WoT・5号戦車パンター その5 冬期迷彩
2016年6月28日
Category : AFV キャラクター ドイツTags : WoT
真っ白な冬期迷彩は世界的に人気のようで、World of Tanks でもよく設定されているようです。説明書の塗装図でも一押しのようになっているので、ここは乗っかってみます。ただスケールモデルで冬期迷彩を塗るときは塗料が溶けて流れたように表現するのですが、ゲームのCGでは擦れて剥げたように表現されています。実車ではどうかということはともかく、今回はこれに従います。これもやってみたかったんですよね♪
詳しくはつづきをどうぞ…
シリコンバリアー
この擦れて傷だらけに剥げる塗装はアフリカ軍団の車輌を再現するときの技法をそのまま使えます。まずは簡単に上塗りの塗料が剥げるように基本塗装の上からシリコンバリアーを吹きます。シリコンバリアーはレジンをキャストするときの離型剤でして、塗料がくっつきにくくなるんですね。
白塗り
実車でも冬期迷彩は春になると剥がさなければいけなかったので水性塗料が使われました。それで数ヶ月で剥げてくるんですね。
模型でもやっぱり塗膜の弱いタミヤの水性アクリル塗料を吹きます。エッジ部分はほぼ剥がしてしまうので、最初から残し気味に吹きます。
傷ハゲ
100円ショップのダイソーで買った3本100円の筆を使ってエッジを中心にこすって塗膜を剥がします。筆は太い丸筆で、堅くて短い毛が植えられています。これを使ってガシガシこすってやるとだんだん剥げてくれます。シリコンバリアーの威力ですね。
この作業は塗装後触われるくらいまで乾いたらすぐに開始しました。塗料は乾燥直後は塗膜が弱いというのを利用しています。
説明書に印刷されているCGを参考に剥がしていきます。参考にするのは実車では無くゲーム中のCGなんです。まぁ、そっくりというわけには行きませんが、雰囲気が出ればよしとします。
車輪も同様に剥がしますが、こちらは高速で回転して擦れるので、筆をグルグルと回して円形に傷を付けました。
ちなみに白く塗っているのは一番外側の転輪だけです。いくら生真面目なドイツ軍人でも、外の転輪を外してまで見えない奥の転輪に冬期迷彩を塗ることは無いだろうという判断です。これはスケールモデルでもそうしています。
気が済むまで剥がしたら、デカールを貼る箇所にツヤ有りのクリアを塗っておきます。こうしておけばデカールの余白が白く目立つシルバリングを押さえることができるからです。
(全作品完成まで あと108)
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