零式艦上戦闘機22型 その2 機体の組立て
2015年2月16日
今回は機体を士の字に組み立てます。1/72はいくら精密にできたキットでもやっぱりそれなりにパーツ数が少ないのであっと言う間に形になってくれます。作りたい気持ちをそのままに完成まで突っ走れそうでうれしいですね。
詳しくはつづきをどうぞ
コクピットのスミ入れ
コクピットの壁面にスミ入れをします。拭き取りが困難なので薄めたスミを流すだけになります。
スミ入れができたらいよいよコクピットパーツを機体に挟み込んで胴体を組み立てます。
パネルラインの修正
飛行機のプラモの胴体は大抵は左右の貼り合わせになります。そのため機体の上下に合わせ目ができます。
ところが零戦は機体の中央は一枚の別パネルになっており、中央には合わせ目ができません。ここはとても目立つ位置なので消してやらねばならないのですが、これがなかなか大変です。
ちなみに以前作ったタミヤの1/32の零戦はここが1枚の別パーツになっており、合わせ目の修正が必要ありません。さすがですね。
パテで埋めてヤスリがけをして合わせ目を消しました。実際にヤスリをかける前にその左右のパネルラインが削れて無くなってしまわないように、深く彫っておきます。この合わせ目近くのパネルラインはもともとモールドが薄いので、最初に彫っておかないと簡単に消えてしまいます。
修正が完了したらサフを吹いて結果を確認してみます。なんとか無くなってくれたようですね。一安心です。
主翼の組立て
主翼は上下を貼り合わせて作るのですが、ランナーからパーツを切り出す際にゲートを大きく残したまま貼り合わせます。
しっかりと接着が固まってから上下のゲートを一緒に処理します。そうすればゲートの処理あとに穴が開いてしまうのを防ぐことができます。これはスケールアビエーションの解説の受け売りです。(^^ゞ
主翼を胴体に接着します。そのまま着けただけでは付け根に少し隙間が空いてしまうのと、上反角が少し不足するので、テープで引っ張ってキッチリと隙間無く接着してやります。
接着剤を流し込んで、このまま一晩置けばしっかりくっついてくれるでしょう。
尾翼の組立て
水平尾翼は1枚のパーツなので、そのまま接着するだけです。左右をよく見てちゃんと一直線になるようにします。
これで飛行機の形、いわゆる「士の字」になりました。ここで子どもならぶ~んと言いながら飛行機を持って部屋中を走り回るのでしょうが、いい歳の大人なのでそんなことはしません。ガマンします(+_+)\バキッ!
(全作品完成まで あと100)
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