World of Tanks・5号戦車パンター Op.397 制作開始
2016年5月16日
Category : AFV キャラクター ドイツTags : WoTパンター
大人気のオンラインゲームの World of Tanks。実際に存在した戦車がリアルなCGで登場し、白熱のバトルを繰り広げます。私も以前少しやってみたことがあるのですが、まるで才能が無いのか、やられてばかりなので止めてしまいました(;^ω^)
さて、その WoT に登場する戦車達がプラモデルとして発売されることになりました。中味は古いイタレリのキットですが、おまけ付きで発売となります。通常イタレリのキットはタミヤが輸入することになっているのですが、このシリーズに関してはプラッツが輸入元らしいです。
キットにはゲームで使えるアイテムがもらえるコードが入っていたり、ポスターや資料なんかも入っており、マニアには堪えられないでしょうね。
実は静岡のホビーショーでこのキットが発表になったのですが、そのための見本を作るのを依頼されまして、一足お先にキットが手元に届いたと言うことです。ですから実際の製作はまだ梅が咲く早春のころに行われました。
パンター戦車はドイツ軍の5号戦車パンターで、ソ連軍のT-34の優れた傾斜装甲に衝撃を受けたドイツ軍によって設計された新時代の主力戦車です。その設計思想は6号戦車のタイガー1型よりも進んでおり、まもなくタイガー戦車もパンターをスケールアップした2型、つまりキングタイガーへと発展します。製品名には記載はありませんが、そんなパンター戦車の中でも今回作るのは最後の量産型のG後期型です。
制作記はつづきをどうぞ…
シャーシの組み立て
シャーシは前後にパーツをつなぐような設計になっており、本来存在しない箇所にパーツのつなぎ目ができてしまいます。パンターは上部転輪が無いので、このつなぎ目が割と良く見えてしまうので、ここはパテで埋めてしっかりと消しておきます。
足回りの組み立て
足回りを組み立てます。サスペンションアームを車体に接着し、大きな千鳥配列の転輪を差し込んでいきます。まだ仮り組み状態なので接着は塗装をしてからです。
履帯は古いタイプの軟質プラ製でプラモ用の接着剤はおろか瞬着でも付けることが出来ません。ここは昔ながらの焼き止めですね。
焼き止めは説明書ではドライバーの先を暖めて…と書かれているのですが、私はヒートペンを持っているので、ヒートペンの温度を低めに設定して焼き止めをしました。
片側ごとに2本の履帯パーツをつなぐ様になっているので、4箇所を連結することになるのですが、1つ失敗してしまい切れてしまいました。この場合しかたがないのでホチキスで留めることにします。
ホチキスは転輪で隠れる位置で留めればこのように隠してしまうこともできます。失敗したのが1箇所だけで良かったです(;^_^A
履帯の垂れ
上部転輪の無いパンターでは履帯はだらりと垂れています。接着可能なベルト式履帯の場合は転輪に接着してしまうのですが、この軟式プラは接着できません。
そこで車体に穴を開けてピアノ線を通し、これで履帯を押さえ込みます。
第2転輪と第8転輪の上あたりにピアノ線を通します。ピアノ線は0.8mmを使いました。真鍮線では履帯の戻る力に負けてしまいますし、ピアノ線ならば0.8mmという細さでも負けませんし、黒くて細いので目立ちません。
もう少し本数を増やせばより自然にできるかも知れませんが、目立たせたくないので、2本で止めておきます。
(全作品完成まで あと103)
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