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Beleben Sie PANTHER その3 地面

Category : ジオラマ

Scale : 1/35 Maker : Post : -

ミラコンで地面を作る

ミラコンで地面を作る

ダイオラマにタイトルをつけました。単品のプラモの場合はプラモメーカーがそのキットにつけた名前をそのまま作品名としていましたが、ダイオラマの場合は自分でつけなければなりません。ダイオラマのタイトルは英語でカッコ良く付けられていることが多いのですが、ドイツを舞台にした場合英語はなんだな・・・と思いまして、無理してドイツ語にしてみました。ベレーペン・ジー・パンターとでも発音するのでしょうか、蘇れパンサーという意味のつもりです。

さて、今回は地面を作ってみました。ミラコンとか言うセメントみたいなものを絵の具で着色して固めます。土色のポスターカラーをうなぎ弁当の入っていた発泡スチロールの容器1/2の水で溶きます。ここに木工ボンド(いつも使っている速乾性ではなくお徳用の安い黄色いボトルのもの)をドカッと入れます。そしてここにミラコンの粉を少しづつダマにならないように溶きながら加えていきます。そして堅さがソフトクリームくらいになったら準備OKです。

おっと、その前にマスキングが必要です。せっかく作ったベースや水面にミラコンのドロドロがつかないようにマスキングテープで覆ってしまいます。これは地面が全部完成すすまでそのままにしておきます。

準備が出来たらおもむろにミラコンを塗りつけていきます。小さな部品ばかり作っているのとは大違いで、大きなコテで大胆に塗りつけていくのは気持ちがいいものです。山と斜面の部分を最初に盛り付けます。そして、次に道路の平らな部分です。ほんの数ミリの凸凹も35倍すれば20~30cmにもなります。実際にそんなに凸凹があっては道路とは呼べません。ですから、道路部分の凸凹はそれこそ1~2mm程度に均さなければなりません。コテを使って丁寧に丁寧に均していきます。小川の土手の部分は少し高くなっているので(タブン)ちょっとだけ余分に盛ります。

ミラコンは結構固まるのが速く、ドロドロだったのがいつの間にか堅くなってきました。そこで履帯の跡をつけるためにパンサーを道路の上に押し付けます。均等に履帯の跡をつけるのは難しく、浅い部分があるので強く押し付けたら、ボコッと取れてしまった部分ができました。あわてて余ったミラコンを塗って穴を埋めました。それからは無理をせずに、予備の履帯を使ってスポットで跡をつけることにしました。夏の乾いた地面ですから、バイクのような軽い車輛ではタイヤの跡はつかないのでBMWの後ろにはタイヤの跡はつけませんでした。

(全作品完成まで あと27)

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