Feldkrankenhaus(野戦病院) その4 塗装
2007年10月27日
Category : ジオラマTags : キューベルワーゲン
室内の床の制作
このキットは壁の裏側など室内側も再現されているのですが、残念ながら、床や天井はありません。天井はともかく、床が無いと扉を開いたときにちょっと寂しいので、簡単に作ることにしました。
床の土台となる部分を1mmのプラ板で作ります。この上に床を作るのですが、木目を彫って、それらしく着色するより、実際の木を貼り付けた方が簡単なので、バルサの薄板を5mm幅に切り取り、これを両面テープで貼り付けます。その時、つなぎ目が適当な間隔で出てくるようにバルサの板を切りました。
写真は無着色状態ですが、これをクリアオレンジに黒をちょっと混ぜて作った、クリア茶色を塗りました。ニスとかがあれば良かったんでしょうが、たまたま手持ちがなかったので水性アクリル塗料ですませてしまいました。
ここにベッドとかのインテリアを作ればさらに完璧なのでしょうが、今回はそこまではしません。というか、出来ませんけど・・・
塗装
いよいよ塗装です。建物はピンク色です。都市部の建物で臨時の野戦病院に使っているわけですから、もともとは民間の建物です。箱絵もオレンジ色のように見えますが、レンガや地面の石畳との対比を考えてピンクとしました。ただし、ピンク色に肌色を少し混ぜてオレンジに振ってあります。
階段や柱、窓や扉の枠は箱絵にならって白です。写真では見えませんが、室内の壁も白です。これは少しベージュに振った方がそれらしいのですが、ウオッシングをするときに茶色が入りますから、とりあえずは真っ白でOKかなって思っています。
レンガはブラウン、オレンジ、レッドを混ぜて作りました。扉や窓はアメリカーナ(トールペイント用水性アクリル塗料)の焦げ茶色をわざとムラに成るように塗ってあります。
車道の石畳は油彩を使ってフィルタリングの要領で色を付けてあります。全部の石の色が同じではちょっと・・・と思ったので、一手間入れてみました。
いよいよ次は汚し塗装ですね。なんとか今月中に仕上げられそうです。
(全作品完成まで あと20)
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