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スホーイ・Su-33フランカーD Op.393 制作開始

Category : 飛行機

Scale : 1/48 Maker : キネティック Post : 393-1

スホーイ・Su-33フランカーD 1/48 キネティック

スホーイ・Su-27 フランカーはアメリカのF-15イーグルやF-14トムキャットに対抗するために作られた格闘性能の高い大型の戦闘機です。平べったい大きな機体や2枚の垂直尾翼などよく似ていますよね。

そのSu-27フランカーに着艦フックと姿勢制御のためのカナード(小さな翼)を付けて艦載機仕様としたのがSu-33フランカーDです。見た目はあまり違いが分からないですよね。

フランカーは燃料を全部機体内部に搭載しているので非常に大型の機体をしています。これで一人乗りですから、その機動性能を考えると、まるで観光バスサイズのスポーツカーですよね。

フランカーの機動性能は驚くほどで、ネットにたくさんある動画を見るとただ唖然とするばかりです。でも私にとってフランカーの魅力はその性能よりも美しいスタイルにあります。初めて見たときに「なってカッコイイ、それでいてキレイな曲線なんだろう・・・」と感心したのを覚えています。

今回作るのはキネティックというメーカーの1/48で、1月に出たばかりの新製品です。定価が1万円を超える大型キットで、普段なら絶対に買わないような(オイオイ)キットなのですが、プラモデル&ツールカタログ2016というムックの作例の依頼を受けて作ることとなりました。なんで戦車屋の私のところに飛行機や船ばかり依頼が来るんでしょうね。しかも今回は大物です。頑張らなくっちゃ。

それでは実際の制作記はつづきをどうぞ…

コクピットの組み立て

コクピットの組み立て

飛行機プラモの製作はまず最初に機体内部に組み込むコクピットの製作から入るのが定番です。非常に大柄の機体ではありますが、さすがに一人乗りです。ゆったりとはしていても大きさは1/48なので小さな物です。

びっしりと並んだ計器やスイッチだけで無く、ほとんど見えなくなる射出シートの後ろ側の壁面もちゃんとモールドされています。メーカーの意気込みを感じますね。

射出シートのく見立て

射出シートを組み立てます。20個近いパーツからなっており、インジェクションキットとしてはなかなかのできばえです。足元の保護板(ですよね?)もエッチングパーツで用意されています。

コクピットの組み立て

座席は仮り組みで置いているだけです。取り付けてしまうとさすがに塗装が大変そうですからね。計器板や操作盤はデカールなどは一切入っていません。全部自分で調べて塗り分けないといけないようです。これは大変ですね。

コクピットの組み立て

ペダルはエッチングパーツで用意されています。ここまで再現されていても、完成後はあまり見えなくなるんですよね。でも飛行機のプラモってだいたいいつもこうなんですよね(;^ω^)。

今日はまずここまでです。思いの外進みが悪いのは、ここで塗装作業が入るので切りがいいのと、もうひとつ、CGで描かれた組み立て説明書がとても分かりにくく、パズルのように頭をひねりながら進めているからなんです。飛行機のキットに詳しい人ならいいんでしょうが、どうも私はそこまでの域には達していないので、試行錯誤の連続です。

(全作品完成まで あと99)

 

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