ソビエト戦車・BT-7 1935年型 Op.215
2010年7月10日
Category : AFV ソビエト連邦Tags : BT-7
タミヤの新製品を電撃制作

ソビエト戦車・BT-7 1935年型 1/35 タミヤ
タミヤの今年のホビーショーの目玉製品はAFVではこのソビエトの快速戦車BT-7でしょう。私は以前イースタンエクスプレスの製品を作ったのですが、制作途中にこの発表を聞き、言葉に詰まりました。着手する前だったらイースタンのBTはお蔵入りだったかもしれませんね。
世間ではなんでBT、ってことも言われていますが、海外での評価はまんざらでもないらしく、私なんかも結構喜んだ口です。イースタンを作ったばかりとは言え、こいつは一つ出たら作ろうかな・・・なんて思っていました。
そんな発売をあと1週間ほどに控えた昨日、業者さんが一斉に有力模型店にサンプルを配りました。そんなサンプルの一つをゲットすることができました。要は急いで作って発売日までに完成品を店頭に並べなさいという指令の見返りに、発売前の新製品を作る栄誉に預かったというわけです。
頂いたキットはタミヤらしからぬ成形色のプラで作られており、製品もこの通りかは不明です。ホビーショーでのランナーはソ連戦車らしく緑色をしていましたからね。
さらにパッケージも印刷されておらず、この箱絵の写真はタミヤのホームページから写真をくすねてきたものです。ゴメンナサイ・・・
組み立て完了
なにはともあれ、全ての制作を中断してでもこのキットの制作を優先し、できるだけ早く作ることにしたのですが、今日は土曜日なのに午前中仕事があり、着手できたのが3時頃でした。それでもさすがはタミヤです、夜にはなんとか形になりました。運転席のハッチは塗装のために外してあります。
エンジンデッキのグリルは非常に細かなメッシュのエッチングパーツが標準で付属しています。 グリルは上の部分だけでなく、横の細長い網もちゃんと忘れずに再現されています。イースタンの時は自分で金網を切ったんですよ・・・
金網をキレイな曲線で曲げるための治具が付属しています。適当に曲げてから治具で挟み、ギュッと押しつけると、だれでも簡単にこの形になります。これはすばらしいですね。
金網の下には寒冷時にふたをするためのルーバーがちゃんと入っています。端っこをやすりで削って薄々にしてみたのですが、網目が細かすぎてまるで見えません。
金属製のチェーンも付属します。良いアクセントになりますね。
ヘッドライトのレンズも運転席のクラッペと一緒にクリアパーツになっています。やっとドラゴンに追いついたってとこですね。
砲塔内部は主砲の砲尾同軸機銃くらいが再現されています。BTのハッチは非常に大きく中が丸見えになるので、これくらいの再現では少々物足りないので、閉めちゃうことにしました。
イースタンの時にはチンプンカンプンだった操舵機構が明快に組み立てられるようになっています。なるほどこうだったのか・・・と感心すると同時に、イースタンで間違っていなかったことがわかりホッとしています。
話は前後しますが、車体は箱組で組み立てるのですが、さすがはタミヤという精度でピッタリとパーツが合いますし、中には補強の桟も入るので、入念なすりあわせなしでもカッチリと組み上がります。
明日はいよいよ塗装をしましょう。
(全作品完成まで あと77)
コメントを残す