零式艦上戦闘機52型 永遠の0 その2 コクピットの塗装と機体の組み立て
2014年5月31日
シートベルトの追加
キットにはシートベルトのデカールが付属しており、まぁそれでも十分なのですが、制作が遅れている罪滅ぼしに(汗)、ファインモールドのシートベルトを追加することにしました。
軟質プラ製の素晴らしく精密なモールドのシートベルトで、立体的なモールドも有り、スケールにしては少々分厚いのですが、人の目で見るに丁度良い精密さです。
ゆっくりと曲げてクセを付けて接着するのですが、接着剤に侵されて折ってしまわないように注意が必要です。震電の時に苦労したので、今回はわりと上手くいきました。何事も経験ですね。
コクピットの塗装
写真がピンぼけになってしまいましたが、コクピットを塗装しました。説明書の指示通りに塗分け、タミヤのスミ入れ塗料のブラックで軽く墨入れしてあります。ダークブラウンを使わなかったのは機体内部色の色味を変えたくなかったからです。
左側面のメーターでカールの1つがゆがんでしまっています。写真に撮るまで気づきませんでした。目が悪いというのは困りものですね。(;^ω^)
コクピット側面の塗装と貼り合わせ
コクピットの側面の壁も塗分けます。こちらも説明書の指示通り塗分け、軽く墨入れをしただけです。コード類を追加すればさらに密度が増しますが、あまり見えなくなるところなのでここで時間を割くのはやめます。
内部の塗装が完了したので機体の左右を貼り合わせます。零戦は丁度背中の位置にパネルラインが無くここは一枚のパネルになっています。1/32の零戦ではここが別パーツになっているので合わせ目処理は必要無いのですが、さすがに1/48でここを別パーツにすることはできなかったみたいなので、がんばって合わせ目を消す必要があります。
ここにペーパーをかけるとその両サイドのパネルラインが消えてしまいそうなので、あらかじめ深く彫り込んでおきます。長いラインをまっすぐに彫るために、HiQパーツのスジボリ用のテープを貼ってガイドにします。これはセロテープの分厚い感じのテープで、透明なので非常に使いやすいです。このテープの横をハセガワのトライツールのスジボリ彫りでケガキました。
スジボリが深くなったらいよいよ合わせ目をヤスリで削って消します。こちらもHiQパーツのサンディングスティックを使い、320番、400番、600番、800番、1000番と進めました。
翼の取り付け
主翼、尾翼を組み立てて貼り付けます。さすがはタミヤ製で非常に精度は高くほとんど隙間無くカッチリ組み上がります。ただパーツのゆがみが若干あるのか、主翼と胴体の間の隙間が少しだけ広い感じがします。パテで埋めて整形してスジボリをし直す・・・というほどのことではないので、溝の深さが気にならない程度にするために、パテを溶剤で溶いて柔らかくして中に塗り込みました。はみ出た部分は溶剤を染ませた平筆で拭き取りました。
作業を進めている内にこの小さなパーツを折ってしまったので、真鍮線で置き換えました。この方がスッキリとしますよね。
真鍮線は0.4mmを使用し、機体に穴を開けて瞬着で固定しました。塗料が良く食いつくようにガイアのマルチプライマーを筆塗りしておきました。
次はいよいよ塗装です。
(全作品完成まで あと90)
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