラの転輪を汚しをしながら組付けていきました。
詳しくは続きをどうぞ・・・
まずは車体下部の汚し

まずは車体下部の汚しからかかります。使った塗料はごらんの3種類です。こってりとしたボリュームのある泥を再現するために、Mr.ウエザリングペーストを使います。色は上からピグメントをかけちゃうので何でも良くて、今回は明るめのマッドイエローを使いました。
ウエザリングペーストの上から、アダムワイルダーのピグメントをまぶしていきます。主に使ったのは、ダーク・ヨーロピアン・テレインという色です。暗いヨーロッパの地面色ですね。ただ、暗いと言ってもそんなに暗くないです。そこに所々、ドライ・ヨーロピアン・マッド(乾いたヨーロッパの泥)をまぶしています。ピグメントはアルコールでぼかしたり、広げたりしています。粉っぽさがたくさん残ったところは、落ちにくくするために、アダムワイルダーのピグメントフィクサーを垂らして、落ちにくくしました。

奥まった所や、泥が半乾きにしたいところには、Mr.ウエザリングペーストのウエットクリアを薄めて塗ってあります。濃いまま塗ると、テカテカの塗れた泥になりますが、薄めているのでしっとりと湿った泥になります。
車輪の汚し


次に車輪を汚します。左の写真は起動輪です。左右で色が少し違うのは、左側がまだ半乾きだからです。ピグメントをアルコールで薄く溶いて塗りつけ、乾いたら綿棒に溶剤を染ませて、ボルトの先や飛び出しているところを拭き取ります。全体に白っぽくなってのっぺりするので、もう一度スミ入れ塗料を薄く溶いた物を流して、凸凹を強調します。スミ入れ塗料はわりと乾くのが早いのですが、ピグメントの上から塗ると、少々時間がかかるようで、そのため左の起動輪は少し暗い色をしています。
起動輪の歯は、履帯と擦れて塗装が剥げているという設定で、金属光沢を出しています。金属光沢はエンピツで塗って表現しています。エンピツは子ども達のお古で、かわいい絵の描いてある20年選手です。
右の写真は一番内側の転輪です。ティーガー1の転輪は4列もあり、奇数番と偶数番で千鳥配列となっています。今回は後期型の配列ですが、なんと初期型では偶数番の転輪は3枚もあります。フェールマン戦隊には初期型の足回りの車輌もあり、そちらを選択することもできるのですが、そうなるとさらに手間が増えますね。
写真こそありませんが、転輪はさらに内側から2列目(奇数番)、3列目(奇数番)、一番外側の4列目(偶数番)もそれぞれ8枚ずつ仕上げます。そして誘導輪も貼り合わせの内側と外側をそれぞれ汚しました。
車輪の組付け

車輪を組付けていきます。起動輪だけは、起動輪の受けが回転式で車体に取り付けられているので、起動輪をその受けに接着するだけで回転式に取り付けられます。それ以外の車輪は上の写真の様に、内側の車輪を差し込んで、そこに留め具を差し込んで軸に接着し、固定します。

その上から外側の車輪を内側の車輪に接着して固定します。この写真は3列目まで固定されています。残るのは、一番外側になる、偶数番の転輪の外側だけです。

これで全ての車輪の組み付けが完了しました。やっと戦車らしい姿になりました。全ての車輪は回転します。起動輪は履帯を通すときにやりやすいので、回転してほしいのですが、それ以外は別に固定でも構わないですよね。

車体の裏側です。車体の前後は汚してあるのですが、裏側は特に作業をしていません。見えませんからね(+_+)\バキッ!
各車輪の履帯に触れる部分は、エンピツを塗って、金属光沢を出しています。後期型のティーガー1型は鋼製転輪ですから、金属むき出しです。ドイツ戦車の鋼製転輪は無垢の金属の塊というわけではなく、ゴムが転輪の中に仕込まれている、内装式というやつです。こうすることで耐久性がアップしたんでしょうね。モデラー的には塗り分けが必要ないので大助かりです。

せっかくなので、履帯を仮り組みして見ました。起動輪の歯に差し込んであるだけなので、連結はしていないのですが、長さはピッタリです。説明書の指示通り、99コマで正解でした。
こうして真横から見ると、ちょっと腰高に見えます。サスペンションのバネがキツすぎて、上がってしまっているようです。、前に作ったのはフルインテリアでしたから、重さでほどよく下がってくれたのですが、今回は中味がスカスカですから、ちょいと浮き上がってしまいました。戦車は低く構えているのが強そうなので、これは重りを入れて車高を下げないといけませんね。まぁ、それは最後の作業ですし、石ころかなんかを拾ってくればいいかな・・・って思います。
ピグメントの作業は部屋が粉だらけで汚れます。作業が終わったら、窓を全開にして掃除です。床も机も雑巾掛けまでするのですが、真冬にこの作業はちょいと辛いですね。ほんとなら履帯も一気に仕上げようと思ったのですが、そうなると掃除は夜になってしまいます。明るいうちにすませれば、寒さもほどほどなので、今回はここまでにしました。履帯の仕上げは来週末ですね・・・って、もう来月か・・・
(全作品完成まで あと113)
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根生さんへ!こんばんは!
先日の沖縄旅行のブログで十分エネルギーをいただけたのに、昨日の自転車のブログでは、雲から光が差す写真にノックアウトさせられました。そして沖縄のブログに「週末は模型でも。」と書かれてあったので、もしかしたらと思って、只今ブログを開いてみたらタイガーが載っているではありませんか!キャタピラをつけたタイガー、重量感があって格好いいです!ピグメントの段取りなども大変勉強になりました。タイガーの完成が待ち遠しいです。明日に向けてエネルギーチャージできました!ありがとうございました。
こちら北海道は、真冬日が続き、雪かきに追われアウトドアはしばらくお預けです。週末はちまちまと模型製作にいそしんでおります。ようやくマーダーⅢの制作に一区切りをつけ、来週から子供時代からの夢だったRSO with PAK40(イタレリ)の制作に入ります。年代物なのでまたまた時間がかかりそうです。
afvbuilder2021さん、こんにちは。
さっそくのコメントありがとうございます。
ピグメントでの汚し作業は、後の掃除を考えるとちょっと腰がひけるのですが、始めてしまえばなかなか楽しい作業です、
とは言え、次回の更新は来週末以降になりそうです。