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しまなみ海道サイクリング

Category : 日記

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しまなみ海道サイクリング

行って来ました「しまなみ海道」、自転車乗りなら一度は走りたい、サイクリストの聖地です。マクラーレンMP4/6はボディの整形を開始しました。出発前にパテをモリモリしてあります。まずはパテの乾燥待ちということで、旅を楽しんできます。

詳しくは続きをどうぞ・・・

オレンジフェリーで今治へ

オレンジフェリー

しまなみ海道がある、今治と尾道は愛知県から400kmも西にあります。車で走れない距離でも無いのですが、70kmのサイクリングが待っていますから、ここは奮発してフェリーで今治に向かうことにしました。愛車のステップワゴンに自転車2台(友人の分もね)を積んで、まずは大阪南港に向かいます。金曜日の夕方に早めに仕事を切り上げて17時に出発です。途中イオンでで晩ご飯とお酒とおつまみを買って、19時半にはフェリーにチェックイン。20時に車を積み込みます。フェリーはめっちゃ豪華で、部屋もゆったりしています。ここで酔っ払って寝ているうちに愛媛に着くなんて、夢のようです。明石大橋と神戸の夜景がすごくきれいでした。

サイクリングスタート

しまなみ海道 サンライズ糸山

しまなみ海道といえば、起点となるサンライズ糸山のこのモニュメントは外せません。期待以上の晴天に気分は最高潮なのですが、ここで舞い上がりすぎてとんでもない失敗をしてしまいました。

しまなみ海道サイクリング 来島海峡大橋

一番最初の来島海峡大橋です。3つの大きな吊り橋がつながっています。もうごきげんですが。でもこの写真にすでに異変が映っています。そうなんです、背中に背負っているはずのリュックがありません。なんで気づかないかな・・・

3連の吊り橋を渡り終えて道の駅に着いたところで、荷物が無いのに気づきました。いつもはサイクリングの時は荷物は持ってませんからね・・・なんてのは言い訳になりません。橋は3本で7kmの長さです、往復14kmなんてまだなんとでもなる長さです。さっそく取りに戻ります。

実はいつも一緒に走っている友人は、60歳を超えてからサイクリングを始めたので、電動アシスト付きの自転車に乗っています。電動アシスト付きは日本の法律で25km以上のスピードはアシストしてくれません。しかも20kmほどから次第にアシストパワーが減らされます。そのため二人で走るときはいつも20km以下のスピードで走っています。

ですが、荷物を一人で取りに戻るわけですから、ここはぶっとばすことが出来ます。路面の状態も非常に良いですし、ほぼ無風です。緩い登りはそれなりのスピードですが、下りはだれもいない所では思いっきり飛ばします。もちろん無理のない範囲ですが。

しまなみ海道サイクリングロード

橋の途中にガイドの看板がありました。しまなみ海道はこれだけの橋を渡ります。実は最後の新尾道大橋は渡らずに渡船を使います。これだけの橋を渡らなければならないのに、最初の橋をすでに3回も渡ってしまいました。来島海峡大橋だけはベテランです(;^ω^)

しまなみ海道サイクリング
しまなみ海道サイクリング

なんだか写真の順番がかなり怪しいのですが、とにかく美味しい食べ物と絶景の連続です。橋を渡るときにあの高さまで登るのが大変そうですが、実はそうでもありませんでした。橋に登るループ状のスロープは斜度が3%で作られており、ロードバイクなら、私のような貧脚でも軽く登ることが出来ます。それよりも、橋と橋をつなぐ一般道の方が傾斜のキツいところがあり、そちらでヒーヒー言いました。特に島の真ん中を突っ切る大島と、因島大橋に向かう道がしんどかったです。

しまなみ海道 因島大橋

今治のサンライズ糸山を出発して、大島、伯方島、大三島、生口島、因島と走ってきて、いよいよ最後の向島に渡ります。ここまではずっと高速道路の横を自転車道が並走していたのですが、この橋は2階建てになっていて、高速道路の下を自転車道が通っています。橋を渡るのはこれが最後です。

尾道に到着

しまなみ海道サイクリング 渡船で尾道へ

向島から尾道に渡る新尾道大橋は、橋に向かう道路に自転車が安全に走るだけの幅がありません。そのため、自転車は陸路ではなく、船で渡ります。尾道水道は300mほどしか幅が無く、船というよりは動く艀のようなフェリーが、車と自転車と人をピストンで運びます。なんと料金は70円という安さです。乗っている時間もホンの数分です。買物の主婦や学生さんもいたりして、完全に生活の足になっています。これでいよいよ尾道に上陸です。

しまなみ海道サイクリング 尾道観光

港からホテルまで自転車で走ります。ほんの数百メートルですから、あっと言う間です。ホテルにチェックインしたら、お風呂で汗を流して少し休憩です。そして夕方には街にくりだして、港の夜景を楽しんだり、尾道ラーメンをいただいたりしました。一日中食べてばかりなので、90kmの距離を走ったのですが、消費カロリーは完全に元を取っているような気がします・・・(;^_^A

高速バスで車を回収に

車を回収に今治へ

車を今治に置いてきたので、取りに戻らないといけません。フェリーに自転車を積んで、フェリーを乗り継いで今治に行こうと思っていたのですが、天気がどうも怪しい感じです。このままでは、今治港からサンライズ糸山まで、雨の中を走らないと行けなくなりそうです。そこでバスを使う事にしました。

尾道からは高速バスには乗れないので、隣の向島まで路線バスで向かいます。向島の向東バスストップで高速バスに乗り換えて、しまなみ海道を愛媛に向かいます。前日に1日かけて走った距離を45分で戻ります。

今治駅からはタクシーでサンライズ糸山に戻るつもりだったのですが、天気が持ったので、来島海峡大橋の途中にある馬島バスストップで下車し、そこから来島海峡大橋の愛媛寄りの1本を歩いて渡りました。自転車で走ったときも景色はキレイだったのですが、歩いて渡るとさらに景色を楽しめますね。歩いたのは30分ほどですから、距離は2kmぐらいでしょうかね。

車を回収して尾道へ

フェリーではなくバスを使ったので、自転車はホテルに置いたままです。今度は自転車を回収しなければいけません。最初は自転車で、次はバスで渡ったしまなみ海道を、こんどは自家用車で渡ります。ついでなので、自転車で走ったときに見かけた、大島の浜焼きBBQに立ち寄りました。牡蠣にさざえにたこやイカ、肉はほんのちょっぴりだったのですが、海鮮に大満足です。

他にも、大きな八朔や無農薬の有機檸檬、冷凍のオレンジやスライスレモンなど柑橘をいっぱい買いました。自転車では持てないお土産ですが、車ならドンと来いです。

しまなみ海道を自家用車で戻る

自転車を預かってもらっていたホテルに戻ります。そしたらなんと、部屋のクローゼットに服を忘れてました。ホントに失敗の多い旅ですね。車を駐車場に預けて、駅前でお土産を買ったら、いよいよ帰宅の途につきます。今度はフェリーじゃ無くて自走なので、二人で交替で運転です。まぁ、400km弱ですから、そんなにキツくないですね。でも滋賀から三重県に抜けるあたりは土砂降りの雨でした。しまなみ海道で降られなくてホント良かったです。

金曜日の夕方に出発して、日曜日の夜帰るまで、ほんとに楽しい2日半でした。また来年も行きたいですね。いろいろと情報やノウハウを得ましたから、次回はもっと楽しめると思います。まぁ、天気次第ですけどね。

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“しまなみ海道サイクリング” への4件のフィードバック

  1. afvbuilder2021 より:

    根生さん、しまなみ海道サイクリングおかえりなさいませ!ブログを開いた瞬間、うわ~~~っとモニュメント前の写真にやられました!道中記も子細にわたり記されていて、アクシデントがこれまたいい旅の思い出になったことと思います!写真を見ていると自分がサイクリングしたような気分になりました!なかなか遠い場所ですが、いつか大人になった子供と一緒に行ってみたいと思います。コース走破するための交通機関の使い方など、走破した方ならではのナイスなアドバイスは参考なります。ただの憧れがなんとなく自分もやれそうな気持ちになりました。一緒に同行された方もこんな素晴らしい最高の天気の下でしまなみ海道を走破できたのも根生さんと出会いがあったからだと思います!これからもアクティブなブログ楽しみにしています!自分も気力を出してまだまだアウトドアを楽しまねばと元気をもらいました!
    今日見たらMP4の制作もさっそく始まっていましたね!根生さんのバイタリティーはやっぱり刺激を受けます!ありがとうございました。

    海鮮のBBQ、最高のご褒美ですね!

    • 根生 より:

      asfvbuilder2021さん、こんにちは。コメントありがとうございます。
      あのモニュメントは定番ですよね。写真撮影は順番待ちでした(;^ω^)
      しまなみ海道は距離こそありますが、危険な箇所や厳しい箇所が無いので、だれでも、それこそ普通の自転車でも走ることが出来ます。ぜひお出かけ下さい。
      今回のサイクリングにあたり、しまなみ海道そのもののレポートはネットにたくさんあったのですが、どうやってそこまで行き来するかはあまり情報がありませんでした。それでBLOGにするなら、そのあたりを書こうと思っていました。現地に行ってわかることもありましたし、今回の行き方はちょっと費用がかかったので、次はお値打ちプランを考えようと思っています。また来年も行きたいですね。

  2. afvbuilder2021 より:

    根生さん、お返事ありがとうございます!
    今回のサイクリングの記事は、根生さんのねらい通り、アクセス&回収周りがとっても参考になったブログでした。旅のプランニングの大事な情報で本当にイメージが湧きました。
    ぜひ、もう来年、もう一度トライしていただいて「お値打ち」プランを紹介していただければありがたい限りです!心待ちしております。
    MP4の制作記事は、いよいよ自分がカーモデルに手を出せない原因でもある塗装作業と磨きあげ?に入るのでしょうか?楽しみに拝見させていただきます!

    • 根生 より:

      私も基本的にはAFVモデラーなので、ピカピカ仕上げのカーモデルは苦手です。
      とにかく手を抜かない、時間をかける、が大事かと思っています。
      ほんとに久しぶりなので、まるで自信なしです(;´Д`)

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