アメリカ海軍・航空母艦ワスプその10 艦載艇、ボート、エレベーター

アメリカ海軍・航空母艦ワスプ　その10　艦載艇、ボート、エレベーター

2019年5月10日

Scale : 1/700 Maker : アオシマ Post : 460-10

艦載艇や救命ボートを塗装して取り付けました。また破損するといけないので最後まで取って置いた、船外のエレベーターや乗降用のラッタル、そして飛行甲板のエレベーターの周囲にある転落防止用の柵を取り付けました。これで空母本体の組み立ては完了です。

詳しくはつづきをどうぞ…

救命ボート

救命ボートを塗装して取り付けました。実は救命ボートの色をどうしようか迷っていました。それでここまで制作を引っ張ってしまっていました。というのも塗装図では船体と同じ色で迷彩模様に合わせた色になっているのですが、自分的にはほんとにそうなのか納得できなかったんです。ネットで他のモデラーさんの作例や実艦の写真とかを探したのですが、よくわかりません。そこでボートは私的解釈で全部同じ船体の基本色で塗ることにしました。ボートを取り付けているベルトはモールドされていなかったのですが、適当に描き込んでおきました。1/700なのでこれで十分です。

艦載艇

艦載艇を塗装して乗せます。こちらも救命ボート以上に何色で塗っていいやら分からないので、適当に塗分けて乗せちゃいました。決してこのブログの作例を参考にしないでくださいね。なんの根拠もありませんから(オイオイ)

乗降用のラッタル

普段は折りたたまれていると思うのですが、せっかくパーツが入っているので付けちゃいました。貧乏性なもんで・・・(;^ω^)

エレベーター

船の側面に取り付けられた折りたたみ式のエレベーターです。プラパーツはたたんだ状態のものが入っているのですが、エッチングパーツは展開した状態で作る事ができます。そこでこの特徴的な船外のエレベーターを使っている状態で作る事にしました。丁度上手い具合に飛行機を出し入れするためのシャッターも開けることができたので、開けちゃいました。ちゃんと中の床もパーツで入っていて組み込まれていたので、筆塗りで塗装もすませました。

エレベーターが一番下に下がった状態の時はエレベーターの床と格納庫の床がくっつきそうに見えるのですが、一番上に上がった状態では飛行甲板とエレベーターの床の間に隙間ができそうな気がします。もしかしてエレベーターって円運動で上下するだけでなく、飛行機を乗せている部分が前後するのでしょうか？そんな風にはあんまり見えないんですけどね・・・

これがエレベーターのパーツです。写真を見ると腕の付け根に太いバーが付いているので、1mmのプラ棒を接着してそのバーを再現しました。この方が丈夫になるし、正確に長方形に組むことができるので一石二鳥です。

それにしてもよくこんな恐そうな装置で飛行機を上げ下げしますね。エレベーターで移動させている飛行機にもちゃんと人が乗ってますしね(;´Д`)

対空機関銃

この部分の対空機関銃を取り付け忘れていたので、付けておきました。救命ボートを付けていて気づきました。うっかりです。

飛行甲板エレベーターの安全柵

飛行甲板のエレベーターが下がっているときに作業員とかが落っこちちゃうのを防ぐための柵を取り付けました。これって手でつけてるんでしょうか？それとも床から自動でニョキッと生えてくるんでしょうかね。正確に枠に合わなければいけないのでしょうが、微妙にずれているのはご愛敬です。

クリアコート

さて、これですべてのパーツの取り付けが完了しました。後は艦載機を乗せるだけです。艦載機の塗装の準備を進めながら空母はスミイレの下地として半ツヤのクリアを吹きます。船体の塗装色は飛行機のカラーを流用しているので、ツヤ消しの部分と半ツヤの部分があります。半ツヤのクリアで一度ツヤを統一します。さらにその時に筆塗りでできたツヤムラも目立たなくなります。さらにさらに、半ツヤとすることでスミ入れ塗料が必要以上に残らずに薄汚くなりすぎるのを防いでくれます。とまぁ、一石三丁なんですね。

(全作品完成まで　あと126)

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