マクラーレン・M23 1976年 その8 完成!!
2014年7月23日
Category : 完成 自動車Tags : F1マクラーレン
運転席
運転席を作ります。座席にはシートベルトが付きますが、キットにはデカールが付属しておりそれをそのまま使いました。1/48の飛行機ならいざ知らず、さすがに1/20のカーモデルでデカールのシートベルトはちょっと・・・ですね。でも今回はこのキットはほぼ素組みで行くと決めていたのでこれでOKとします。
シートベルトデカールは複雑な形状をしているので、余白部分がかなりあってそこがテカって不自然なので、その部分だけタミヤの水性塗料のフラットクリアー(フラットベースじゃ無いよ!)を筆塗りしてツヤを調整しました。おかげでシルバリングはまるで見られませんよね。
メーターの後ろ側や座席の後ろの様々な機器にはパイプやらコードやらが付くのでしょうが、今回はパイプの追加はしませんでした。
サイドスカートとタイヤ
車体サイドに付くスカートは紙に印刷されたシールが入っており、それを使います。この期に及んで紙のシールってのも何なんですが、これもそのまま使います。
組み立ててあったタイヤを取り付けます。グッドイヤーのスポンサーロゴはキットには入っていませんでしたが、TABデザインのマルボロデカールセットにタイヤ用が入っていたので、それを使いました。F-1タイヤにメーカーロゴが無いなんて寂し過ぎます。
コクピットフェアリング
風防をクリアイエローで塗装してフェアリングに取り付けます。接着は木工ボンドで行います。乾く前は白いのですが、木工ボンドは乾燥すると透明になるので見えなくなります。しかもガッチリと接着しますしね。
サイドミラーはインレットマーク(金属製のシール)が鏡として付属してきました。小さいのでメッキパーツでもよかったのでしょうが、せっかくなので貼り付けました。
完成!!
これにてマクラーレンM23 1976年 の完成です。リアウイングに大きなシミができたり、カーナンバーとボディの色が微妙に違ったりと不満や失敗の多い作品でしたが、なんとか完成です。写真で見るとその粗がほとんど目立たないのですが、人間の目ってスゴイ性能ですよね。とてもみなさんに直にはお見せできませんね(;^ω^)
モーターライズを前提に作られた古いキットなので、丈夫ではあるのですが随所に再現度で物足りなさを感じるキットでした。新しいキットのハセガワの312T2を作った後なのでなおさら感じますね。でも細かな部分は言われなければ気になりませんし、やっぱりタミヤのキットはカッコ良いですね。
今回も塗装に泣かされました。フェラーリの赤も難しかったのですが、この半透明の蛍光オレンジはさらに難しく、均一の濃度で吹くのはなかなか上手くできませんでした。挙げ句の果てに変なシミもできてしまい、つくづく赤い車の難しさを痛感しました。
ニキ・ラウダのフェラーリ312T2と並べてみました。少し大きめのボリュームのあるボディですね。長身で暴れん坊のハントらしいマシンです。
こうして明るい照明の下で撮影するとたしかにフェラーリが赤でマクラーレンはオレンジ色なのですが、照明が強く当たらない環境ではフェラーリの赤はマクラーレンの蛍光オレンジと並ぶとどす黒く見えてしまいます。このカラーをチョイスしたマルボロの作戦勝ちって感じですね。映画の中ではどちらも赤に見えましたからね。
(全作品完成まで あと88)
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