ガルパン・KV-2重戦車 その2 塗装
2015年5月21日
Category : AFV キャラクター ソビエト連邦Tags : KV-2ガルパン
ガールズ&パンツァー プラウダ高校の KV-2重戦車 です。今回は塗装をしました。冬期迷彩で真っ白です。通常の冬期迷彩なら塗装が少し剥げて下から緑色が覗いているという塗る方が一般的ですが、今回はアニメのCG画にならって真っ白に仕上げます。ただしちゃんと面毎に明度の差をつけてCG画っぽさを狙いました。
詳しくはつづきをどうぞ…
牽引ワイヤー
塗装に入る前に作っていなかった牽引ワイヤーを作ります。実は作り忘れていたのではなく、作れなかったんです。
通常タミヤのキットは牽引ワイヤーは糸が入っているのですが、このKV-2のように古いキットではプラのワイヤーパーツを火で炙って曲げるように指示されています。
私は子供の頃これにチャレンジしてことごとく敗れ去っていました。それがトラウマになっていたので、いつもこの手のキットでは勝手に糸か撚った銅線に交換してしまっていたのです。でも今回はキットの中味だけで作らねばいけませんから、その手が使えません。それで手が止ってしまっていたのです。
でもやらないわけにはいかないので、意を決してやってみました。最初はヒートペンに近づけるなどしてじんわりと暖めてみたのですが、全然らちがあきません。と言って、この時期ですから説明書に書いてあるような蚊取り線香もありませんし売ってませんよね。仕方が無いので、アロマキャンドルの小さいのを使って炙ってみました。
やってみるとできるもんですね。あまりキレイじゃ無いのですが、なんとなくそれらしくなってくれました。これで子供の頃のトラウマが一つ解消されました。
サフ吹き、影吹き
サフ吹きです。白く塗るのですが、白サフでは無く普通のサフを使いました。プラの成形色が濃いグリーンなので、これが少し透けて見えてもうこれで完成じゃないかと思える感じですよね。でもそうは行きません。そう見えるだけですから(笑)。
影吹きは M3リー中戦車 を塗ったときよりも更に明るい影色を作って塗りました。こうしてみると影に見えますが、単体で影色をみると、少し濃いグレーにしか見えません。
基本塗装
これらは基本塗装に使ったカラーです。真っ白な車体といっても面毎に明度が変えられているので、それに対応するために3つの白を用意しました。
暗色は315番のグレーFS16440、中間色は311番のグレーFS36622、そして明色はフラットホワイトです。Mr.カラーには豊富なグレーが揃っているので、こういうときは重宝しますね。
基本塗装の暗色です。車体の下面を中心に塗っています。砲塔の側面も塗っていますが、ここには中間色を重ねて面毎に明るさを変えてみることにします。
エンジンデッキや砲塔の天板は塗っていません。
中間色を残りの部分に塗ります。塗っている色はグレーばかりなのですが、もう真っ白に見えてきます。人間の目はいい加減ですね。
最後に光が強く当たる水平の面にフラットホワイトを吹きました。最初から全体に白を吹いてしまうとメリハリの無い白飛びした絵になってしまうのですが、3種類の白(グレーですが…)を使うことで、自然光の下で見たような強い陰影のある白い車体を作ることができました。
同時制作をしているM3リー中戦車と並べてみました。プラウダ高校と戦ったときの大洗女子学園のM3リーはすでにオリーブに塗られていたのでこのツーショットはありえませんが、なんだか紅白でおめでたいので撮影してみました。
(全作品完成まで あと104)
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