MSM-07量産型ズゴック(MG) その4 内部フレームの塗装
2011年11月1日
Category : キャラクター
内部のフレーム部分を塗装します。外側の装甲版に迷彩をする関係から組み立てた状態でしか装甲版を塗ることができなかったので、内部のフレームにも一部緑色の塗料が回り込んでいます。でも一度装甲版を脱がせて内部フレームだけをもう一度塗装しなおせばOKですよね。こんな塗装手順が使えるのも接着剤を使わないパチ組みのガンプラならではです。
内部フレームの色は未塗装のチタンと設定しました。さびないチタンは軽量化のためにも塗装はない方がいいんですね。手持ちではタミヤのチタンシルバーも持っていますが、メタルカラーのステンレスが私のチタン製の腕時計と色が似ていたのでそちらを使いました。
高温高圧のガスが吹き出すエンジンの噴射口は高速のガスに研磨されてピカピカになってしまっているという設定で、クロームシルバーで塗装しました。
ティッシュでメタルカラーを擦ってつやを出しながら再度組み立てます。なんだかとってもメカっぽいですね。装甲版はカメっぽいですけど(笑)。
ただせっかくチタン色で塗ったのですが完成後はほとんど見えなくなってしまいます。
背中に背負ったエンジンです。せっかくのクロームシルバーですが、あまり目立ちませんね。
手足は多関節になっておりつなぎ目部分は装甲版の隙間から内部フレームがちらりと見えます。ここは外して塗装するのですが、4本を一度にばらすと組み戻すときにパズルをする羽目になるので、1本ずつ作業しました。ズゴックは左右で共通のパーツが多いのですが、なにしろ迷彩塗装が施されていますから、戻す場所はキッチリと決まってしまっています。
壊れやすい手足のパーツは接着しながら組み戻しました。一方簡単には外れない胴体の装甲版ははめ込んであるだけです。
足の裏の噴射口はよく見えますね。ピッカピカです。
爪
ガンプラはよい子も対象にしていますから、怪我をさせないように鋭いパーツは鈍い形で成形されています。悪い子(笑)の大人はこれでは満足できませんから、ヤスリで削って先をとがらせたり刃を薄く鋭くしたりします。
この手の刃は未塗装の金属丸出しですから(塗装はすぐにはげちゃう)、またまたピッカピカのクロームシルバーで塗ることにします。
整形後は研磨剤入りの回転ブラシを使って#3000まで研磨しまし、その上からつやありの黒を塗ります。
最後はスーパーメタリックのクロームシルバーで仕上げます。少々値段が高いのとエアブラシ専用ということですが、ここまでの仕上がりになるので使う価値はありますよね。
ミサイル
頭に並んだミサイルの弾頭は黄色で塗装してみました。本当は黒っぽい色なのですが、ここは危険な香りのする色が強そうでいいですよね(ソウナノ?)
濃い色のプラにキレイに黄色を発色させるために、下地には白サフをたっぷりと塗りました。
組立て完了
細部の塗り分けが出来たので再度組み立てます。これで新品のズゴックのできあがりですね。できあがるまでは不安だったのですが、こうして迷彩塗装ができてみるとほぼイメージ通りの仕上がりです。満足というよりは、ホッとしています(笑)。
(全作品完成まで あと97)
この記事は i-modellers プラモしりとり に掲載された記事 を再編集したものです。
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