日本海軍・軽巡洋艦 長良 Op.326 制作開始
2013年12月1日
1万トンクラスの重巡洋艦に対し、半分の数千トンクラスの巡洋艦が軽巡洋艦で、主に空母や輸送船の護衛の任務に活躍しました。日本海軍では軽巡洋艦は川の名前を当てられます。
この長良は大正11年に完成した長良型軽巡洋艦の1番艦です。同型艦には他に名取、五十鈴などがありいずれも川の名前です。今回長良を選んだのは私の住む町の近くを流れているからで、なじみがあるからなんです。旧海軍(だけでなく全部ですが)の艦船に対してまるで知識の無い私にはそれぞれの船に対する思い入れはほとんど無く、こんな理由で作るキットを選んでいます。まぁ、これもありかと・・・(;^ω^)
キットはフジミ製でエッチングパーツも同梱されたお買い得セットです。エッチングパーツの使用が一般化している1/700艦戦模型ではこの配慮はウレシイですね。中身を見てみると少々古そうなモールドで、おそらく古いキットにエッチングパーツを付けて再販なのかな?って感じです。
エッチングパーツは一般的な真鍮製ではなく、堅めのステンレス製です。細長い手すりなんかは変形しにくくて良いかもしれませんね。制作を始める前に箱から出したらすぐに中性洗剤で洗い、メタルプライマーを塗り、そしてサフ代わりの影色(Mr.カラー333)を塗っておきます。これで制作の準備完了ですね。
船体の組み立て
古い金型からなのか、錨の真横に盛大なヒケがあります。このまま放置もできませんから、パテで埋めることにしました。でも錨を助けることはできませんから、そのまま一緒に削ってしまいました。後からピットロードの錨を貼り付けておくことにします。
船の側面にある魚雷発射管のあるデッキには床がありません、よく見ると船の中がみえちゃうので、プラ板を貼って床にしておきます。魚雷発射管と床は先に塗装をすませておきます。
船底のパーツを貼り付けて整形します。微妙に段差ができるので平らにならします。実際の船では船体と艦底は色を塗分けてあるだけで段差はありませんからね。
ペーパーでならしたら艦底職を先に塗装し、0.7mmの細切りマスキングテープを貼って艦底をマスキングしておきます。
(全作品完成まで あと87)
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