Advance beyond the Park その4 公園の壁の塗装
2014年10月25日
Category : ジオラマTags : M4シャーマンアメリカ歩兵地面
石畳に続いて公園の壁を塗ります。別に何色で塗れと決められているわけじゃ無いのですが、だいたい箱絵のカラーで塗っています。塗装はほぼ水性アクリル塗料のアメリカーナです。このように大きな面積を塗るときはアメリカーナのコスパの高さはありがたいですね。トールペイント用の塗料ですから、プラモ用塗料とは1桁単価が違います。
鉄でできたフェンスは下塗りをこげ茶で塗って、その上から少しくすんだグリーンを塗り、さらに塗装が剥げた感じにしたのですが、やりすぎて、茶色にしか見えません。まぁ、戦争も6年目に入り公園などの整備にまわす予算やペンキもなく荒れてきているはずですから、サビサビでいいと思います。
汚しはエナメルです。フィルバート・コームという先が歯抜けになった平筆を使って全体に筋を入れ、さらに太い雨だれは面相筆で追加しました。もう少し汚してもいいかもしれませんね。このあたりは最後の仕上げで調整しましょう。
公園の壁の公園側です。チラリと再現されている公園の地面はタミヤのテクスチャーペイントです。壁際の湿った地面ですからもう少し暗い色がよかったかも知れませんね。まだ塗ったばかりで固まってませんから、着色や仕上げは乾いてからです。
地面には枯れた雑草を少しだけ生やそうと思っています。あと落ち葉なんかもあるといいかもですね。
公園の壁は煉瓦を積んだ上にセメントで形を作って着色してあるようで、崩れた断面には煉瓦が露出しています。煉瓦はアメリカーナの赤茶色で塗っているのですが、煉瓦をつないでいる漆喰は塗料じゃないんです。実はこれタミヤのコンパウンドを練り込んであります。コンパウンドは粘度が高いので漆喰のように入り込んでくれますし、色も白いので丁度いいですね。
道路にピグメントをまき散らします。戦時下の道路ですからね、ホコリっぽいと思いますよ。まいたピグメントはMIGピグメントのドライマッドとインダストリアルシティダストです。これでコントラストがきつかった石畳の目地も少し落ち着いてくれました。だんだんとそれっぽくなってきてくれますね。なんとか今月中に完成させねば。
(全作品完成まで あと87)
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