黒騎士物語・3号突撃砲戦車G中期型 その13 車体下部の汚しと足回りの組み付け
2020年5月3日
Category : AFV ドイツTags : 3号突撃砲
車体下部と足回りのパーツを汚して組み付けました。ここまでくるとやっと車体に履帯が付いて戦車らしくなります。
詳しくはつづきをどうぞ…
車体下部の汚し
車体下部の側面を汚します。全体に泥状に溶いたピグメントを薄く塗って汚くしてから、さらに追加でピグメントを足していきます。少し濃い茶色のウエザリングペーストを塗りつけたり、さらに濡れた状態にするにはウエザリングペーストのクリアを使ったりして汚れた車体を再現していきます。この作業はなかなか楽しくて、いつまでもやっていたいのですがやり過ぎるとドロドロになっちゃうので、そこそこで止めておきます。
車輪の汚し
車輪はアルコールで薄く溶いたピグメントを塗り、濡れた状態でさらに異なる色のピグメントを軽くまぶしたりして変化を付けます。ピグメントが乾いたら筆でこすって余分を落とします。奥まった所は多少残し気味になるように意識しています。
転輪のゴム部分は擦れて泥が落ちやすいので、アルコールを染ませた綿棒で拭き取っています。また起動輪の歯と誘導輪の履帯と接する部分は塗料が剥げやすいので、銀ブラシをしています。銀色はクロームシルバーではギラギラすぎるのでツヤ消しのチタンシルバーを使っています。
履帯の仕上げ
次に履帯を仕上げます。車輪と同様に溶剤で薄めに溶いたピグメントを塗り、異なる色のピグメントをまだらにまぶします。乾いたら堅めの平筆でこすって余分を落とします。接地部分とガイドホーンの先に銀ブラシをします。こちらもチタンシルバーです。
足回りの組み付け
全てのパーツが揃ったので、足回りを組み付けます。まずは履帯の両端に起動輪と誘導輪を接着します。そして起動輪の軸に接着剤を塗って履帯と起動輪・誘導輪を車体に接着します。この時、上部転輪は内側だけが車体に付いているので、履帯を上部転輪にも接着します。
次に転輪を取り付けて行くのですが、はめるのにキツイ第1転輪を一番最初に付けます。次に第6転輪、そして第2、第5、第3、第4と外から中へと進めていきます。そして最後に上部転輪の外側を接着してできあがりです。
今回基本塗装の時に履帯を外して、それから5日後が今回なのですが、その間に履帯が少し縮んだようで、はめるのに少し苦労しました。やっぱり基本塗装が終わった段階でもう一度仮り組みしておくべきでした。なんとか切らずにはめることができたのですが、ヒヤヒヤものでした(;^ω^)
これで3号突撃砲戦車G後期型も戦車らしい姿になりました。次回は車体上部のウエザリングを行います。
(全作品完成まで あと123)
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