ドイツ・8.8cm対空砲Flak37 その10 完成!!
2014年12月15日
Category : 完成 AFV ドイツTags : 8.8cm砲Flak37
チッピング
完成が近づいてきたのでこのまま一気に突っ走ります。仕上げの最初はチッピングです。エナメルのジャーマングレーとハルレッドを混ぜてチャコールグレーを作り、これをスポンジの切れ端でスタンプします。人の手が触れたり、脚で踏んづけたりする箇所にポンポンと押していきます。あまりに手軽なので、やりすぎてボロボロにしないように注意がいるくらいですね。
泥汚れ
ピグメントをアクリル溶剤で泥状に溶いてタイヤや架台の下を汚します。ピグメントが乾いたら堅めの筆でこすって落したり、溶剤を垂らしてシミやぼかしを作ったりします。机の上は粉まみれですね。
コードリール
リンバーの上には離れた場所にあるコマンドゲレーテという機械と砲の装置をつなぐためのコードを巻いたコードリールがあります。ここにコードを巻き付けます。
キットに付属のコードは少々太かったので、もう少し細いコードを買ってきて巻き付けました。こうやってできてみると、もっと細くても良かったかもしれませんね。
キット付属のコードは中空のパイプでしたが、使ったのはちゃんと中に芯の入ったコードです。個の方が形が付いてくれるので巻きやすかったですね。所々で瞬着を流して留めておいたのでほつれては来ません。
完成!!
最後に砲を架台に乗せてトラベルクランプを固定します。これにて ドイツ・8.8cm対空砲Flak37 の完成です。大変大型の砲なのに恐ろしく緻密な精密機械の対空砲のFlak37です。まさにドイツの科学技術の結集ですね。
Flak36は今まであったのですが、37はこのキットだけなのでなかなか貴重な製品ですよね。しかも金属砲身や、クリアパーツに印刷されたメーター、そして一発抜きで作りやすくできの良いタイヤなど8.8cmFlakの最高峰のキットと言えます。
たしかにAFVクラブのFlak18の方がパーツ数も多く、再現度は高いのですが、その分少々作りにくいので、バランス的にはドラゴンのこのキットが一番良かったと思います。久しぶりに作った8.8cm対空砲です。とても楽しめました。
(全作品完成まで あと88)
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