黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型その9 基本塗装

黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型　その9　基本塗装

2020年4月29日

Category : AFV ドイツTags : 3号突撃砲

Scale : 1/35 Maker : サイバーホビー Post : 476-9

今回からいよいよ塗装開始です。まずはサフ吹きから基本塗装まですませました。またついでに履帯も塗装しました。

詳しくはつづきをどうぞ…

サフ吹き

塗装に入る前に金属パーツにメタルプライマーを塗ります。塗料の食いつきがまるで違いますからね。もちろんアルミ製のシュルツェンにもメタルプライマーを吹いておきました。

サーフェイサーは自家製の影色のサフを使います。彩度を落としたチャコールグレーで、黒サフとマホガニーサフを同量混ぜ、そこにグレーのサフを少し混ぜて明度を調整しています。

基本塗装(暗色)

基本色のダークイエローに影色を少量混ぜて作った暗色を使って影になる部分の塗装をします。傾斜装甲を持つ車輌の場合暗色で塗装するのはほぼフェンダーより下の車体下部になります。それ以外は垂直な面も暗色で塗装しました。

天板の裏側

天板の裏側を塗装しました。戦闘室内部を塗装したときにいっしょに済ませておけば良かったのですが、忘れてました。天板は車体に接着しなくてもピッタリとはまります。キューポラのハッチもはめ込んだだけですが、とれません。それでも隙間から塗料が中に漏れるといけないのでマスキングテープで目止めしておきます。

転輪の塗装

転輪を塗装します。サフを吹いた後でゴム部分をタイヤブラックで塗装します。そして最後に製図用のテンプレートを使って中心の車体色部分を吹きます。テンプレートは0.5mm刻みなんですが、だいたいこれで合うサイズがみつかります。

履帯の塗装

履帯を塗装します。以前はモデルカステンの履帯用の塗料を購入して使っていたのですが、私が使っている自家製の影色のサフとほとんど同じ色なので、影色のサフを使って塗装しています。サフだけに隠蔽力も高く塗装がはかどります。

塗装してしまうと左右の履帯が見分けがつかなくなるので、こうして目印を付けておきます。これで一安心です。

基本塗装(基本色)

基本色のダークイエローを使って残りの部分を塗装します。シュルツェンのステーなどは上から吹いて、下側に付かないようにします。

基本塗装(明色)

次にハイライトを入れます。ダークイエローに白を少しだけ加えた明色を使って光が強く当たる部分にだけ吹きます。車長用のハッチに吹いていないのは、完成形ではハッチは開いている状態で仕上げる予定だからです。キューポラでは周囲の輪っかの部分だけ明色を吹いています。

予備転輪はエンジンデッキの上に水平に置かれているので光が良く当たります。そのため車体色部分は明色で塗装しています。暗色で塗られている他の転輪と比べると色味の違いがよくわかると思います。

シュルツェンの基本塗装

シュルツェンを塗装します。上が暗色で塗った裏側で、下が基本色で塗った表側です。どちらも剥げやすい金属ですから、メタルプライマー、サーフェイサーをしっかり塗って、そのうえからさらに塗料をしっかりと乗せています。

これで基本塗装は完了です。このまま迷彩塗装に進みたいのですが、ちょっと長くなったので今日はここまでです。明日は迷彩塗装ですね。

(全作品完成まで　あと123)

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