マクラーレン・M23 1976年 Op.341 制作開始
2014年6月19日
F1グランプリの1976年は大波乱の年で、チャンピオンを独走していたニキ・ラウダがドイツGPで大怪我。しかしわずか4戦を欠場しただけで奇跡の復活。その後ジェームス・ハントと激烈なチャンピオン争いを演じ、結局最終戦、初開催の日本GPでハントが3位に入り、豪雨に棄権したラウダをかわしワールドチャンピオンとなりました。その時のマシンがこのM23です。ラウダの312T2を作ったからにはハントのM23も作らねばなりません。タミヤの再販品を購入しました。
ホントのマルボロカラーは赤と白なのですが、テレビカメラや写真での発色を考慮して蛍光オレンジと白に塗られました。マルボロ・マクラーレンはたしかにホントの赤に塗られたフェラーリよりも鮮やかに見え、マクラーレンこそが赤に見えます。まさにマルボロの作戦勝ちですね。タミヤの専用の蛍光オレンジを使ってどんな感じになるのかとっても楽しみです。
惜しむらくは、このキットが古く、あまり細部までキチンと再現されていないこと。そして、エッチングパーツを手に入れることが出来なかったことが残念です。そしてコレばっかりはどうしようもありませんが、最終戦の日本GPは土砂降りの雨、やっぱりレインタイヤが欲しかったですね。タミヤにはハセガワほどの根性はありませんでしたね。こればっかりはハセガワの勝ちです。新しい金型のハセガワの312T2に比べると見劣りがするため、今ひとつ気合いが入りませんが(オイオイ)、頑張って作りましょう。
タミヤのキットには煙草スポンサー問題でマルボロのデカールは入っていませんが、TABUデザインから発売されているデカールセットを別途購入しました。ここにはたまたまボロとマールのデカールが入っているので(笑)、うまく並び替えればそれらしく見えます(爆)。
車体の組み立てとパーツの整形
車体のパーツを組み立てます。古いキットなのでボディパーツの分割はパネルラインとは関係無いところで行われており、まずはその接着の溝を埋めねばなりません。ガッチリと接着したらグレージングパテを塗って溝を埋めます。
ボディのノーズの部分は実車では外れるのでここにパネルラインがあるのですが、キットでは凸モールドのラインが入っています。凸モールドはキレイに削り取って平らにしたら、ガイドテープを貼ってスジ彫りを彫り直しました。
ボディパーツのあちこちにはヒケがあるので、ヤスリがけで平らにできるところは平らにし、どうしても出来ない部分はパテ埋めです。ノーズやボディの上面、そしてボディサイドも結構ヒケています。真っ平らな面で構成されたM23です。ここは丁寧にヤスって面を出してやりました。
運転席の床や消火器を塗ってボディパーツの上下を貼り合わせます。貼り合わせた合わせ目もパテ埋めで消すことにします。とにかく世話が焼けますね。(;^ω^)
(全作品完成まで あと89)
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