SAS・ランドローバー ピンクパンサー その4 ジェリカンラック、タイヤ、車体下部の汚し
2014年3月14日
Category : AFV イギリスTags : SASランドローバー
キャビンの床とジェリカンラック
運転席の床にボディの前後をつないだ時の溝ができてしまうのですが、これがなんと1mm近くもある太い溝です。実車にはもちろんそんな溝はありません。
上からプラ板を貼ろうかとかいろいろ対策を考えたのですが、ここまで組んでしまってから正確にプラ板を切り出すのも難しそうなので、パテで埋めてしまいました。もちろんその跡を整形して平にするのは大変ですが、まぁ、ハンドリューターとヤスリでなんとか目立たないまでには持っていきました。
キャビンの左右には水を入れたジェリカンのラックがあるのですが、どうやらこれが折りたたみ式のようで、箱絵を見るとなにやら腕のような物が付いています。そこで細切りのプラ板でそれらしく工作してみました。ちょっと分厚いのですが、無いよりはましってことですね。
ウインカー、ストップランプの修正
ウインカーとストップランプの塗り分けを最初はタミヤの説明書の通りにしたのですが、実車の写真を見るとどうも違うようです。
なんだか気になってきたので、一度溶剤を塗って塗料を剥がして塗り直すことにしました。なにしろクリアパーツなので、上から塗るわけにはいきませんからね。タミヤもリサーチが甘いですね。
タイヤ
このピンクパンサーは砂漠の走破性を高めるために低圧のバルーンタイヤを履いています。自転車のタイヤも空気圧が低いとペダルが重くなりますが、これは地面との転がり抵抗が大きくなったためでして、砂漠を走る車輌も砂で滑りにくくするためにタイヤは大きくて空気圧の低いタイヤを使います。実車の写真を見ても、タミヤの箱絵を見てもタイヤはわずかに凹んでいます。空気のチョッピリ抜けた自転車と同じですね。そこでタイヤの接地する部分をヤスリで少し平に削ります。
Mr.カラーのタイヤブラックで塗装しました。筆塗りです。面倒な作業ですが、モールドがしっかりしているので塗り分けは簡単です。
タイヤを取り付ける前に車体の下部を砂埃色で汚しました。タミヤのデザートイエローを軽~く吹き付けただけなんですけどね。
タイヤは元々回転するように組み立てられるのですが、一部を削って凹ませてあるので、回転してもらっては困ります。そのまま位置を決めたら接着剤を流し込んで固めてしまいました。これでもう走らせて遊べません(笑)。
(全作品完成まで あと85)
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