黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型その14 OVMの仕上げとシュルツェンの取り付け

黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型　その14　OVMの仕上げとシュルツェンの取り付け

2020年5月4日

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 476-14

ここまで作ってきて大変なことに気づきました。どういうわけか最初からこの三突が後期型と思い込んでいたのですが、よくよくパッケージを見るとMid Production と書かれています。中期型ですね。あらら、大変申し訳ありませんでしたm(_ _)m
そんなわけで、今回からしれっと中期型で通させていただきます(;^_^A

今回はOVMに錆汚れなどを付けて仕上げます、ここまでくればもうシュルツェンを取り付けられるので、シュルツェンも仕上げて取り付けました。

詳しくはつづきをどうぞ…

OVMの仕上げ

OVMを仕上げます。金属部分には泥状に溶いた錆色のピグメント(黒と赤茶色を混ぜてます)を塗り、乾いたら堅めの筆か綿棒でこすってピグメントを落します。その時にメタルカラーの泥状の皮膜が取れて下から金属光沢があらわれます。これが一番お手軽でそれらしくなるOVMの仕上げです。同様に牽引ワイヤーなんかも仕上げます。OVMの持ち手の木の部分は手で握るあたりをドライブラシなどで黒く汚しています。

雨だれの追加

ウオッシングの拭き取りの時に残る筋で雨だれの汚れはそこそこ再現されているのですが、さらにリベットの周囲とかにAKインターラクティブのストリーキンググライムを流してリベットの周囲の汚れを際立たせるのと同時に、そこから流れる水垢や錆を追加しました。

車体下部の汚し

車体の下部を汚します。ピグメントを追加したり、筆でこすってぼかしたり、アルコールをタラしてシミにしたりしました。

ここで大変なことに気づきました。なんと左側(向かって右側)の履帯の向きを間違えて取り付けてしまっています。いまさら外せません。どうりではめるときに左側は特にキツかったことを思い出しました。なんでその時に気づかなかったんだろう・・・
もうあきらめるしかありません。こうだったと言い張るしか・・・オイオイ
実際にヤクトパンターなんかで左右の履帯をわざわざ逆向きに付けた例があるようです。旋回性能を良くするためとか、壊れやすかったデフギアを守るためとか言われてますが、もしかして当時の戦車兵も私と同じそそっかしいのがいたんじゃ・・・なんて思ったりします。ここは黒騎士中隊です。そんな間抜けな理由のわけはありません、あえて言い切ります。旋回性能を上げるためのこだわりなんだと(キッパリ！)

すみません、ホントに間違えました。みなさんも履帯をはめるときは充分に注意してくださいね(+_+)＼バキッ!

後もどろんどろんです。三突は軽い車体で機動性がよかったですからね。もう土や埃を思いっきり巻き上げて疾走したと思います。後はしっかり汚れたことでしょう。

シュルツェンの仕上げ

シュルツェンにはキズをいれてからスミイレしたのですが、どうもキズが浅いせいなのか今ひとつ目立ちませんでした。そこでAKインターラクティブのラストストリーク(錆用です)や錆色のピグメントをキズに塗ってスジをいれて、キズが錆びてきている感じにしました。またピグメントを使って土汚れを付けました。

シュルツェンの取り付け

シュルツェンを取り付けます。引っかけただけではボロポロとれちゃうので、アロンアルファで接着しました。シュルツェンの付いている戦車は、その組み立てや塗装、仕上げまで手順に悩むのですが、こうして無事取り付けることが出来るとほっとします。

これで3号突撃砲戦車G中期型はほぼほぼ完成です。次回はオマケのフィギュアを作ります。ホント、外出自粛生活のおかげでお天気最高なのに(T_T)プラモの製作がはかどります。

(全作品完成まで　あと123)

プラモ日記