黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型 その12 スミ入れ
2020年5月2日
Category : AFV ドイツTags : 3号突撃砲
いよいよ仕上げに入っていきます。今回はスミイレをしました。新品の3号突撃砲が少しだけ薄汚れてきます。シュルツェンステーが付いているので作業はしにくいのですが、シュルツェンが付くので側面はあまり見えなくなるため、適当でも大丈夫かも(オイオイ)
詳しくはつづきをどうぞ…
スミ入れ
スミ入れ塗料を塗ります。使うのはいつものMr.ウエザリングカラーのグランドブラウンです。中くらいの丸筆でスミを入れたい箇所に瓶生で塗料を塗りつけます。このまま触っても取れないくらいに乾かすのですが、だいたいこの塗料は乾燥が早いので、これくらいのサイズの戦車なら塗り終わる頃には最初に塗った部分は充分乾いています。もう少し大型のパンターとかになると何回かに分割して作業しないと乾き過ぎちゃいます。
拭き取り
溶剤を染ませた平筆で塗料を拭き取っていきます。どんなに頑張って拭き取っても塗料は表面に残ります。特にパネルラインや入り隅には残りやすいので、陰影がクッキリしてきます。また平らな面ではスジのように残るので、雨だれの方向に拭き取って残ったスジが自然な感じになるようにします。
今回はあまり派手に汚すつもりはなかったのですが、表面の半ツヤの調子がつや消しに寄っていたのか、思ったよりも薄汚くなってしまいました。このあたりのコントロールは難しいですね。上手くドンピシャにはまるときもあるのですが、今回のようにちょっと思っていたのとは違う仕上がりになることもあります。まぁ、許容範囲ですけどね。
シュルツェンのスミ入れ
シュルツェンはスミイレをする前にひっかき傷を付けました。戦車は運転席からはあまり周囲が見えないのですが、戦車そのものが頑丈にできているので、場合によっては木や建物など周りのモノをなぎ倒して進むことも多かったと思います。そのため側面のシュルツェンは傷だらけだったんじゃないかと思います。そこでシュルツェンにデザインナイフの刃先でひっかき傷を付けました。浅い傷や深い傷を定規を使って何本か入れました。
シュルツェンにスミイレをします。真っ平らなシュルツェンは汚れが残りにくいので表面は半ツヤではなくツヤ消しで仕上げてあります。そのため車体よりは筋がたくさん残っています。ですが、せっかく入れた傷にはあまりスミ入れ塗料が残っていません。ちょっと期待外れです。ここはさらに汚す必要がありそうですね。でも今日はここまでです。
(全作品完成まで あと123)
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