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3号突撃砲G後期型 その43 履帯の汚しと組付け

Category : AFV ドイツ

Scale : 1/35 Maker : ボーダー Post : 489-43

3号突撃砲G後期型 履帯の汚しと組付け

届いた水性ウエザリングペイントを使って履帯を汚しました。日曜日に届いてすぐに作業を始めたのですが、乾燥に時間がかかるため、作業完了は火曜日の今日になってしまいました。

詳しくは続きをどうぞ・・・

水性ウエザリングペイント

3号突撃砲G後期型 水性ウエザリングペイントで履帯の汚し

まずは基本となる乾いた泥汚れを付けます。専用の溶剤で溶いたファインダスト(ベージュ色)を流していきます。この写真は塗ったばかりで、まだ濡れているので色が出ていますが、乾くと結構薄くなってしまいます。どうやら薄めすぎたようです。再度塗り重ねてもう少し濃い感じにしました。

モデルカステンの可動式履帯は、非常に繊細なので、エナメル系のウエザリング塗料を使うと、あっと言う間にバラバラになってしまいます。ですが、水性ウエザリングペイントならば、安心感が違います。ジャブジャブ塗っても全然平気です。これはありがたいです。

草を含んだ湿った土

情景テクスチャーペイント 草カーキ

次は履帯の溝にはまり込んだ泥です。今回は草を含んだ泥にしようと思ったので、タミヤの情景テクスチャーペイントの「草カーキ」を使います。でもこのままでは、車体に塗った泥と色味がかなり違うので、水性ウエザリングペイントを混ぜて同じ様な色にします。どちらも水性塗料なので、良く混ざります。

3号突撃砲G後期型 履帯の泥汚れ

草の混ざった泥汚れを履帯に塗っていきます。これは作業の途中なのですが、全然足りません。それと思ったよりも暗い色味になってしまっています。もう少し明るく調色し直して、さらに塗り足します。

3号突撃砲G後期型 履帯の汚し

結構泥だらけになりました。ピグメントで作った泥汚れなので、乾いてもちゃんと定着してくれています。作業が終わった後も、机の上は粉っぽくなりません。ちょっと時間はかかるものの、ほんとにごきげんですね。

履帯の地面と擦れる部分は、最初から泥が付かないように、草混じりの泥を塗っては、その部分だけ拭き取りました。最初のうちは綿棒を使っていたのですが、綿棒はすぐにほつれてくるので、使い勝手があまりよくありません。面倒になって、指の腹で拭き取っていたのですが、これが大正解です。人の指の柔らかさって、凸凹の凸部の塗料を拭き取るのに最適です。まぁ、指は汚れますけどね。

地面と擦れる部分に金属光沢をもたせるために、そこのダークアイアンを塗り、乾いたら綿棒でこすって金属光沢を出しました。銀ブラシよりも落ち着いた感じで、私は好きです。

3号突撃砲G後期型 履帯の裏側

履帯の裏側(内側?)の転輪と擦れる部分は泥が落ちるので、ここにも金属光沢を付けます。ここはエンピツを使いました。お手軽で良いです。

3号突撃砲G後期型 転輪のガイドホーンの仕上げ

転輪のガイドホーンを仕上げます。ここはエンピツでゴリゴリすると壊れそうなので、メタルカラーのダークアイアンを使いました。先っぽだけ金属光沢がでています。

作業をしていて気づいたのですが、一箇所ガイドホーンが取れちゃってます。余分のパーツを探したのですが、どういうわけか見つかりません。結構余っているはずなのに変です(T_T)
ただ、可動式履帯なので、はめてから少しは動かせます。ちょうどどれかの車輪の影になる場所に動かせば、黙っていれば分からないレベルにごまかせます。

履帯の組み付け

3号突撃砲G後期型 履帯の組付け

いよいよ履帯の組み付けです。とりあえず邪魔になる起動輪は外して、誘導輪側から上に履帯を通します。前後の向きを間違えないようにしないとね。ホントは左右も違うのですが、何だかよく分からないので、適当です。タブン合っていると思うのですが、あまりに細かすぎて分かりません。

3号突撃砲G後期型 履帯の連結

履帯は起動輪のところで連結します。上から来た履帯と、下から来た履帯を起動輪の歯に引っかけます。こうすれば接着していなくてもピッタリと重なります。連結の穴が重なったら、そこに連結ピンをさして固定します。連結ピンもなくしたのかとあせりましたが、こちらはちゃんとありました。連結ピンは無塗装なので、筆塗りで履帯色を塗り、その上から水性ウエザリングペイントを塗って仕上げました。

第4転輪と第5転輪の間をよく見ると、ガイドホーンがありません。起動輪をゆっくりと回して、履帯を2コマほど動かしてやれば、ガイドホーンの欠けた部分は転輪の下になって見えなくなります。えへへ・・・

3号突撃砲G後期型 履帯の汚しと組付け

湿った土の草原を走ってきた3号突撃砲G後期型になりました。やっぱり戦車模型はこうでなくっちゃね。次回は車体上部を汚します。そしてどっさり積んだ荷物の製作に入ります。長かった製作記もだんだんゴールが見えてきます。F1制作復帰のリハビリのつもりで始めた制作が、エライコト(名古屋弁でたいへんなこと)になってしまいました。さぁ、もうひとがんばりっと!

(全作品完成まで あと116)

いわゆる年度末は毎年仕事が忙しいのですが、今年は特にてんやわんやでした。でも4月も2週目に入るとかなり余裕がでてきました。それで制作記も進んでいます。5月の連休明けからはまた忙しくなるのですが、しばらくはのんびりします。

そんなわけで、明日はお休みをいただいて、久しぶりに登山に行ってこようかと思っています。経営者なんで、有給とかないんですけどね、働き方改革ってやつです(笑)。山飯の材料の下ごしらえや、荷物の準備を済ませました。後は天気予報通り、8時頃には近畿地方の天気はよくなることをお祈りします。そうなんです、明日は滋賀県の山に行って来ます。

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“3号突撃砲G後期型 その43 履帯の汚しと組付け” への2件のフィードバック

  1. tomboy07 より:

    根生さん

    今晩は。
    Ⅲ突G型、もうすぐ完成ですね。
    ドラゴンのⅢ突G型は、同じドラゴンのⅢ突F/8型の余剰部品で戦車車台型に改装したことがあります。
    ドラゴンのⅢ突は、精度が高いので、組んでいて気持ち良いですね。
    指をお使いですが、私も使う時があります。
    履帯の接地面の銀色の塗りつけに使ってます。
    根生さんの拭き取りとは逆です(笑)

    • 根生 より:

      tomboy07さん、こんにちは。
      コメントありがとうございます。
      指はいいですよね。なんたってタダですから、コスパ最高です。
      銀ブラシにもいいですよね。指先はコントロールがしやすいので、平らな凸部を拭いたり塗ったりするのに最適ですよね。

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