« »

3号突撃砲G後期型 その45 シュルツェンの汚し

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ボーダー Post : 489-45

3号突撃砲G後期型 シュルツェンの汚し

今回は戦車の汚しの大詰め、シュルツェンのウエザリングです。シュルツェンというのは、高熱を発する火薬を使った成型炸薬弾という砲弾から車体を守るための、少し離れた場所に付けられた鉄板です。これを車体と同じ要領で汚します。

詳しくは続きをどうぞ・・・

ウエザリングペイント

3号突撃砲G後期型 ウエザリングペイントで土汚れ

ウエザリングペイントを使って土汚れを付けます。まずは明るいベージュ色のファインダストです。シュルツェンの下の方に塗り、水でぼかしていきます。全面にぼかして広げます。

3号突撃砲G後期型 ウエザリングペイントで土汚れ

次に茶色のミディアムマッドを使い、少し湿った感じにします。これは下の方の端っこだけです。なんかあんまり変わり映えしませんね(;^_^A

チッピング

3号突撃砲G後期型 シュルツェンのチッピング

次はチッピングです。シュルツェンはステーに引っかける部分や端っこにチッピングをたくさん入れます。でもそれだけじゃありません。シュルツェンは上の写真の様に、後から順番に引っかけます。進行方向にある板がその後の板の上に重なるようになっています。これは藪などを通るときに、板と板の間に木の枝なんかがひっかかるのを防ぐためです。そしてそれぞれの板はただぶら下がっているだけでしっかりと固定はされていません。というわけで、板と板が擦れる部分(写真の指でさしている所)には多めにチッピングが入っています。

泥跳ね

3号突撃砲G後期型 泥跳ね

はねた泥を付けます。堅い筆に原液のままのウエザリングペイントを付け、指ではじいて飛ばします。これまでは、泥跳ねはアルコールで溶いたピグメントを飛ばしていました。ピグメントは大小さまざまな粒が飛んでくれるのですが、ウエザリングペイントはよく錬られているためか、粒の大きさがそろってしまっています。ここはピグメントの方が良かったですね。

3号突撃砲G後期型 車体前部の泥跳ね

車体の前部にも泥跳ねを付けました。シュルツェンと同じやり方です。

3号突撃砲G後期型 車体後部の泥跳ね

車体の後部にも泥跳ねを付けます。こちらはかなり汚れてドロドロです。実際に戦車をしっかりと見たことはないのですが、ホントはもっとドロドロかも知れませんね。どうなんだろう?って想像を膨らませながら作るのって、わからないけども楽しいですね。

3号突撃砲G後期型 シュルツェンの汚し

これで戦車はほぼほぼ完成です。フィギュアも完成していますから、これでフィニッシュって場合もあるのですが、今回はここからもう一仕事です。車体にどっさり積まれた荷物を作ります。これらが全部キットにまるっと含まれていますから、すごいですよね。高いキットだったのですが、こんなに長いこと遊ばせてもらえますからね、コスパはとっても良いかもしれません。

(全作品完成まで あと116)

関連するコンテンツ

作品No.489の記事一覧

  1. ドイツ・3号突撃砲G後期型 1/35 ボーダー Op.489 制作開始 (2023年4月8日)
  2. 3号突撃砲G後期型 その2 車輪とサスペンションの組み立て (2023年4月9日)
  3. 3号突撃砲G後期型 その3 シャーシの箱組み (2023年4月10日)
  4. 3号突撃砲G後期型 その4 シャーシ細部の組み立て (2023年4月11日)
  5. 3号突撃砲G後期型 その5 シャーシ内部をざっくり塗り分け (2023年4月13日)
  6. 3号突撃砲G後期型 その6 シャーシ内部の塗装 (2023年4月16日)
  7. 3号突撃砲G後期型 その7 変速機の組み立て (2023年4月18日)
  8. 3号突撃砲G後期型 その8 エンジンの組み立て (2023年4月19日)
  9. 3号突撃砲G後期型 その9 エンジンと変速機の塗装 (2023年4月20日)
  10. 3号突撃砲G後期型 その10 運転席周りの制作 (2023年4月22日)
  11. 3号突撃砲G後期型 その11 戦闘室の床 (2023年4月23日)
  12. 3号突撃砲G後期型 その12 運転手フィギュアの組み立て (2023年4月24日)
  13. 3号突撃砲G後期型 その13 運転手フィギュアの塗装 (2023年4月26日)
  14. 3号突撃砲G後期型 その14 戦闘室装備品の組み立て (2023年4月29日)
  15. 3号突撃砲G後期型 その15 戦闘室のウエザリングと運転手フィギュアの追加工作 (2023年4月30日)
  16. 3号突撃砲G後期型 その16 戦闘室装備品の塗装と取り付け (2023年5月2日)
  17. 3号突撃砲G後期型 その17 燃料タンク、冷却水パイプなどの組み立て (2023年5月6日)
  18. 3号突撃砲G後期型 その18 燃料タンクと冷却水パイプの塗装と組付け (2023年5月7日)
  19. 3号突撃砲G後期型 その19 冷却ファンの制作 (2023年5月8日)
  20. 3号突撃砲G後期型 その20 エンジンの搭載 (2023年5月9日)
  21. 3号突撃砲G後期型 その21 機関室内部が完成 (2023年5月11日)
  22. 3号突撃砲G後期型 その22 運転席天板内側 (2023年5月12日)
  23. 3号突撃砲G後期型 その23 戦闘室の箱組み (2023年5月14日)
  24. 3号突撃砲G後期型 その24 戦闘室内部パーツの組み立て (2023年5月16日)
  25. 3号突撃砲G後期型 その25 戦闘室内パーツの塗装と取り付け (2023年5月17日)
  26. 3号突撃砲G後期型 その26 主砲の組み立て (2023年5月21日)
  27. 3号突撃砲G後期型 その27 主砲の塗装 (2023年5月23日)
  28. 3号突撃砲G後期型 その28 フェンダーとエンジンデッキの取り付け (2023年5月25日)
  29. 3号突撃砲G後期型 その29 戦闘室の取り付け (2023年5月27日)
  30. 3号突撃砲G後期型 その30 フィギュアの組み立て (2023年5月28日)
  31. 3号突撃砲G後期型 その31 戦闘室の天板・ハッチ裏の制作 (2023年5月29日)
  32. 3号突撃砲G後期型 その32 車体細部の組み立て (2023年5月31日)
  33. 3号突撃砲G後期型 その33 シュルツェンと荷物台の組み立て (2023年6月1日)
  34. 3号突撃砲G後期型 その34 塗装 (2023年6月4日)
  35. 3号突撃砲G後期型 その35 デカール貼りと車輪の迷彩 (2023年6月5日)
  36. 3号突撃砲G後期型 その36 OVMなどの塗り分け (2023年6月7日)
  37. 3号突撃砲G後期型 その38 フィギュアの塗装 (2023年6月20日)
  38. 3号突撃砲G後期型 その39 スミ入れ (2023年7月3日)
  39. 3号突撃砲G後期型 その40 シュルツェンとOVMの仕上げ (2023年7月4日)
  40. 3号突撃砲G後期型 その41 車体下部の汚し(1) (2024年4月12日)
  41. 3号突撃砲G後期型 その42 車体下部の汚し(2) (2024年4月13日)
  42. 3号突撃砲G後期型 その44 車体上部の汚し (2024年4月21日)
  43. 3号突撃砲G後期型 その45 シュルツェンの汚し (2024年4月22日)
  44. 3号突撃砲G後期型 その46 荷物の組み立てと塗装 (2024年4月25日)
  45. 3号突撃砲G後期型 その47 荷物の仕上げ (2024年5月2日)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

« »